覚悟決めました
水曜日、病院でした。現在の状態は保険適用の抗がん剤に全て耐性が出来、癌が進行している状態。今後の治療というか延命治療の選択を迫られていましたので、主人と母同伴で診察室へ。まあ、びっくり、今が一番白血球が下がる次期ではあったのですが、一週間前、8500の正常値がいきなり1500です。白血球を上げる薬は飲まなくても良いでしょうとの事。次に、今までは正常値だった肝臓の数値が軽度の異常値。CT撮ってみなきゃわからないのですが、いよいよ肝臓転移か?で、たくさんの資料を手元に主治医と一時間近く話しましたよ。こちら側もある程度の知識と情報を持った状態で会話しないと質問も出来ないでしょ。「先生に全ておまかせします」なんてとんでもありません。主治医を信頼していないとかそういう事ではないんですよ。自分の体の事です。自分でも責任を持つべきなんです。まず、治験。現在は胃癌の治験は行っていない。アバスチンについては私の場合、潰瘍があるから出血のリスクが非常に高く危険。ハーセプチンは適合するかしないか調べる必要があり、適合できる人は胃癌の場合少ない。後、2、3年で胃癌でも保険適用になるそうです。九州大学で行っているワクチン療法は該当しないといけない条件があるから検査を必要とする。免疫療法のクリニックについては三か所の資料を持参。そのうちのひとつは知人の知人からの紹介でしたが、医学会では怪しいクリニックで有名。二か所目は、主治医が免疫の専門医じゃないからよくわからないとのこと。最後のクリニックは主治医の紹介です。放射線治療が何故できないのか?私の場合、遠隔転移しているので全身に放射線を当てる事になる。すると非常に毒性が強くQOLが保てない。骨転移とかして痛みをとる時には使う。で、ワクチン療法の検査を依頼。後は主治医の紹介の免疫療法。これについては個々の細胞で治療するのでエビデンスが得られないから保険適用になっていないが、効く人には効く。で、最後に私、これだけは主治医に伝えたい事がありました。私は、怖がり、白衣恐怖症、痛がり、医者に対する不信感、病院嫌い、血液を見たら貧血を起こしてたおれるというくらいの病院嫌い。そんなわたしの白衣恐怖症も病院嫌いも全て払拭してくれたのが主治医なんです。治る治らないは別にして、先生を信頼しているし感謝もしています。主治医は腫瘍内科専門なので抗がん剤が使えなくなったら別の病院へ行かなきゃいけないのだけど、最後まで先生と関わって最期を迎えたい。先生、真面目だから神妙な面持ちで聞いてくれてました。コメントすら咄嗟に出てこないその先生の人間性に私はぬくもりを感じました。で、まだ肝臓に転移したとは決まっていないのですが、形見分け、私が死んだ後にして欲しくないの。死に際も、葬式も全て自分でコーディネートしたいから、部屋の整理してました。でもね、まだあきらめたわけじゃないし、私冷静だから。取り乱したりもしてないから大丈夫。来週の検査で肝臓に転移してたら余命を尋ねます。進化した「ガン免疫療法」Rose Garden Romantic House ずぼら主婦の簡単節約レシピ 私の食べブログ 豆柴物語まりもん