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テーマ:韓国!(17286)
カテゴリ:育児・教育
韓国の教育のすごさはみなさんご存知の通り。 って言っても日本人オンマの中で子供を育てあげたっていう知り合いがいないので、実際にはまだわからないことが多い。 先日のはんらさんの日記を読んで、いやあ、中学生ともなると大変だなあと思いつつ、まだまだ先のこと、という感じ。
でも昨日、やはり今年中学に入学した男の子をもつオンマと話をしていたら、おそろしくなってきた。 もちろん、その学校がある地域によって、来る子供たちの雰囲気も相当違いがあるらしい。 うちのほうは庶民的と言えば庶民的。 生活レベルは高いとはいえないだろう。(なんせ32坪アパート住まいが中流家庭の基準ですから)
その子は体が小さい。 明るいし、弱い子ではない(合気道もやってる)のだが、6年生の1年間、同級生からいじめ(というのとちょっと違うのかも知れないが)られていたそうだ。 でもやり返したりしないで、じっと我慢していたらしい。 相手は体がでかく(先生よりもでかい)、テコンドー3段だとか。
ところが中学に入って、そのいじめてた相手とまた同じクラスになってしまったと言うのだ。 こういうのは私も経験あるんだけどねー。 クラス替えで、こいつとだけは、と思ったやつとまた同じクラスになった時の悲しさ(T_T)
ま、それで、いじめがやはり続くのでオンマが先生にも相談したそうだ。 でも先生が生徒に「おい、○○をいじめるなよ」なんていったらやっぱり「言いつけやがった」ってことになったらしい(~_~;)
さすがにオンマも怒って「相手の親にも言わないといけない」って思ったんだけど、子供が言うには、相手の子は両親が離婚していて、おばあちゃんと暮らしているらしいとのこと。 それで家に電話するのは思いとどまって、もう一度先生に電話してみた。 その時に「相手の子はおばあちゃんと住んでるらしいですね」と言う話をチラッとしたところ、先生が「うちのクラスで親が離婚してる家庭が12家庭あるんです」といったそうだ。
これには私もショックを受けた。 確かに韓国の離婚率はすごい。 でも実際にクラスの3分の1以上の家庭が離婚していると聞くと、びっくりしてしまう。
片親だから、離婚してるからどうのって差別する気はないんだけど、やっぱり子供たちは荒れてくるだろう、と思った。 おじいちゃん、おばあちゃんが子供を育ててるという話はよく耳にする。(同居ではなく、おいていってしまう) そんな中で育つ子供たちは本当に大変だ。 もちろん両親がそろっていても大変は大変なんだけど。
やっぱり一番難しいのが中学生ぐらいの思春期。 そういうときに心のカウンセリングだとか、専門的な知識を持った人が学校にいないといけないのではないか、と思ってしまった。 何か事件があったときにだけ必要なのではないと思う。
いじめたりいじめられたり。 その中で耐えられる子はいいかもしれないが、自殺も多いというから深刻だよね。 勉強も大変な上に環境も大変じゃ、韓国の子供たちってこれからどうなるの?って思わされてしまう。
うちのはんちゃん、私に似てちょっと気が弱いし、なんか言われても何にも言い返せないタイプなのよね。 やっぱりテコンドー習わせようかしら(~_~;) って、そういう問題だけじゃないけど、やられ続けないためにはそれなりの強さが必要だ、という話だった。
なんかまだ小学校にも入ってないのにー。 今からこんな心配をしててもしょうがないと思いつつ・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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