テーマ:華麗・大川橋蔵の時代劇(439)
一芝居打つ
お棺の中に彦兵衛の死骸はなかった。 若さま「いっぱいくったな」 ![]() ![]() 小吉 「どうりで、布袋屋のやつら来ねえはずだ」 若さま「うーん、別に、山岡家のためじゃねえよ」 ![]() ![]() 山岡の災難は自分のことからのことで気の毒、早く解決するよう頼むと言ってきた。 歩いている若さまたちを短筒が狙っている、間一髪、身をかわした。 ![]() ![]() ⇒ ![]() ![]() 若さま厳しい顔つきに、追いかけようとする遠州屋を止める。 ![]() 船宿喜仙、短銃で狙われ間一髪だったことを遠州屋が話すのをきいて心配なおいと。大丈夫だと流す若さま。 彦兵衛は生きていると推測する。 そこで若さま、一芝居をうつことを提案する。 山岡が布袋屋に百両を持ってきたが、女将は大切な品なので今はここにないという。山岡の娘・小百合は2日の中に皿を持ってくるように女将に頼み、元気なくかえっていった。 様子を見張っていた若さまにはこうなることは分かっていることだった。 遠州屋「可哀想に、金を渡した時にゃあのように踊りあがって喜んでいたのに」若さま「うぅん、罪のようだがしかたがねえ。素直に皿はわたさねえことは初手から分かっているんだからな」 若さま・遠州屋・とん平が夜遅くまで布袋屋を見張っている。 遠州屋「的が外れたんじゃござんすまいね」 先を進んで行く若さまたちの様子をうかがう者の影が左右にある。
(立回りです) ・・(動きが速いので画像が流れてしまっていますが) 若さまを木の上から鉄砲が狙っています。若さまは気がつくのでしょうか、それとも・・。
橋蔵さまは、二回目の立回りですが、一回目の旗本退屈男「つむじ風の半次」の時より動きの流れが綺麗になっていているのです。橋蔵さまの日々努力されている証が見えてきています。 ![]() このようなどこから見ても素敵な俳優が映画に出てきて活躍するのですからたまりません。前からの姿は勿論なのですが、後ろ姿もいいでしょう。 橋蔵さまはお尻の形もよく、足が細く線がとても綺麗だといわれていました。歩く姿も絵になるのです。 立回りであれだけ足を見せても、嫌らしくなく、色気を感じます。城昌幸原作若さま侍の映画化は、本当に大川橋蔵を待ちに待っていたものなのですね。 次回は後篇「べらんめえ活人剣」に続きます。
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最終更新日
2024年01月17日 12時54分02秒
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