映画版「マンマ・ミーア」観てきました
昨日から公開されている「マンマ・ミーア」を観てきました。いつも行く映画館なんだけど、いつもに比べて中年の夫婦が多かったみたい。アバ世代ですね♪ギリシャのある島を舞台に、明日結婚式を迎える娘ソフィが、「パパかもしれない男性」3人を母親にナイショで招待するところから始まります。父親を知らずに育ったソフィが、母の昔の日記を見つけて、ほぼ同時期に関係を持った男性が3人いたということを知ったため。そしてその3人の男性が島にやってくるのですが……。とまあ、このぐらいはテレビの予告編を見ていてもわかりますね(笑)。この映画ミュージカルなんですが、使われている曲が全部アバというところがミソ。なので、ストーリー以前に、懐かしのアバの名曲が次々に聴けるというだけでも、その世代の人間にとってはウレシイですよね。この作品、元はステージのミュージカルとして世界中で演じられているもの。2年前にラスベガスにいったときに、私も観たんです。さすが本場のミュージカルだけあって、歌も踊りもステキでとても楽しかったんですが、いかんせん英語がよくわからなくて(^^;)、肝心のオチのところが?でした。なので、映画ができたと知ったときから、ぜひ観たい!と思っていました。実は今月シンガポールに行ってきたんですが、飛行機の中でやっていたのでラッキー!と思ってみたんですけど。悲しいかな吹き替え版のくせに、歌のところは字幕なし。つまり歌で語るところは意味がわからない。ミュージカルだから半分ぐらい歌なのに。舞台でわからなかった「オチ」の意味はわかったけど、今ひとつ面白くなくて。ということで、今回3度目の正直となりました(笑)。今度はバッチリ意味もわかったし、エーゲ海のきれいな風景も堪能できたし(飛行機の小さなモニタではその辺もイマイチですね)、音楽も大音量で、思いっきり楽しめました。主演のメリル・ストリープ。この前観たのは「プラダを着た悪魔」だったんですけど、あのときとはがらりと違う役でしたが、体当たりで演じている感じ。歌も全部自分で歌ったそうですよ。なかなか上手でした。テレビで誰かが「歌でセリフをあれだけ聴かせるのはさすが」と褒めていましたが、確かにとてもよかったと思います。最後にステージ衣装でブリブリ歌うシーンは、さすがに年齢を感じさせるけど、映画としてはそれもまた良い味でした。もちろん、歌そのものは舞台の女優さんの方が上手だったけど、映画は顔のアップとかの演出も入るし、「演技力」という点では文句なし。舞台は楽しいだけだったけど、映画では思わず涙してしまうシーンもありました。テレビのCMで「最高にハッピーになれる映画」と宣伝してますけど、まさにその通り。キレイな景色と、ご機嫌な音楽とでルンルン気分で帰ってきました♪まだ、頭の中をアバの歌が駆け巡ってます~。OSTも売れるんでしょうね。《メール便なら送料無料》マンマ・ミーア! MAMMA MIA!(OST)