ハッピー・タクシー～ｓｔａｇｅ　３～

前回の記事で、

交通事故をなくす方法は、


交通ルールを１００％守ること！！


と書きました。


しかし現実には、

私も含めて、

交通ルールを完璧に守りきるのは、

なかなか困難です。


それは、

例えば、

制限速度について考えてみてください。


もし、

あなたが、

制限速度をきちんと守って

運転していたとしましょう。


すると、

ほとんどの場合、

後ろから

パッシングされたり、

蛇行運転されたり、

強引に追い越しをされ、

戻り際に、

ぶつかりそうになるくらい接近しながら

車線を戻されたり、


こちらには何ら落ち度はないにもかかわらず、

理不尽な扱いを受けてしまうのです。


今の法令では、

上記のような‘煽る行為’は

違反になっています。


しかし、

ケイサツもろくに取り締まらないものですから、

そんな法令は、‘ない’のと同じです。


こんな扱いを受けながら、

自分一人が制限速度を守るには、

相当の覚悟が必要になります。



そして、

言い訳がましくなりますが、

タクシーの場合、

後ろにお客様がご乗車されていますので、


マジメに法令を守って運転していると、

ほとんどの場合、

お客様のご機嫌が悪くなります。


そういう事情もありまして、

hashireの場合は、

お客様がご乗車の時には、

多少、速度をオーバーして走っています。


そして、

お客様をお送りして帰る時は、

ほぼ、制限速度も守って走行しています。

（それでも、後ろから煽られることはしょっちゅうあります。）



私自身、

正直言うと、

‘これでいいのか？’

という葛藤はあります。


しかし、

今のところ、

この方法で、

なんとか、

無事故で営業するしかありません。



ただ、それでも、

私がこのテーマを

敢えてブログで記述しようと思ったのは、

実は、

ある心境の変化があったからなのです。


以前にも、

交通安全については、

このブログで記述したことがありました。


そのときは、

やはり、

様々な葛藤があり、

ブログに公表する以上は、

様々な批判を受けることも考えられますし、


そんなこんな理由で、

躊躇してしまいました。




あれから、

いろんな出来事があり、

私の意識の中に、

‘吹っ切れた’？というか、

‘ハラが決まった’？というか、

どの言葉が適切かどうかは、

わかりませんが、

意識の変化があったのです。