|
カテゴリ:本
ジョディ・ピコーさんのわたしのなかのあなたを読みました。
アナは白血病を患う姉のために遺伝子操作で生まれてきた。アナが13歳になったとき、姉の病状が悪化。両親はアナから姉への腎臓移植を決意する。だがアナはこれを拒み、両親を相手に訴訟を起こした。前代未聞の裁判と、アナと姉の運命は? 先日、映画を見に行ったときに見た予告で気になった映画が「私の中のあなた」でした。 原作もあるということだったので、読んでみました。 姉のケイトを救うために生まれたアナ。 アナは腎臓移植はしたくないと親を訴えます。 権利や家族や命という問題を考えさせます。 アナが自分だけのために訴えたわけでなく・・・。 翻訳モノはわりと苦手なのですが、自分がこの立場だったらと、いろいろ考えさせられます。 ただ、最後が・・・。 ドラマチックだけど、それでいいのか。 アナやケイトの選択をきちんと見たかった気がします。 映画版もこの終わり方なのかな? 文庫版も出ています。 私の中のあなた(上) 私の中のあなた(下) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|