テーマ:自分の気持ちな曲(341)
カテゴリ:むかし話
高校時代の淡く好意を抱いていた仮称A君の話が
つづくかもしれない、と書いてはや半年… それからどうなったのか… 彼とは手紙のやりとりもよくしていた 今も手元に何通か保管してある でもそれは、ラブレターというものではぜんぜんなかった ま、今でいう「メール」ですね 電話で言いにくいことも、ちょっと格好つけて書いてみたいことも 伝達手段が他になかったもん… 今あるのは、大学に行ってからのものばかりなので、 高校時代にも、確かにやりとりしていたけど、現物がない でもはっきり覚えているのは、彼に好きな子ができて、 「○○に告白する。 当たって砕ける覚悟。」 という内容の手紙をもらったこと。(長文だったと思う) 私のことを嫌いとか関心がないなら、普段からの付き合いもないだろう こういう内容の手紙を書いて渡すこと自体、 「気の合う友達」程度には好意をもってくれている、 でもそれは、異性としての恋愛感情ではないということが、 はっきりとわかってしまった。 じゃぁ、それでいい。 私も恋愛対象として見ない、友達としてつきあっていく。 そう決めた。 そしてA君は、○○さんには当たって砕けた様子だった… それぞれ別の大学に行って、電話もすぐにはなかったし、 あっても電話代が高くなるしそうそうは使えない 手紙はここでも活躍する。 年に2~3回は、会って話をしていた程度。 オススメの演奏会があれば、新幹線約1時間の距離も乗って行ったし もちろん、私の部活の定演にも毎年来てくれた。 彼はお酒に強く、いくら飲んでもまったく酔わなかった 音楽活動やバイトで新境地を開いてどんどん自分の道を進んでいる、 それをただ、ふ~んと距離をおいて見ているだけ、だった。 最後に会ってから十数年の月日がたとうとしている 「結婚したら知らせろよ」と言っていたから実家にハガキを送ったが、 それ以来、連絡はとっていない。 友人にきけば消息もわかるが、それもしていない。 今は会う必要もない。 会う時がくれば、また笑って会える友達。 だと思う。 今回、手紙の束を見て、彼だけでなく、大勢の友人たちとの 手紙がたくさんあって、驚いた。 まさしく「メール」感覚だった。 これは、ちょうど20歳の春にA君からきていたハガキ いかがお過ごしのことでしょう こちら××も あちこちで 愛らしい桜の花が 咲き乱れています 貴女のところにも 春は届いたでしょうか。 もちろん手書き 細く女性のような字… メール感覚でありながら、メールにはない奥ゆかしさもありました。。 …で、そういうことを思い出しながら回顧していたのはこの曲 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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