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カテゴリ:本
重松清さんのステップを読みました。
結婚三年目、妻が逝った。残された僕らの、新しい生活が始まる 父と娘とやさしい人たちの、ささやかで確かな歩みを描く連作長編。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 結婚三年目、妻が逝った。のこされた僕らの、新しい生活─泣いて笑って、少しずつ前へ。一緒に成長する「パパと娘」を、季節のうつろいとともに描きます。美紀は、どんどん大きくなる。 【目次】(「BOOK」データベースより) ケロ先生/ライカでハロー・グッドバイ/あじさい/キュウリの馬に乗って/サンタ・グランパ/彼岸過迄/バトン/ホップ、ステップ/ジャンプ 先日読んだ重松さんの希望ケ丘の人びとと同じく、お母さんのいない家庭のお話でした。 同じ設定のようでも、全然違うし、どちらも同じぐらい切ない。 普通の家族ということがずっしっと来ました。 若くしてなくなったお母さんと、子育てと仕事にまい進する父とだんだん大きくなっていく娘。 そして、それを見守る義父母と義兄家族。 お父さんの実家が出てこないのがちょっと?でしたが、少しずつ家族って変化していく感じがいいです。 大きな事件も起こらない、普通の家族や命のテーマの重松作品は本当にピカイチだと思います。 こちらの希望ケ丘の人びともおすすめです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.19 17:48:49
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