ムーランルージュをＤＶＤで見た

ニコールキッドマンが美しく　まさにダイヤモンドのよう
ありきたりの話なんだけど　（世界の中心で愛を叫ぶもありきたりだが）
ディテールがすごくいいので　ものすごく感情移入できる

貧乏な作家と公爵との間に揺れるニコールキッドマンの表情がいい
前半は豪華絢爛で楽しく　後半は美しく悲しい
光の使い分けが見事　

見ていると　僕の過去のいろいろな感情が胸に迫ってくる
前半が楽しい分　後半に感動が押し寄せてくる
ユアン・マクレガーのユア・ソングがよかった

映画には　ビューティフルマインドのようにリアルを追求するものと
ムーランルージュのようにあり得ない話のものがある
どちらも細かいディテールで観客を魔法にかける
あり得ないと拒否するよりも　魔法にかかった方がより楽しめるだろう


見終わった後　感動の涙と過去を思い出したため息がでた