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2017.08.28
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カテゴリ:レース
レース後のハシケンによるインタビューでほぼ語りつくしている気もしますが、、文章による回想録を残しておきます。

今年は7-8月のイベントが多かったことと、週末の乗鞍の天気が悉く悪かったことで、最終TT@8/19-20のみの乗鞍詣でとなる。肝心のタイムはおよそ57分半。さすがに2014の56'20"には及ばないが、2010に並ぶタイム。(若干の追い風基調だった気はしたが、、^^;)

全日本はよかったものの、2週間後のニセコクラシックでは豪快に脚をつって撃沈。
8月初旬のニセコヒルクライムでは、なかなかの疲労の中でなんとかコースレコードを破るペースを作れたので(優勝は46歳アダムさん@函館)悪くはないと思っていたが、最終TTで57分台なら、遅れることはないだろうと。

要注意選手は、もちろん清宮さんと兼松さん、そして飛ぶ鳥を落とす勢いの田中君、アンダー50kg大久保さん、そして(調子は悪いとは聞くものの)合わせてくるであろうヤベさん。(まさか、、あの男が残ってくるとは、、)

8/24の夕方に、最後の練習で多度山を80%で一本アップした後に、タカユキに付き合ってもらって多度役場横で4本全開スプリント。シューズ、ペダル、ハンドル、サドルは乗鞍だけの年一仕様なので入念にチェックする。

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当日朝は3:30起床。(まぁ眠りについていた感覚はあまりないですが、、)
買っておいたパンを一通り食べた後に、なんとなく7-11メープルカステラに手が伸びてしまい一袋コンプリート。これは完全に余計だったことを4時間後に知る。。

いつも通りGOKISOチームにテントを準備してもらって、6時30すぎから15分ほどローラーで軽くUP。その前に、鈴蘭橋までポジションチェックで軽く走る。

今年から前年入賞者はコールされて最前列からスタートということだったが、コールのタイミングも絶妙でとても集中した状態でスタートが切れた。7時、定刻通りスタート。

まぁ予想されたことだが、、まったりペース。「そりゃこうなりますよね、、」と曳いてくれる矢部さんに声をかけつつ左コーナーへ入る。若いのが勢いよく曳いてくれんかなぁ、、と思っていたら、漢ミヤケンさんが前へ出て来てくれて、、、よろしくお願いします、と。ハイケイデンスの渡辺君とミヤケンさんがメインで曳いてくれて、あとはヤベさんがヌルーッと飛び出す、という展開がずっと続く。一度だけブリッジかけた気もするが、そんなことよりも、、第一CPの1km手前の平坦区間にて痛恨のチェーン落ち。。 本場で10回以上シングルギアで走っている中での、初体験で頭が真っ白になるが、落ち着いて右に寄せてフロントにかけて再スタート。15秒程度のロスだと思うが、集団はもう見えず。。 うーん、さすがにゲレンデ区間までには追いつかないとまずい、、

ただ全開で追う。どうも集団も少しペースダウンしてくれて居たようで(?)、第一CPで集団最後尾に合流。アクエリで喉を潤し、とにかく乱れた呼吸を落ち着ける。旧コンクリ区間まではこのペースで行ってくれないか、と思っていたら、なんと、清宮さんがアタックかけているのが見える。。うーわ。

そして追走してるのが田中君。集団後ろから見てると、、これは放置してると終わってしまうんじゃないかと感じたので、まだ回復途上だが、集団先頭へ出て95%くらいで曳く。

曳き始めて1分くらいはあまり縮まっていなかったが、滝裏区間に入るとぐっと縮まり、34号カーブの手前で吸収。吸収後はとにかく回復に努める。このあたりから妙にシュンスケが並んでくる気がしていたな。。  (あと、カレーパンの味がこみ上げて来て、苦しい中でゲップも数発。。 うーん、例年通りの朝食量だったと思ったが、まだ消化し切れてなかったか。。)

5連ヘアピンを抜けて、またもやヤベさんがするーっと抜け出す。もう旧コンクリ坂まですぐなので温存の方向で。去年は大久保さんを先頭に突っ込んで自分で全開で仕掛けたが、、今年はまだ追走×2のダメージが残っており、とてもじゃないが仕掛ける気も起らず、しのぎの走り。すると、、シュンスケが並んで前へ出てくる。(うーん、、けっこうキツイのだが、シュンスケが先頭に出るということは、そういうペースなのか、、と。そう思い込んでしまったので自ら後ろを振り返ることもせず。)

アタック区間も過ぎてやれやれという冷泉小屋前の緩斜面で田中君がじわーっと上げてくる。おや?と思いつつすぐ後ろに居たのでぴったりと着く。この辺り、珍しくダンシングを多用していた記憶がある。

続く20⇒19号の区間もほぼオールダンシングだった気がするが、特にペースアップはなし。このまま行くかな、と思っていたら、18号過ぎの緩斜面でまたもや田中君のペースアップ。ここもすぐ後ろに居たのでベタ付きで張り付かせてもらう。位ヶ原で喉の渇きは感じていたが、腹がまだ若干苦しかったので給水はパス。

さぁここからが勝負だと気合を入れなおす。(まだ清宮さん、兼松さんはすぐ後ろにいるものだと思っている。)
最初の急こう配のS字コーナーの一発目で、ちらっと後ろを見て、2人しか!!残っていないことを確認する。田中君と清宮さんだと思ったので、これは最後はやはり厳しいいスプリントになると覚悟。。 と、思った次の瞬間くらいに、横から出てきたのがシュンスケだったので一瞬混乱するが、、むしろ心が軽くなる。(11号前の直登区間で田中君と率直な感想を漏らし合ったのは覚えている^^;) これは積極的にスプリントに持ち込むべし。

後ろは3,4人のパックが見えるが、去年みたいなペースダウンに陥らなければ追いつかれないだろうというのと、、この若人二人もこのまま行きたいだろうと。幾分積極的に回しつつ残り距離を刻んで行く。残り2km以降、仕掛け所は3箇所ほどあるが、、富士ヒルのこともあるので、ラスト500mに向けて脚を温存する。

残り500mの急こう配に突入すると、少し田中君が上げ始める。(シュンスケを切るためのペースアップらしい。。) かけてくるとしたらロングスプリントだろうと思っていたが、、300m、200mになっても動きがないので、残り200mから全開でスプリント開始。一切振り返ることなく踏み抜こうと思っていたが、、なんと最終コーナーでまたもやチェーン落ち。。。(恐らくまたトップにギアを入れてしまったのでしょう。) ただとてもスピードに乗っていたので、なんとか降りずにゴールラインを割る。

ふぅ。
また今年も一番で畳平に下ることが出来て、心の底からホッとした。
すぐ後ろにいる若人二人と健闘をたたえ合う。

今年は全くと言っていいほど勝負ドコロでの展開を作れず、ただいい波に乗らせてもらって勝たせて貰った感じだが、もうアラフォーという区切りに突入しているのでまぁよしとしよう。

===============
続く、、予定。

ちなみに、レース一週間ほど前から唱えていたのは、
「祇園精舎の鐘のこえ、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。驕れるものも久しからず(驕っている気はさらさらないが)、ただ春の夜の夢の如し。たけきものも終には滅びぬ、偏に風の前のチリに同じ。」 特に最終行は大いに心が軽くなった気がする。

夏山や ツワモノどもが 夢の跡

また来年も宜しくお願いします。





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最終更新日  2017.08.28 22:22:46
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