カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
紅芯(こうしん)大根は、名前のとおり実の中心部が赤い大根です。普通の大
根、と言うとおかしいですが、スーパーでよく見かける青首大根が細長いのに 対して、紅芯大根は球形に近く、上半分の皮は青首大根と同じく緑色で、下半 分が白いです。青首大根に比べて皮が硬いのは赤かぶのようですが、生で食べ ても大根だきのように煮ても、かぶとは違って実の組織が緻密ではないという ことが判ります。今回は関東煮きのように、ちくわと一緒に煮いてみました。 以前も煮汁が赤くなることがあったので、もしやと思っていましたが、案の定 ちくわが赤く染まりました。赤と言っても、ビーツを使ったボルシチや飛騨の 赤かぶ漬けのような真っ赤ではなく、赤紫に近い色合いです。もしかして、煮 汁の酸性度で赤くなったり青くなったりするのかも、と思いましたが、酢を垂 らすなどの実験はしませんでした。でも、天然色素ですから、それなりの栄養 はあるのでしょう。近郊農家が作っている野菜ですが、思わぬ出会いでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月11日 23時10分35秒
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