のんびり歩こうｈａｎａ道を♪

　
　今日は厄日だ。とにかく疲れた一日になった。
　朝から保育所に居ついてる猫に追いかけられ(を参照)、
　仕事は忙しかったし…

　そして何より保育所にダッシュで迎えに行った帰りに事件は起こった
　保育所の門を抜けた瞬間に車がパンクしたものすごい破裂音。
　狭い道なので、とりあえず横の月極駐車場に一時避難するが、ガガガガガーーッという
　ものすごい音をたてながら動く車に心臓バクバク
　すぐに24Hのロードサービスに電話するが、スペアタイアがない場合は
　今日の話にならないかもしれないと言われる。
　スペアタイヤのない車なんて世の中に存在するはずがない。

　待つこと15分。大きなバンでオジサン登場。
　オジサン車のシート下をめくって一言「こりゃスペア積んでないな」
　「・・・・・・・・そんなことあるんですか??」
　スペアタイヤは車の購入時にオプションになってる場合もあるらしく、
　私はつけなかったのではないか??と。そんなん覚えてないし…
　でもここは私の駐車場じゃないからとにかく家には帰らないといけない。
　時間が時間だけにタイヤ交換してくれるスタンドなんてない。
　オジサンが電話していろいろ探してくれたが、やはり明日になると言う。
　そんなこんなしてる間にも30分ほど経過し、私もhanaも体が芯から冷えてきた。
　オジサン「30分待っといてくれ。タイヤ取りに会社に戻ってワシがつけてやる」と。
　嬉しい、嬉しい、嬉しい全然タイプちゃうオッサンやけど、
　ちょっと好きになりそうになった。さすが昭和の男。

　ほんだけど30分また車の中で待つのも寒くてツラかった
　そんな時に限って尿意をもよおす私の膀胱。しゃーないから近くの喫茶に歩いて行き、
　いかにもhanaがトイレに行きたいような事を言ってトイレを借りた。
　いっそ飯でも食ってしまおうかと思ったけど、さすがに人間として間違ってる気がして
　それはあきらめ足早に冷えた車まで戻った。
　それからオジサンにタイヤ交換してもらい、帰宅したのは20時半をまわっていた。

　保育所出てから数秒後にパンクし、帰宅するまでの2時間の寒い車中。
　正直私は少しイライラしそうになったりした。腹もへってるし…(ほとんどコレが原因)
　でもhanaは全く愚図ることなく、寒いも言わず、腹減ったも言わず、
　「オジサンやさしいよね。hana寒くないよ。ママ一緒にお歌で遊ぼう」と
　励ましてくれた。まだ5歳になったばかり。お腹がすいてないはずないのに
　ありがとうhana。ママは一人やったら耐えれんかったかもしれん。暴れたかもしれん。

　もし車にスペアタイヤを積んでない人がいたら、すぐに積みましょう。
　スペアさえあれば、30分ですんでたことが、2時間もかかるんだから