勝利の女神　ほほえみ日記

朝日スポーツ賞授賞式での野茂英雄投手のコメント

今まで賞をもらってきて、大体その場だけというか、
賞をやって終わりみたいな賞ばかりだったので。
それから毎回言っているんですけど・・・。
この賞をもらった方は当然感謝していますが、
あげる方も賞をあげた責任というか
今後その選手をフォローしながら、今後のスポーツを、
その競技を考えていただければいいなと思っています。

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スポーツは文化だ！ということを
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この記事読んで、目が点になっちゃいました？(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ

もちろん、この前には、感謝の言葉と、前置きがあっての
スピーチなのですが・・・

すんごい勇気だな。。。と

ゾクゾクしました

だって、ここには同列で受賞された、
世界体操選手権男子個人総合で日本選手として３１年ぶりに優勝された冨田洋之選手、
世界陸上選手権男子４００メートル障害で２度目の銅メダルを獲得された為末大選手、
長期に渡って指導者として活躍され、国際ソフトボール殿堂入りされた宇津木妙子全日本前監督、
大相撲で史上初７連覇と年間６場所完全制覇を同時に達成された朝青龍明徳関、
日本女子オープン最年少優勝など女子ゴルフブームを巻き起こした宮里藍選手、
０５東京国際女子マラソンで日本選手として６年ぶりに優勝された高橋尚子選手など、
錚々たるトップアスリートがいて、森善朗元首相が祝辞を述べたり、
賞に関わるたくさんの来賓もいたでしょうし、１００人を越す報道陣までもいるのです。

その人たちを前に、この発言・・・
「何勘違いしてるの？」と、誤解を招くことは無いでしょうか？
「こんな席でその発言は・・・」と、批判されたりしないでしょうか？
そういうことが心配にはならないのでしょうか？

私など、記事読んだだけで緊張してしまいましたが、それと同時に
野茂選手のこの発言は、決して高飛車なのではなく、
野茂選手がここに来るまでの野球に対する、また
野球を通してたくさんの関わってくれた方々への感謝や
恩返しの使命感なのではないかと感じるのです。

「やや顔を赤くしながら話すその表情は、真剣そのものだった」
という記事のくだりから、そのことが伺えます。

社会人チームが減ってしまったり、昔からすれば競技人口も減り、
人気も低迷気味の野球界を何とか盛り上げたい！という強い思い。

アメリカに渡って今年で12年目だそうです。
日本人のメジャーリーグチャレンジの先駆者であり
アメリカ独立リーグのオーナーとなったり
クラブチーム「NOMOクラブ」を設立するなど、
プレーヤーでいながら、野球界発展のために、
次々と行動を起こしてきた野茂選手だからこその発言でもあるのですね。

こういう注目される機会にチャンスを逃さず、
勇気を持って自分の「思い」を訴えるということ。

いろいろなご意見があるとは思うのです。
でも、私は、野茂選手のこの「本氣」と「勇気」に感動しました。

本当に思っていることって、言えるようで実は言えなかったり、
言いにくかったりしませんか？
言わずにすむ事なら言わなくてもいいのかもしれません。
でも、自分の信じた道に勇気を持ってチャレンジし続けることの価値を
この記事で強く感じました。

私のように、アスリートの言動で、生き方まで変わってしまう人間がいます
何度も言いますが、これは私だけではありません。

まさしく、スポーツは文化！なのですね（≧∇≦）

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