テーマ:華麗・大川橋蔵の時代劇(439)
カテゴリ:その他
私の大好きな時代劇スター大川橋蔵さまの作品を通して、いろいろと語っていきたいと思っています。
私は、関東も北の方の田舎で育ちました。当時は、田舎にかかる映画は、東京に比べると大分遅くになっていました。 八歳の小学生の夏休み叔母に連れられ、町の映画館の前を通った時、あるポスターに目が釘付けになりました。 刀をかまえた立姿がとても格好いいのです。 当時の娯楽といえば一つは映画でした。 中に入ったら画面に映っていた男の人に惹きつけられました。 「旅笠道中」の草間の半次郎が両腕を懐に入れ街道を歩いている場面でした。 歩く姿がいい、そして画面いっぱいに映しだされた顔、「素敵」と思いました。 私は、虜になってしまいました。まだ小学低学年なのに。 こうなっては、途中から館内に入り見たわけですから、どうしても最初から見なければ気がおさまりません。 当時は入れ替えなしの時ですから、何回見ていてもいいわけです。 それからが大変。学校帰り映画館の前で確認をしたり、通りにかかっているポスター看板を毎日確認したり・・学校も大切ですが、こちらも大切。 当時は二週間に一回は変わっていましたから。 ポスターを遠くから見ても、美しい大川橋蔵さまは、さっと見つけられるのです。 そんなこんなで、書店で平凡、明星、近代映画、映画ファンと雑誌を立ち読みしていましたが、それでは物足りず後援会に入りました。 高校生までは田舎での生活、よーし、東京の大学に行ったら橋蔵さまの近くに行けるかも、と受験勉強も当時橋蔵さまはテレビの「銭形平次」をやっておられましたから、私は「銭形平次」を見ながら勉強していました。 受験も東京の宿は、テレビがないところはいやといって、明日受験という時も、水曜日「銭形平次」を見ていました。 さあ、後援会に入っていましたが、出来ることなら近くで・・と、歌舞伎座裏にあった東京の後援会事務所を訪ね、事務をされている方とお話をしていましたら、手伝ってほしいと言われ、この上もない言葉をいただきすぐにOKしました。 後援会のイベント手伝い、劇場での大川橋蔵特別公演の手伝いと、時間が許す限りは参加させていただきました。 後援会の集いの時などは始まる前の打合せで橋蔵さまに直にお会いできるので最高でした。 本当に楽しい日々でした。 橋蔵さまがお亡くなりになって、三十二年経ちました。 ファンも年を重ねておりますので、作品を通して大川橋蔵さまをファンの立場から残していけたらと思い、ブログを書くことにいたしました。 このサイトは、非営利で運営しておりますので、画像・写真掲載等に関して、関係者皆様の温かいご理解を切にお願い申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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