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カテゴリ:TV・映画・音楽・舞台
今回の会場は初台にある新国立劇場 中劇場。 初めて行ったかもしれないです。 今回はシス・カンパニーの近松心中物語。 演出が劇団☆新感線の”いのうえひでのり”さんということで 行くことにしました。 もちろん、出演者の堤真一さん・宮沢りえさんというのも ありましたが。 とはいえ、どんなにいい役者が出ていても脚本・演出によって 失敗することもあるのでなるべく役者だけで選ばないように しているのも事実です。 中劇場のエントランスには素敵なお花が活けてあったので 思わず写真を。 作:秋元松代 演出:いのうえひでのり ■出演 堤真一 宮沢りえ 池田成志 小池栄子 市川猿弥 立石涼子 小野武彦 銀粉蝶/ 出演者の方は市川猿弥さん以外は皆さん知っている方たちでした。 名前から歌舞伎の方??と 思いながら見て後日調べたらやはり歌舞伎の方でした。 シリアスな話ではあるものの、小池栄子と池田成志が どちらかというと笑いをとる演技だったので、いい意味で 飽きずに最後まで見られたかな。結構笑えたので。 公演時間は休憩入れて2時間半。 でも堤真一と宮沢りえの最後のところでは ちょっと泣いてしまいました。 やはり演技が上手いから引き込まれたのかもしれません。 その中でも小池栄子の演技が私の中では光ってましたね。 舞台で始めの頃より確実に演技が上手くなってるし。 最近は劇団☆新感線の豊洲の劇場が多かったので 今回の舞台装置が昔ながらな感じでちょっと新鮮でした。 黒子が出てきて舞台小道具を動かしたり。 まぁ、機械だと故障とかあるのである意味安心でしたが。 劇場も中劇場というだけあって広すぎなくて見やすかったです。 席は1F14列目とまぁ、肉眼で役者の顔が見れる距離だったのも ラッキーでした。 たまには違う劇団の舞台を見るのも新鮮でいいなと 思いました。 <ものがたり> 時は元禄。大坂新町と言えば、 一夜の悦楽を追い求める男たちが集まる廓街。 そこに、小道具商傘屋の婿養子・与兵衛(池田成志)が、 折り合いの悪い姑お今(銀粉蝶)に追い出され、 ある廓に身を沈めていた。もともと気弱で、 うだつのあがらない亭主だが、女房のお亀(小池栄子)にとっては、 所帯をもってもなお、恋い焦がれる相手。 行方知らずのダメ亭主を案じ悲しむ娘をみかねて、 姑お今が自ら与兵衛を連れ戻しに新町にやってくる。 「二度とこの男を廓に近づけないでくれ」と周囲に念押ししながら、 連れ戻される与兵衛。そんな与兵衛とは対照的に、 廓に縁のなかった飛脚屋亀屋の養子忠兵衛(堤真一)は、 店の丁稚が拾った封書に一分の金が入っていたため、親切心から、 その差出人の槌屋平三郎(小野武彦)を訪ねて 新町に足を踏み入れてしまう。 そこで偶然出会った飛脚仲間の八右衛門(市川猿弥) の強い誘いも 振り切り、店を立ち去ろうとする忠兵衛。 だがその時、店には、出先から戻って来た遊女・梅川(宮沢りえ)が…! 何かに打たれたように、立ちすくみ無言で見つめ合う二人…。 その瞬間から、忠兵衛は憑りつかれたように梅川を追い求め、 店の中へと消えて行く。 ある日、幼馴染の与兵衛のもとに、忠兵衛がやってくる。 愛する梅川の見請け話が持ち上がっていて、 養子の自分には自由になる金もなく、 与兵衛に手付の金だけでも貸してくれと泣きついてきたのだった。 同情した与兵衛は、なんと店の金箪笥をこじ開けて、 そこにあった大金を忠兵衛に渡してしまう。 喜びいさんで新町に戻り、手付金を支払い安堵する 忠兵衛と梅川だったが、運命は二人には微笑まず、更なる難題が…。 そして、店の大金に手を付けたことで家を出た与兵衛と、 それでも夫を慕い追いかける妻・お亀。 <忠兵衛・梅川><与兵衛・お亀>の崖っぷちの男女二組の運命は…? あてのない逃避行へと向かう二組の男女の情念の行く末は…? (シス・カンパニーHPより引用) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.14 12:12:22
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