前のブログ記事で、桜の木の苗をPickUPしたのですが、私が一番気になっている桜の木は「淡墨桜(うすずみざくら)」という桜の木。
「三春桜」「神代桜」と並ぶ日本三大桜のひとつ。
・
淡墨桜 - Wikipedia
淡墨桜は「薄墨桜」や「うす墨桜」と表記される事もある彼岸桜の古木ですが、その苗はネットショップでは殆ど見かけない。
以前は「園芸生活」さんで期間限定、少数販売をされていましたが、私は近年確認していないけど、たぶんもう販売を終了されている頃だと思います。
・
園芸生活
http://engeiseikatsu.com/
Photo by Wikipedia
淡墨桜は、岐阜県以外ではあまり見かけない桜の種類かもしれませんが、桜の名所というよりは、博物館や美術館、資料館の庭木、文化財登録してある古民家の庭先で見かけたりします。
そういえば日本の考古学の専門家である和田萃氏も、日本にある桜の木の中で染井吉野より美しく、一番綺麗な桜の種類であると言われていたそうです。
和田萃氏関連書籍 |
図説飛鳥の古社を歩く
1,890 円 |
奈良県の歴史
1,995 円 |
飛鳥
777 円 |
聖徳太子伝説
1,680 円 |
古代葛城とヤマト政権
2,079 円 |
三輪山の古代史
2,079 円 |
三輪山の神々
2,079 円 |
山辺の道
3,150 円 |
引用:
日本農業新聞 2007年8月18日掲載
伝統の桜を全国へ淡墨桜の苗木を栽培管理/岐阜・本巣市根尾の老人クラブ【関東】
【岐阜・本巣】本巣市根尾の根尾地区老人クラブ連合会「うすずみ会」では、日本三大桜として有名な根尾地区の淡墨公園にある淡墨桜(うすずみざくら)を全国に広める活動を行っている。淡墨桜は樹齢1500年を超えるといわれ、国の天然記念物指定も受ける伝統ある桜。会員は淡墨桜から落ちた種を採種して、苗を育て、4、5年で約1.5メートルほどに成長したものを全国に出荷している。出荷本数は毎年、約600本になるという。
淡墨桜は、幼少時から青年期を根尾谷に隠れ住んだ継体天皇が都へ戻る際に、記念に植えたと伝えられている。開花シーズン中は、他県からもたくさんの観光客が訪れる。
うすずみ会が淡墨桜の苗木の栽培を始めたのは15年前。由緒ある桜を全国に伝えたいという思いから活動を始めた。注文は個人だけでなく、大学や高校などの学校や企業から記念樹用として受けることも多い。
うすずみ会には、現在340人のメンバーが在籍して、交代で栽培管理を行っている。淡墨桜の種を鉢にまき、翌年に苗が15センチほどに成長したら鉢を植え替え、さらに成長したら3年目に畑に植え替えるなどの手間をかけながら、伝統の桜を全国に広めている。
川口武雄会長は「由緒ある淡墨桜を、日本全国で育ててもらいたい。苗木を育てて広めることが私たちの生きがい」と話している。
染井吉野
924 円 |
染井吉野
1,449 円 |
河津桜
1,449 円 |
仙台シダレ桜
1,449 円 |