日本版「魔王」
◆現品限り◆【中古】【全巻】【邦画DVD】魔王/全6巻11話/大野智, 生田斗真, 小林涼子, 田中圭, 忍成修吾 Ltp146[レンタル落ち]【メール便不可】ずいぶんお久しぶりになってしまいました。韓ドラの「魔王」にハマッたという話をちょっと前に書きましたけど、その余波で、日本でのリメイク版も視聴してみました。チュ・ジフンが演じたスンハの役は、嵐の大野君で、オム・テウンの演じた刑事役はジャニーズの生田斗真君。ストーリー展開はほぼオリジナルと同じ。ただし、原作が20話あったのに対し、日本版は11話。CMの関係で1話あたりの時間も短いので、全体としては1/3ぐらいになっちゃうのかな。その分、シン・ミナちゃんが演じていたヘインのお母さんや、スンハの弁護士事務所の事務長さん、といった登場人物がカットされています。女の子は孤児の設定で、事務長さんはいるけど特に役割なし。あと、最終話で、斗真君のお兄さんが捕まった後自殺しちゃったり、兄嫁と不倫してた親友も殺されちゃったり。こんなの韓国版にはなかったような??韓国版に盛り込まれていた、ゲーテがどうの、神の門がどうのという抽象的な話はまったくなく、いろんなことが最初からかなり分かりやすく明示されていたように思います。正直、韓国版は少し間延びしてかったるい場面もあったので、日本版の方がスピーディでよかった面もありますが、やはり一人ひとりの心情を丁寧に描くには少し物足りなかったかなぁ。特に、後半、ヘインや事務長さんという理解者が現れて、やっとスンハも救われるかも……というところでああいう結末になるので、本当に哀れだったけど、事務長さんの役割がない分、その辺が少し薄くなっちゃったような気も。ただ、原作ではどうもオム・テウンの役にあまり感情移入できずにいたのですが、日本版では、生田斗真君もすごくかわいそうで……。顔が美形だったせいもあるかもしれないけど(笑)、ああ、キミもずっと罪を背負って生きてきて辛かったよねぇと思ってしまったのは、描き方にも少し違いがあったのかもしれません。今回、オリジナルを見ていない娘もいっしょに見ていたのですが、途中で「もう毎日魔王のことばかり考えちゃう」といっていたので、やはりこのドラマ、プロット自体がすごくよくできてるんでしょうね。韓国版があまりによかったので、見る前は日本版には期待してなかったんだけど、予想していたよりは、かなり良かったと思います。