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今、夜中の4時前。気を紛らわすために日記を書いている。
ワンちゃんが、10時過ぎに「今、プサンの会議からの帰り。あと1時間ぐらいで帰る。」と言ってから未だ帰って来ない・・・。携帯も通じるのにとらない。 もしかしたら、また急遽飲むことになったのかもしれないと1時頃まではちょっと気になっていただけだった。でも、連絡なしでこんなに遅くなった事はない。私が心配性ですぐ泣くのをしってるから、充電が切れても誰かの携帯でいつも連絡してくる。 2時になり、いてもたってもいられなくなった。こういう時になって初めて、もっと韓国語がしゃべれたらと思った。会社の人に連絡をとれるのに。両親にも心配をかけて夜中に起こすよりも、朝になっても帰らなかったら連絡した方がいいと思って頼れない。 会社の同僚の奥さんが日本人でお友達だ。こんな夜中に本当に悪いとおもったけど、電話をかけてみた。しばらくして、着信をみたその奥さん、sacoちゃんから電話がかかってきた。事情を話したらそうじゃないかと思ったと言っていた。だから、こんな夜中にもかかわらずかけ直してくれたのだ。日本語で説明できて、助けてもらえる相手がいて、我慢していた涙が出てきた。すごくすごくありがたかった。 sacoちゃんの旦那さんが、釜山の会議から一緒に帰った人に連絡をとってくれたが、テグについて家に帰るとタクシーに乗った所までしか見てないとの事。「きっとどこかで酔っ払って、寝込んじゃってるんだよ。絶対大丈夫!」と励ましてくれた。 こうやって、一人残されて自分で考えないといけないとなると、自分がどんなにワンちゃんを頼りに生きてきたかわかる。私は韓国では何もできない子供の様だ。 そうやって、手取り足取りめんどうを見てくれるワンちゃんがいるから、韓国生活が楽しかった。それでも、正直なところ韓国に来ない生活だったらって、不満げに比較する事もあった。今、こういう状況になって考えるとそんな事はちっぽけな、ちっぽけな考えだ。すごく甘えていた。ワンちゃんの笑顔があって、一緒に笑い合って、ずっと一緒にいる。それが何にも変えれない、掛買いのないものなのに・・ 早く帰ってきてほしい。早く帰ってきて「またおまえは心配性だな~」っていつもの優しい目で言ってほしい。そうすれば、どこで生活しようが、どんな状況だろうが幸せだって思える。二人で笑い合っていれれば、どこだっていいんだ。 結局、わからないまま3時になった。酔って寝込むなんてことはないけど、もしかしたらタクシーで着いてその辺で寝てるかも?と外を探しに行ってみた。車に戻って、寝込んじゃったかもと思って駐車場もくまなく見てみた。 車はなかった。きっと会社まで乗っていって、そこから皆で会議に行ったんだ。オフィスで仕事の残りをしながら、寝込んじゃったのかもしれないと思った。家から会社まで、車で15分。どうせ、寝れないならタクシーで見に行ってみようと思い立った。もし、事故とかあったらそれも見つけられるかもしれない。 ワンちゃんの名刺を持ってなかったのを思い出して、家まで戻り、再度タクシーのつかまる大通りまで出て行った。タクシーのおじさんに名刺を見せて、この会社まで行ってほしいと頼みました。 会社に着くと、門が閉まっていました。門を押し開けて、中で居眠りを仕掛けてた守衛さんにノックしました。名刺を見せて、「ワンの妻です。まだ、家に帰ってきてないです。会社に来てますか?」と尋ねました。きちんとした韓国語がしゃべれていたのかわからない。そんなのはどうでも良かった。きっと、守衛さんも外国人の妻だと知っていたのかもしれない。そんなに不審な顔をせずに、今日はこのオフィスにも寄ってないらしき事を言われた。 がっくりして、帰りのタクシーを拾いに行った。けれど、飲み屋のないこの辺り。3時半も過ぎていて、なかなかつかまらなかった。必死で大通りをウロウロしてタクシーを捕まえようとしました。そうやって、必死になってる方が気がまぎれてよかった。 結局、何もわからないまま家に戻ってきた。家に入るときはもう帰ってるかもとドキドキしながら戸を開けてみた。座り込んで「どこ行ってたんだよ~」っていうかもしれない。隠れていて、バアッて驚かすかもしれないと思った。ただいま4時過ぎ・・。連絡はまだつきません。どうしましょう・・。この日記を書き終えたら何をして気を紛らわそう。もう、泣くのも疲れたな~・・でも寝れないな~ 泣きじゃくるっていうのも、誰か慰めてくれる人がいるから泣いていたのがわかった。かまってほしいアピールだったんだ。今、泣きじゃくろうと思っても、頭をなでてくれるワンちゃんがいない。余計に不安に悲しくなってくる。本当にどうしよう・・ とりとめなく書いた日記。見苦しいけど許してね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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