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テーマ:介護・看護・喪失(5226)
カテゴリ:生活
Doit!のビデオシリーズで、「青梅慶友病院 ~輝きと感動を創造する病院! ~」を観ました。
ここでも「患者さん=お客様」という、病院はサービス業であるという信念で経営が行われています。 青梅慶友病院は、東京都青梅市にある高齢者向けの病院です。 病院内は、とにかくきれいで、ビデオでは分かりませんがあの病院独特の臭いがないそうです。 ここは、自ら医師でもあった理事長が、老人病院のあまりにも悲惨な状況を目の当たりにして、「自分の両親にも入ってもらえる病院」を目指して作ったそうです。 利用者にはとても喜ばれるサービスが充実しています。 最寄り駅からの送迎バス。 24時間対応の面会システム。 オプションでの豪華なディナー。 しかし、こうした形に見えるサービスの根底には、 スタッフ一人ひとりの例えば「パンフレットでは表現しづらい」 こまごまとしたサービス精神があります。 寝たきりにはさせず、事ある毎に体を起こしてあげたり、 オムツの交換のペース・割合も患者さんの立場を考え 深夜巡回も他の病院ではあり得ないくらい小まめにしています。 僕はこのビデオを観て、 「これからの高齢社会化」とか 「自分のビジネスのお手本として」という側面で考えるより 自分がユーザとして 「自分の両親や自分自身が入れる病院」として こういう病院が増えてほしいと 心から思いました。 本来、人の病を治す病院。 でも、あまりにもシステマチックになってしまって 一番大事な心と心の結びつきという部分に欠けている病院が多い気がします。 僕は病気になると、結構すぐ病院に行っていました。 でも、なかなか「ここはすばらしい」という病院に出会えません。 技術力はある病院は多くても、 サービスのいい病院って少ないんですよね。 最近では、セカンドオピニオンというものが出てきました。 一度通い始めた病院から、別の病院を選択し通いなおすことができる、 そういう制度ですが 日本では、なかなか定着しづらい制度かもしれません。 ということで、僕は勝手にセカンドオピニオン・サードオピニオンしています。 といっても、勝手に病院を乗り換えているだけなので 前の病院のカルテ情報が引き継がれるわけでもなく 検査など二度手間になったりもしてしまいます。 でも、自分の体・命を預ける病院です。 やはり、安易に選択はできないと思うのは考えすぎでしょうか? ただきれいで便利にというのではなく、 病院でのサービスが本質的に変わっていくよう 青梅慶友病院のような病院がどんどん増えていく世の中になっていってもらいたいものです。 青梅慶友病院については、下記のような書籍が出ています。 興味がありましたら、読んでみてください。 ![]() 老人病院 青梅慶友病院のこころとからだのトータルケア ![]() 顧客満足を生み出す仕組み この18社に見つけた! このブログは人気blogランキングに参加しています。 この記事を読まれて面白いと思っていただけた方、 どうかこちらもクリックしてください。m( )m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月15日 10時26分37秒
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