テーマ:華麗・大川橋蔵の時代劇(440)
カテゴリ:大川橋蔵 映画 (主演)
母上にも復讐しなければならんのか
城中広間では、正人が呼んだ猿楽の狂言が始まろうとしています。師景は直之進から一座を呼んだのは正人で、一座が古事記の一つを見せてくれるということ、・・・正人が何か企んでいるとしても、まことの気違いか、うその気違いか、探りをいれるのによい機会だ、と広間へ出向きます。 途中から入って来た正人は、雪野のところに行き寝そべっています。 ![]() ![]() 狂言は終盤を迎え・・・弟は兄の妻とよくない謀を企て、兄を倒して我等の天下にする。すなわち兄の妻に兄の命を奪うようにさせる・・・という場面になりました。時子の顔色が変わるのを正人が見てとります。そして、雪野にこうつぶやくのです。 正人「雪野、母の後ろには、父上がお出ましになって見ておられるぞ」 その言葉に、「はっ」として雪野は正人の方を振り向きます。 狂言が妻が夫を殺す場面に入ろうとしたとき、「無駄な口上はたくさんだ、早く人殺しを始めろ」と正人の声が飛びます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月15日 22時18分51秒
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