科学はイタズラだっちゃ！　受験も科学！ 　　　　　科学実験教室&家庭教師 　宮城県大崎市

全3489件 (3489件中 2801-2850件目)

< 1 ... 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 ... 70 >

• 低学年に論理的なバトルは通用する？

  児童館で午後、小学１年生主力の１８名。１時間半、直後、挙手で採点をしてもらう。テーマ「静電気・浮力・空気と水」超、シンプルな実験を、丁寧に問題点を浮き上がらせて意見も引き出してみる。低学年に、論理的なバトルの面白さは、通じたか？ 楽しかったか５点　１６人、　４点　２人、　３点　０人、　２点　０人、　１点　０人タメになったか５点　１５人、　４点　０人、　３点　０人、　２点　０人　１点　３人（これは、ふざけ） 児童館の先生の感想、とってもうるさい子達なのに、２時間近くも、じいっと集中していたことだけでもすごいことでした。 私の感想低学年おそるべし。大人が気づかない、問題点を指摘してくれます。議論になってました。たとえば、静電気で引き付けられるものについて、電気が通るか通らないかだけでなく、パイプの穴構造に注目して仮説を立てた子。木には、細かい穴が空いていると仮説を立て、そこから予想した子。一人だけで、反対意見を、堂々と述べる子。友達の意見に影響されて、迷いに迷う子。もう拍手拍手です。 これまで、低学年には、論理的な授業は、避けてきたのですが、有益というより、害があると思っていました。ところが、生活実感を微妙にズラす問題には、身体全体でぶつかってくるようなのです。それも、集団的に。低学年の場合、あまり人に気を遣わないだけに、自由奔放に、自己主張ができるようです。 目を洗われる思いでした。こちらこそ、ありがとうございました。   

  2007.11.12

  コメント(4)

• 基本は組織にあらず、個人なのだ。

  きょうは、消防団の訓練でした。団員でない人には、信じられないかもしれませんが、消防団の組織と運営は、旧日本軍をモデルにしているとしか思えないんですよ。ＰＲビデオでは、最近いろいろ格好いいことを写していますが、入ったら、びっくりします。 行進で使われるラッパも、日本軍のものそのまんま。訓練の大半は、軍隊式の整列、行進、規律に使われます。命令伝達システムも、そのまんま。防災のための自主研究なんて、一回もありません。言われたことを忠実に、整然とするためだけに税金が使われています。 寅さんは、もちろん、こういった組織は、大嫌いですが、目的そのものは、もちろん賛成なので、人材不足の折、参加する運命にあると思って参加しています。 でも、寅さんにとって、これは、タイムスリップして、どうして、日本軍は負けたのかを体感する、格好のチャンスだと感謝しています。   指揮官の命令で、死を怖れずに、突撃していく部隊をつくらなければならないわけです。そのためには、組織員は一人一人が自主的に考えていたのではダメなのです。組織と一体化し、自分はその一細胞に過ぎない、全体のためには、自分の存在は、犠牲になっても構わない、という風土をつくりあげなければなりません。 組織の同一行動をすることのみに価値を置き、外見ばかりを気にする。行動様式にのみ、注意を集中させ、中味に疑問をもたせない。 そう、これなんですね。それでいて、家族的な和気あいあいの人間関係を作る。そうすると、上官の命令に、一つの家族のように、突撃していくわけです。 ふり返ってみれば、学校の生徒管理も土台には、軍隊方式がどっこい生きています。いろんなところに。  この軍隊方式は、個人の自由な意思を信頼していないところに、基本があるように思います。組織行動でもって、社会的な問題を解決していこうというものです。これは、組織の目的に、個人を一体化させることです。個人の目的をサポートするものではありません。 ２１世紀の現代、競争力としても、こういった組織では、勝てないことは、第一線にいる人なら、直感的にもわかるでしょう。もう、戦争自体が、「全員突撃！」の時代ではないのです。 学校に当てはめた場合、 教育というもの、人間というものをどう考えているかですが、学力を高めるという目的のための組織ですと、その価値観に同化できない人には、人間性を阻害される悪い組織と言えます。 子どもが勉強を好きになる（好きにならせるんじゃなくて）ことを目的としたら、全然、別の組織形態が求められます。一人、一人がもっているモーターを重視する組織です。 会社でも、全社員が管理されて働くのではなく、自らの意志で創意工夫を積み重ね仕事に取り組み、それを通じて自己の能力を高める組織です。 ＩＴという技術革命が、側面からサポートしています。個人の能力を最大限に引き出し、それを有機的に統合するシステム。そして、個人の能力を最大限に引き出すには、個人の価値観や目的を尊重したものでなければならないことは当然です。自由です。 そして、自由であるからこそ、その組織の責任者のマインドや構成員のモラルの高さが問われます。そのため、自主性の強い人たちをリードするリーダーシップを権威主義でない方法で、若い時から鍛えておかなくてはなりません。 こいう理念の組織や学校が、必ず栄えるはずです。基本は、組織にあらず、個人なのです。 それにしても、こうやって、学徒動員され、戦地に行かされたんだなあって、タイムスリップした一日でした。

  2007.11.11

  コメント(0)

• 金のかからぬ若返り法

  人間の自律神経は、夢やイメージに現実と同じ反応をするそうです。ある有名な整体の先生から、幼い子と同じような幼い夢を抱けば、幼い身体に返るとお伺いしました。つまり、若返るのです！老化しないのです。 聖書に、幼子のようにならなければウンヌンというのがありますが、まさか、天国に行けるだけじゃなくて、若くもなれるなんて、気づかなかった！ 一種のイメージ法なんでしょうが、引き寄せの法則ウンヌンと難しく考えなくても、身体は正直ですもんね。即、反応します。 元気、健康な夢を抱けば、元気健康な身体に戻ります。病気の自分をイメージすると、病気の自分が実現してしまいます。ですから、いつまでも若々しくあるためには、幾つになっても、幼子と同じ夢を見続けることだそうです。そう言えば、お年寄りが、幼児と交流すると、活き活きしますよね。寅さんも、中学生より、小学１年生の先生をしている法が、若々しかったような気がします。（ま、実際、数年若かった） とにかく、通信販売の化粧品よりもはるかに効果があるそうです。 そうなんだ、子どものような輝き、驚き、感動なんだ。無邪気な幼子のように、いつも楽しく，うれしく、愉快に、ワクワクドキドキ。こらが本当のアンチエイジング（若返り法）です。お金をかけなくても、いいなんて、最高！ ところで、寅さんは、肩凝り、頭痛もちですが、コリや痛みとは筋肉の緊張状態のことです。言い換えると力が入っている状態のことです。血管が収縮して血流が悪くなっている状態です。これは、脳からの命令で起こる筋肉の緊張現象なんですって。 だったら、力を抜けばいいだけじゃん！！ ところが、どっこい、自分の意志では力は抜けないものです。 自分では力を入れている意識はないのです。だから力を抜けといってもどうして良いかわかりません。 でも、脳は指令を出してるんですって。この脳の「緊張せよ」という命令を止めてやれば、患部は一瞬にしてゆるむんだそうです。痛みも解消するそうです。 そのためには心の底にある不安をなくすことなんですが、不安を解消するためには、どうすればいいんだあああ！ そうだ、笑顔、信頼、感謝です。たしかに、これらのとき、血流は多く流れ、脳みそも、活性化し、新しいニューロンも生み出されるそうです。 慢性痛との闘いは、精神修養の戦いなのかもね。痛みもないときに、自分で「どうかな」と患部を揉んだり、叩いたり、手がしきりにそこにいったりするものですが、それだけで痛みを再発させるんだって。自分で悪化させている行為なのです。患部を緊張させ、悪い状態にしちゃうんだって。 不安の意識が患部にいくと、条件反射的に痛みますね。たしかに。 でも、慢性痛は、長いこと痛みで苦しんできたゆえに、不安の記憶と経験が心に染み着いています。これをぬぐうためには、地道な、笑顔、信頼、感謝の修養が必要だ。地道に、頑張る？ゾ。

  2007.11.11

  コメント(2)

• やる気を引き出すには

  大人は、子どものやる気を引きだそうと気をもみます。やる気、すなわち意欲は、脳の中の複雑なプロセスを経て生まれるようです。 でも、簡単に言えば、好きか嫌いか、にかかっているようです。 好きなら、黙ってても、勉強しちゃうのです。 でも、ああ矛盾、今、勉強嫌いな子をどうやって好きにさせるのか？ 食わず嫌いに、もう一度、味見をさせなければなりません。 それには、好奇心です。おっかなびっくりでも、好奇心さえ、湧かせられれば、何とか食らいつけさせることができます。 でも、この好奇心が湧く、脳内プロセスというのが、まだ解明されてないんじゃないかな？ ここから、寅さん流、推論。好奇心は、わかりきったことに対しては、湧きません。ね。ベールに覆われているから、好奇心なのです。異性に対する好奇心だってそうです。おおっぴらだったら、かえって、ゲンナリというもの。 問題も、ええ？　どうなんだろう？　って思わせるものが必要だよなあ。予想がつきそうで、それでいて、不確か。さらに、親しい人と意見が分かれるなんて、最高。決着をつけたくなります。 常識を揺さぶられることが必要なんでしょう。通常の脳の枠組みをはみ出すんだなあ。それで、脳が、「エッ？このままでは、ダメなの？もっと、新しいニューロンを生み出さないといけないの？」って危機感をもつんだな。 そっかあ、今までの惰性では、うまくいくかどうか、わからない状況。でも、あきらかに、無理っぽいのは、諦めちゃうからダメ。微妙なところですね。 ところで、好奇心というのは、人間にとって、本能のようです。もともと、敵か味方か？　食えるか食えないか？を判別する能力だったようです。 もちろん、好奇心でもって、うまく釣り上げても、それで、子どもが好きになるかどうかは、別問題です。だから、好きになる仕掛けは、そこにセットされていなくてはいけません。やってみたけど、やっぱり面白くない、じゃ、最悪です。でも、多くの場合、接する量に応じて、好きになるものですが。  

  2007.11.10

  コメント(0)

• 脳は新生するって。　だったら、すごい希望が。

  脳細胞が元気でないと、同じ刺激を受けても、人は幸せを感じません。ある意味、網の目のように、リンクを貼っている脳の中のニューロン君たちが、私たちの世界を創っていると言ってもいいでしょう。そして、そのニューロン君は、１００才でも新生されているんだそうです。バンザイ！！ ところで、他者の行為を観察者の脳内に直接映し出しているように見えさせるニューロンを「ミラーニューロン」と言うそうです。 自閉症の場合、このミラーニューロンに障害があるという説があります。 人は他人の行為や意図をなぜそんなに簡単に，そして正確に理解できるのでしょう。　ミラーニューロンの働きによって，他者が行なっている行為をあれこれ推論しなくても理解できるのかもしれないそうです。先生の行為を理解できるのは，目の前で起きていることが生徒の脳の中でも実際に起きているからなのです。　かつて現象論の流れを汲む哲学者たちは，何かを本当に理解するには自分の心でそれを経験しなければならないと考えていました。まさに、その考えを裏付ける脳内システムがあったのです。 1990年代後半から，ミラーニューロンと自閉症との関係が研究されだしました。そして、過去10年間に，二つの関係を証拠立てる研究がいくつか発表されています。このミラーニューロンをさらに深く研究することで，自閉症の原因を突き止められる可能性があります！！！ さらに、ニューロンには、自然治癒力があることがわかっています。いや、毎日、毎晩、再生されているのです。素人考えですが、その力を最大限引き出せば、一生かかえなければならない、と言われている自閉症にも、光が差すのではないでしょうか？ では、一般に、脳を育てる原則をメモしておきます。　久恒辰博著「幸せ脳は自分でつくる」より、要約。 まず、睡眠です。寝ているときに、もっとも細胞は増殖するのです。　　夢を見ることもとっても大切です。昼寝も大切です。次に、ストレスを無くすことです。ストレスは、脳細胞を破壊します。三つ目、感動ある刺激的な環境です。四つ、恋をすることです。五つ、身体を使うこと。六つ、食事ですが、アミノ酸と、何と、元気一発、タウリンが重要のようです。　　　もちろん、血液サラサラが良い。七つ、実は、バイアグラが、良いとの説があり、（あの、バイアグラです！）　　　その主成分である一酸化窒素を増加させるのに、アルギニンがいいそうです。　　　スポーツドリンクなんかにありますよね。　　さらに、直接的に取るには、コレステロール代謝改善薬「メバロチン」がいいそうです。　　まだ、動物研究の段階のようですが、　　脳梗塞ダメージの軽減や、海馬での神経新生や、神経突起の成長も促進されるんだそうです。八つ、脳のツボを刺激するマッサージ　（恋人に肩もみされるのが、最高）とにかく、脳回路は、不変ではなく、人格や性格も変えられるのです。そして、脳は自ら再生する力をもっています。ある意味、脳は別人格だと割り切って、信頼して愛情を注ぐことが必要のようです。将来の希望や生き甲斐をもって生活しているとき、周りの人たちと共感し多くの愛情の中ですごしているとき、そして、自分に自信をもって暮らしているとき、神経回路は、どんどん成長するのです。今、どんな障害があろうとも、脳の底力を信じて、一生懸命、「育てて」みてはいかがでしょうか？寅さんも、もっと、真剣に昼寝をしようっと。

  2007.11.10

  コメント(0)

• 生徒とのふれあえる幸運

  中学校では、もちろん、問題の子もいっぱいいます。ある意味、すべての子が、問題児だとも言えます。アタマに来たり、ワナワナ震えることもあります。 でもね、ふと、思うんですよ。もともと「外部のおじさん」としては、子どもたちと、ふれあうチャンスってのは、普通、なかなか得られないじゃないですか。へんなおじさんとは、口も聞くなっていうんですから。それを、黙ってても、毎日、多くの子と違和感なく得られてるというのは、すごい幸せなことです。 小学生とは、また違った、相互作用です。ただ、廊下をすれ違っただけにしろ、そのすれ違いの一瞬に永遠が潜んでいます。 特に、特別支援教室の子ども達との触れ合いは、一種、この世のものと思えない、天国でさえあります。浮世離れしてるだけに。 これを感謝せずに、何を感謝できるというのでしょう。ありがたいことです。 とにかく、今の中学生は、体格の割に精神年齢は低いので、外見に惑わされずに、その精神年齢をみつめて、おつきあいをしなければなりませんね。

  2007.11.10

  コメント(0)

• 実験をしない科学実験教室の反応

  本日の科学クラブは、これまでのまとめとしての読み物と、思考実験のみにしてみました。果たして、子どもたちの反応は？ ４年～６年　８名テーマ「ものとその重さ」楽しかったか５点　５人、　４点　２人、　３点　１人、２点　０人、　１点　０人タメになったか５点　６人、　４点　２人、　３点　０人、　２点　０人、　１点　０人＜感想＞なんかをつくったりしないのは、ざんねんだけれども、じけんしたいです。すごくいいことをきいてべんきょうしてよかった。３０年間もはかりの上で生活をした人がいるなんてとてもびっくりした。かぜの時、「汗をかけ」といわれるときがあります。それは、体重を減らすためなんですね。重さのことが分かりました。おもしろかった。以上、 予想以上に、話が通っていたことがわかりました。これまでは、あくびされるのが、恐くて、こんなことはできませんでした。だいたい、実験教室なのに、読み合わせなんて。 でも、問題点を明確にして、丁寧に、予想の意味を際だたせていくとヘタな実験よりも、印象が強いことが実証されたように思います。もちろん、小さなサンプリングですので、確定的なことは言えませんが、これまで、毎週、実験をしてきたグループだからこそ、作業をしない日の印象が意味があると思えるのです。(実験台に使ってごめんね。来週は、ものづくりもするね） 

  2007.11.09

  コメント(3)

• 演劇論と科学教室

  演劇教育でご活躍されている「かめおかゆみこ」さんのあるＭＬでの言葉に、ビビビっとくるものがありました。これは、科学教室の理念にもピッタリだと。ちょっとご紹介します。※※※※※※※※※※※私の、脚本の師匠のふじたあさやは、いつも「観客の想像力を信用しなさい」と言います。信用できないと、１から１０まで、全部説明してしまうことになります。そうすると、観客の想像力がはたらく余地がなくなります。観客は、ただ、講釈を聴きにだけ劇場に来る存在になってしまいます。こんな見かたもあるよ、こんな考えかたもあるよ、こんな生きかたもあるよ...と提示しながら、最後は、観客にゆだねる。観客は、それぞれに、自分の持ち帰りたいものを持ち帰る。脚本は、そのための仕掛けをどう用意するか、ということかなあと。 ※※※※※※※※※※※※ ねえ、いいでしょう。そうでしょう。 科学実験教室でも仮説の段階での討論は、できるだけ深める。しかし、実験で、結果は冷酷に出るわけです。そこで、これの解釈をくどくどすると、押しつけになります。一つの実験結果から、本当に何が言えるのか、ってのは、とっても難しいことなんですから。さらに、科学法則を、一つや二つの実験で教えられたって、人間は、簡単に納得できるもんじゃありません。心の底じゃ。想像力を広げる余地を残しておかなくっちゃ。  

  2007.11.08

  コメント(2)

• 本日の異年齢集団への科学教室　子どもたちの反応

  本日、１年生から６年生まで　４３名公民館で、学童保育の一環としてテーマ「電子レンジ」（実際は、電気全般）２時間、直後に記入、書かない子や記入漏れの子あり 自由に動き回って良し、と宣言したこともあり、実験に集中せずに、周辺で勝ってなことをする子が三分の一はいた。興味があるときだけ、寄って来る感じ。さらに、私の体調が、あきらかに風邪だったこともあり、評価は、悪いことを覚悟。ところが、学年別にみると面白いことが学年別評価＜低学年＞楽しかったか５点　１５人、　４点　１人、　３点　０人、　２点　１人　１点　０人タメになったか５点　８人、　４点　３人、　３点　０人、　２点　２人、　１点　０人 <中学年＞楽しかったか５点　５人、　４点　０人　、３点　７人、　２点　１人、　１点　３人タメになったか５点　１人、　４点　３人、　３点　１０人、　２点　１人、　１点　１人 ＜高学年＞楽しかったか５点　４人、　４点　３人、　３点　１人　、２点　０人　１点　０人タメになったか５点　３人、　４点　３人、　３点　２人、　２点　０人、　１点　０人 明らかに、中学年の評価が悪く、理解が難しいと諦めていた、低学年の評価が高い。高学年は、落ち着いて見てくれていたことがわかります。そうすると、周りで、勝手におしゃべりやゲームをしていたのは、３年、４年グループが主力だったんだなあ。 でもね、全然怒るつもりはないんですよ、学校じゃないんだから。ある意味、今日の集まりは、一番自然な放牧状態。とっても良いサンプリングです。異年齢の子が集まっている中で、どうなるかという。 与えられたテーマが電子レンジということで、高学年向け。そこで、寅さんは、３学年向けによくやっている実験を差し込んで、イメージとしては、３学年向けにやったつもりでした。ところが、その学年には、そっぽを向かれたわけです。さらに、アンケートを書くまでに至らなかった子（帰っちゃった子）完全にそっぽを向いた子もいたわけです。今までの流れで言えば、ズバリ「悪い出来」です。 ＜今日の実験の反省＞中学年の子の感想に、「自分たちでする実験もしたかった」「途中で意味がわからなくなった」というのがありました。 今日は、問題のプリントを配るのをサボったのです。用意はしたのですが、疲れた身体をムチ打つつもりでテンションをあげようとしている間に、プリントを配らなくてもいいように思えたのです。 ところが、それが、問題を不明確にしてしまったと思います。そして、それに基づいて、討論を誘導しなかった。どうせ、できないだろうって、判断をしてしまったんだなあ。これも、言い訳としては、会場が騒がしく、もう、実物で驚かして惹きつけるしかない、と思っちゃったからです。「意見なんて、言わないだろう」、みたいな。一度、ざわつくと討論のアタマがまわらない、と勝ってに判断。 予想の挙手はさせたのですが、人数確認もせず、バンバンすすんでしまった。 これは、完全に悪いパターンでした。多くの実験を予想をしっかり立てさせないですすむと、こういうことになる。 それより、少ない実験をじっくりと考えさせた方が、主体的に取り組んだという充実感があふれることを、忘れていました。 こんな中でも、いつもの熱烈支持の感想もたくさんありました。ありがたいことです。３年生の子が「わかんないところがあって、とちゅうで出たけど、楽しかったです。」と書いてくれています。学校では、こんな感想はありえないので、とっても面白いです。 道徳的には、つまんなかったら、席を立つというのは、たしかに問題です。しかし、それを許す環境も、あってもいいのではないか、と思います。 いわば、ストリートミュージシャンです。 今回の失敗の元々の出発点は、前夜の夜更かしにあります。また、プログラムの狙いについて、問題意識をもっていなかったことにあります。中学年向けにやれば、まあまあ、受けるだろうっと、タカをくくったのです。 今回で驚きは、低学年の子が、熱心に見入ったことです。低学年の子こそ、ついてこれないだろうと思っていたのですが。だからと言って、内容を高度にすればいいってことじゃないでしょうが、何かしら、私への意識変革を迫っているようです。 異年齢集団の場合、もしかして、高学年の子に照準を合わせて、お兄さん、お姉さんの討論を、小さい子に聞かせるのも、アリかもしれません。  さらに、総括すると、私の創造性が欠けていました。同じビデオを回すようなことはせずに、無限の創造力を信頼してダイナミックな「遊び」に挑戦すべきでした。    

  2007.11.08

  コメント(0)

• 暗黒の魔法に気をつけよう！

  子どもだましでなく、この世は、魔法の世界だと思いませんか？今、パソコンに無線ＬＡＮを通じて、サザンの歌をダウンロードしてますが、ピコピコ点滅を見てたら、この周辺を飛び回る無数の電波が見えてきました。むむむ。電波だけじゃありません。電波とはケタの違う、さまざまな波。波。波。 人間の信じる力が、子どもを成長させていくこと。その子をかけがえがないものと見る力、これが絶大なパワーをもつなんて、すごい、すごい！愛情と信頼というものが、存在していること。たしかに、パワーをもっているということ。 楽しさは、最初からあるんじゃなくて、楽しいと見る目が楽しさを作ること。どんなところからも、幸せと楽しさを生み出せるということ。魔法じゃああ。 やっぱり、寅さんは、魔法学校の先生なのだ。 そうだ、魔法の世界には、邪悪な黒魔術もつきものだ。　（ハリーポッターの見過ぎだ）それは、　（ごめんなさい、気を悪くする方もいるでしょう。寅さん流の表現なのよ。）それは、真面目パワー。何でも、真面目に考えてしまう魔法。それは、対象を固くしてしまう。カチンコチンの術。別名、正義の魔法。相手を裁きで、切り刻んでしまう、恐ろしい黒魔術です。 それに対抗するには、遊びの魔術でバリアを張ります。呪文は、「たかが、お遊びだ～！」「イヒヒ、おもしろくなってきたあ！」その効果は、何でも柔らかくしてしまうこと。こんにゃくのようになり、水のように溶かしてしまいます。  本当の愛や信頼ならば、人を固くしません。人を柔らかくするもの、解放するもので～す。 真面目な議論は、恐ろしい魔術。皆様、気をつけめされ。多数決の民主主義にも気をつけましょうね。少数意見を奴隷に落とす、恐ろしい魔術です。「常識」というアタマを固くする黒魔術もあります。 あ、そうそう、黒魔術には、「対抗」してもいけません。対抗すると、こちらも黒魔術師になってしまいます。対抗せずに、溶かしてしまうのです。笑い溶かしてしまうのです。これが最強の白魔術です。 ほんとに、魔法としか言いようがないパワーをもってるんだから～。      

  2007.11.07

  コメント(6)

• インプロのすすめ

  さっそく、特別支援教室の休み時間に、見えないボールのキャッチボールをはじめました。すでに、発泡スチロール球でのキャッチボールはしており、また、以前に、少しインプロをしたこともあり、抵抗無く、すぐにのってきてくれました。 心を通わすのは、やはり、心地よいんですね。ただ、もちろん、ヘタくそです。でも、継続していけば、必ず効果は出ると確信しました。 おっと、ご説明が遅れました。インプロとは、improvisation＝即興劇の略です。様ざまなゲームや即興劇を通して、多くの学びと体験、効能が得られます。【　効　能　】・ コミュニケーションのスキルが上がる。・ 人前で上らなくなる。・ 自分に自信が持てるようになる。・ リーダーシップが発揮できるようになる。・ アドリブに強くなる。・ 表現力や感受性が豊かになる。・ 想像力や創造性が豊かになる。いっぱいあります。寅さんは、かめおかゆみこさんに、教えてもらいました。 寅さんは、よく、ボランティアの研修会で、講師をさせてもらってますが、その時は、「ボランティアは、利口にならなくてもいい。優等生になる必要はない。完璧にやろうとしないで、がんばるのではなく、グループの一員として、相手をサポートするコミュニケーションをタイミング良くすればいい。」 というテーマで組み立ててます。特別支援教室の子どもたちにとっても、自分を表現し、相手を受け入れていくワークは、とっても重要だと思われます。とくに、笑いあう楽しさを体験する中でこそ、豊かなコミュニケーションは築き上げられるんですから。

  2007.11.07

  コメント(2)

• 足らないのは論理力か？

  特別支援教室の子どもたちに、どうして、この言葉が聞き取れなかったのか、または、これが目に入らなかったのか、と思わず、大きな声を出してしまうことがあります。でも、彼らは、怠けて見えなかったのではないのです。 フランスの哲学者、Ｇ／バシュラールは「世界は知られる前にまず夢見られ、次いで観照があり、最後に表象となって心に定着する」と言っています。ここで言う「夢」とは、現実的なものから組み立てられた「夢」ではなく、いわゆる「夢」そのもの。そんな夢によって現実的なものが再構築されるものだと言っているのでしょう。ものごとを知覚するということは、その根底に、あらかじめそれらを知覚する言語、あるいは心の準備が必要だということです。 世界を説明する理論は、科学的分析や実験が基礎になって構築されていくと思われていますが、実は、その逆の場合が相当多いんですね。 そこに、直感的な幻想の世界、別名、ファンタジーの世界を豊かにもっていることの重要性が感じられます。  宮沢賢治は、詩人であると同時に、科学者であり、教育者でした。同様に、相対性理論や、量子物理学は、現代の壮大なメルヘンと言えるでしょう。 世界は、「知られる前に夢見られる」のです。 特別支援教室の彼らが不足しているのは、単純な論理力と言うよりも、物語なのかもしれないなあ、って考えながら帰ってきました。  最先端の物理学では、「客観的な実在はない」と考えています。現象をみる　「意識」　をとおして、はじめて実在の世界へと浮かび上がってくるのであって、客観的な存在としては、見る物と見られるものとの間にある関係性、あるいは相互作用を規定する法則性だけであるとされています。「お月様は存在するか」と言う質問されたとして、寅さんが、「そこにあるっちゃ。」と答えます。でも、この答えが正しいかどうかはわからないんです。「俺はあると思うよ」と言っているに過ぎないんです。ただ、明らかに月は存在するし、人類は、そこに足跡を印したと「私は思っている」だけです。または、アメリカの言う話を信じているだけです。月が存在するかどうかは多くの人が信じられれば、事実となるのです。 神様いると思う人にとって神はおられるんです。神様なんていないと思っている人にとって神は存在しません。昔の恋人と偶然出合ったのを「運命だ」と信じる人にとって運命は存在する。「ただの偶然だ」と信じる人にとってこれは単なる確率の問題なのです。存在とは、何か「実体」がそこにあるのではなく、何かがそこにあると「信じる」ことなんだなあ。寅さんは、魂があると信じています。だから私の魂はあるんです。私にとって生徒は存在するように思われます。だから生徒は存在しています。そして生徒には魂があるように思われます。だから生徒には魂があるんです。有名な問いかけ、「誰も見ていない月は存在するのか」、これは簡単です。「誰も見ていなくても、月の存在を信じている人が一人でもいれば、月は存在する」ポイントは、あたりまえの風景の中に、直接目に見えないものをとらえるセンスをもてるかどうか、ということです。それも、豊かに。イギリスの作家、Ｏ・ワイルドは、「自然は芸術を模倣する」と言いました。これは、豊かな感性こそが、科学者に求められるという意味に受け止めています。そういう意味で、詩人と科学者は、共通の土台をもっているんだと思われます。 早期教育で、論理的な思考力を追い求めると、取り返しがつかないことになると、いろんな人が言っています。科学だけでありません。政治家にしろ、企業家にしろ、メルヘンの世界こそが、「現実」であり、「行動」を生み出しているのです。絵本の世界は、「子どもだまし」なんかじゃないんです！

  2007.11.06

  コメント(6)

• あらためてふり返ると

  あらためて思うのですが、昨日の実験が、予想以上にうまくいったのは、「私の力」っという問題ではないんだよなあ。どっちかと言うと、コントロールを手放して、あきらめてしまった状態。 ただ、気持ちだけは、思いっきり、「イタズラっ子」状態。 こんなのを何というのかわからないんだけれど、子どもたちに応援されたからうまくいったのは、間違いない。子どもたちの素晴らしい反応がなければ、ドツボにはまってた。あな、おそろしや。 やっぱり、ぽっかり「空」の状態で、心は高揚、これがいいのかも。

  2007.11.06

  コメント(2)

• 本日の科学教室の反省

  まず、材料調達に失敗し、プログラム変更。それが、ギリギリまで、いや、本番まで、決定できず、時間に対して、3倍のネタを持ちこみ、出たとこ勝負。良く言えば、客の反応を確かめながら、プログラムをすすめる離れ業。ある意味、スゴイことをしてしまった。  先生方との打合せが不十分でした。 科学工作が、メインでもあったのですが、なし崩しに、実験だけで埋めてしまった。工作は、「おみやげ」にしてしまった。 しかし、今回、あらためて工作は不要だということを確信。主催者は、何か形に残るものを欲しがるだろうが、私の主張を押すことにしたい。 （最初から、夏休みの工作教室など、目的が決まっている場合は別） 子どもたちは、ただ、予想を立て、見ていただけだが、十分、実験をしたと感じてくれている。今回は、ある程度、議論も成立。素敵な意見もきかれて、とても参考になった。 ただ、予想がはずれた子に対するフォローが不足していた。はずれるのも、アタマを使っているからであって、何も考えなければ、はずれないということ、を伝え忘れた。それで、怒ってしまった子がいたのかも。 または、助手として指名されなかった子が怒っていたのかも。助手のルールも考えておかなくては。 でも、そもそも、「こんちくしょう」って、怒るくらい、感情を動かせたのは、それはそれで、無関心よりは、よっぽど良いと思う。  当初予定の９０分を大幅に延長してもらったが、それでも、最初から最後まで、高い集中力を保てた。昨年度より、明らかに良かった。これは、プログラムにこだわらなかったことによる。マイクも使わないで済んだのも、集中力を引き出せたからだ。 イタズラ心をあおったことが、真面目な子には、不快に映ったかもしれない。 先生方の当初の希望とは、ちょっとズレたかもしれない。プロとしては、問題だが、アマチュアとしては、良かったと思う。 本当の問題は、このような科学の楽しさを知った子どもたちをその後、学校教育で、どう引っ張っていくのかということかもしれない。 最後のタマゴのバクハツ実験に、印象をすべてもっていかれる心配もあったが、まあ、まあ、いろんなこともインプットされているようだ。 3年生の子に電子レンジの実験までやってしまったのは、長い目でよかったのかどうか。 ただ、今後、この子どもたちが、仮説実験授業と出合うチャンスは、「少ない」と判断しました。一生に一度の経験になる可能性が高いとして、3年生で無理のない範囲でやってみました。   

  2007.11.05

  コメント(0)

• 本日の科学教室　子どもたちの評価

  本日午前中、１２０分　小学3年生　於：体育館　体育座り→自由テーマ　「世界の魔法のトビラを開けよう」すべて、講師だけが作業　プリント2枚実験直後、5分間楽しかったか5点　８９人、　4点　１９人、　3点　5人、　2点　2人、　1点　０人タメになったか5点　５４人、　4点　２６人、　３点　３２人、　2点　1人、　1点　2人 自由感想（強制ではない）全部掲載します。 おもしろかったです！！たまごをレンジにいれてふっとんでくるのかなぁと思っていたけど、ふっとんでこなくてよかったです。またかがくやじっけんをしたいです。とても楽しいかがくのじっけんを教えてくれてもらえてとてもうれしかったです。わかりやしうかったし、ためになりました。タマゴがばくはつしたのがおもしろかったし、しお水のじっけんとかもおもしろかった。いろいろなじっけんがあって楽しかったです。とくにでんきとせいでんきのじっけんが楽しかったです。今日はとても楽しかったです。 分かりやすくて楽しかった。いろいろのじっけんがありました。たのしかった。こわかった。しおみずでたまごかうくなんてしらなかった。もう一回やりたいです。たのしかった。すごくたのしかった。でんきのじっけんがおもしろかった。じっけんがおもしろかったです。たまごをでんしれんじであたためたじっけんが、はらはらドキドキでたのしかったです。たのしかったです。でも？もいっぱいです。おもしろかったです。でんしレンジにメガネをいれてみたいなぁ。たまごのじっけんやおもしろいじっけんでためになりました。とてもおもしろかったし、いろいろじっけんがとてもすごかったです。たまごをやかせつときドキドキしました。とてもすごくたのしかったです。たまごのじっけんは少しびっくりしました。でもデンシレンジにけいこうとうやでんきゅうを入れて光るのがすごかったしタメになった。じっけんたのしかった。ちょっとびっくりしたのもあったけどたのしかったです。たまごのじっけんは、バンという音がしてびっくりしました。さとう水でたまごがうくなんて思わなかった。あぶないとおもったけど、あぶなくなかった。でんしレンジのたまごのばくはつがおもしろかった。ちょっとビックリした。たまごのじっけんがたのしかった。ありえないことが正解になったのが、すごかったです。いろんなじっけんを見てたのしかったです。たいじゅうが、ぜんぶおんなじだとはじめてわかりました。きょうじっけんをしてびっくりしました。たまごにじっけんがしっぱいしたけどおもしろかったです。どきどきしたこともあったです。なみのゆれかたがすごかったです。たまごの実験などスゴイ楽しかったです。よそうがたてられてよかった。もっともっといろいろなことをじっけんしたい。たのしかった。すごくたのしかった。またやってみたい。はじめてやってたのしかったです。またきてください。こんどは、もっともっといっぱいじっけんしてください。ちょっとためにもなった（この子の評価は３）たまごはデンシレンジであたためていいのかなと思ったらだめなのが分かりました。とてもたのしかったです。たまごのところがびっくりです。家ではできないことができたので、たのしかたです。ありがとうございました。おもしろかったです。おもしろかったのはたまごをばくはつさせるじっけんです。がくしゃは、いたずらが、すきだったのがわかったです。あいざわ先生は、すきなのがわかった。たまごをでんしレンジで温めてばくはつさせるじっけんがすごくすりるがあって、楽しかった。たまごとからがとばなかったのであんまりたのしかったです。いろいろなじっけんがたのしかった。とくにたのしかったのはデンシレンジを使うのもたのしかった。たのしかったし、おもしろかった。たのしかったです。たまごがばくはつしたのがおもしろかったです。きょうは、すごく楽しかったし、すごくためになったので、こんどもぜひ、来てほしいです。わたしは、いたずらがすきなので、大きくなったら科学者になりたいです。すごく科学がすきになりました。こわい実けんやたのしい実けんがあってたのしかったです。でんしレンジのじっけんで、だめなものをあたためるときに、ばくはつするかと思ったけど、しなかったから、よそうとちがうなと思ったけど、ほんとうはやってもいいんだということがわかったです。たのしい実けんがあってたのしかったです。わたしがぜんぜん当てられなかった。おもしろくてたのしい。もっとしたかった。すごくたのしかった。あれたれなかった。おもしろかった。私は、せい電気やストローのじっけんやデンシレンジのじっけんがたのしかったです。科学やじっけんは楽しかったし、タマゴのじっけんは、ちょっと楽しかったです。科学は、楽しくて勉強になった。ためになったじっけんがありました。たのしかったです。たまごのじっけんや、すごく楽しい物をよういして楽しかったです。科学をすきになって、弟にたまごのじっけんのさとうと、しおのじっけんを弟に見せたいです。わたしは、いたずらがすきです。かがくは、たのしいだとゆうことがわかった。いろいろなじっけんをおしえてもらって楽しかったです、どれか一つでもやってみたいです。色々なじっけんをおしえてもらったので、今度やってみたいとおもいました。すごくおもしろかった。さとう水でも、たまごがうくことが分かった。たまごをレンジでするときどきどきした。たまごのじっけんやあぶらとかのじっけんがたのしかった。すごくおもしろいじっけんがあってたのしかった。いろいろなじっけんでやってたのしかった。とてもおもしろかったです。かがくのひみつはいたずらということがわかりました。またやりたいです。ちゃんとべんきょうになった。すごくおもしろくはなかったけどすこし楽しかった。実けんは楽しかったです。最後のたまごをビニールの中にいれるやつがたのしかった。もっとちがうものをみたい（この子の評価は、無限大）とても楽しかったです。じっけんがとても楽しいことが分かりました。今日、いちばん楽しかったじっけんは、たまごのじっけんです。またいろんなじっけんを見たいです。またこんどきてください。こんどはもっともっといっぱいじっけんをしたいです。しお水でうくのなら、さとう水はうかないと思うと思ったんだけど、ういたので、すごいな～とおもいました。それで、う～んとためになりました。（この子の評価には、花丸がついてます。）バカにすんなこんちくしょ（この子の評価は、２，１）たまごのからがとばなかったけど、おもしろかった。たまごはばくはつは、しなかったけれど、おもしろかった。たまごのじっけんがおもしろかった。楽しかったし、うんとためになった。おもしろかった。とくに、たまごやホットケーキや、さんま。おもしろかった。とくにたまごのじっけん。うずらのたまごとケイコートーにばくはつじっけんをやってほしかった。すごくたのしくて勉強になった。すごくおもしろかったです。たのしくてすごいと思った。すごくおもしろかった。ふつう。おもしろくない。ちくしょう！（この子の評価は２，１）いろいろたのしかったしタメにもなったすごくたのしかった。まえよりいたずらがすきになった。まあまあたのしかったです。少しべんきょうになった。（この子の評価は４，３） 以上、これらに対する私の反省は、次の日記で。   

  2007.11.05

  コメント(0)

• 子どもを心配する親の大罪

  子どもが心配で、やせ細ったり、幽霊のようになった親を見てきました。心情的には、わからないでもありません。しかし、気持ちを逆なでするかもしれませんが、そういう親は、ほとんどの場合、子どもを愛しているのではなく、自分の気持ちを愛しているのです。子どもの立場に立って考えられない、まだ「子ども」です。親になるべきではなかった。 どんなに、社会的にエライ立場であろうが、子育てに関しては、精神的に未成熟な「子ども」がいっぱいいます。 親の暗いその顔は、 「あなたのために、私はこう苦しんでいるのよ」というメッセージを与えているのですよ！それが、良いわけがないでしょう！ どうして、心配する親の言動がこの上なく残酷なのかを理解できない人がいっぱいいます。 時間が無いので、詳しく説明できませんが、子どもを本当に救いたかったら、親がハッピーに過ごすことです。笑顔を忘れないことです。 親が不幸になることは、最悪のシナリオです。 そして、不幸になるのは、仕方がないことではありません。子どもがどうであれ、それで親がどう感じるかは、全く別の問題なのです。「こういう状況だから苦しむのが当然だ」、という考えは、明かな間違いです。そういう意識から脱出できないところに、あなたの本当の病があります。それが、子どもに悪影響を与えているのです。 そんな親より、バカボンのパパの方が、よっぽどいいのだ！ とにかく、心配顔は、ひとつも良いことは無いことだけ、覚えておいてください。これは、寅さん自身の魂の叫びでもあります。

  2007.11.05

  コメント(3)

• 感動のリセットを忘れずに

  科学実験教室では、子どもたちに、感動してもらいたい。知識を教えるなら、普通の授業で十分だ。いずれにせよ、学問は、感動してこそ意味がある。 そのためには、講師が、感動していなければ、感動は伝えられない。 わかり切ったことは、感動しない。子どもが感動することと、専門家が感動することは違う。 専門家が作った教科書は、だからつまらない。専門外だから、子どもと一緒に感動できる。 幸い、寅さんは、もともと科学の専門家ではない。（科学は学びましたが、専門は経済です。経済やマーケティングの立場から、行動科学を学びました。また、好奇心から、科学の歴史も大好きです。） しかし、長年講師をしていると、好奇心の賞味期限が迫ってくる。 自分の好奇心を追っていると、子どもと、いつの間にか離れてしまう。いつも、リセットで、「空」になれるかどうか。 明日の実験教室の組み立てを、まだ、迷っています。子どもにとっては、最初の体験です。原点に戻って、感動のレベルを調節しよう！    

  2007.11.04

  コメント(0)

• あのとき「YES」とこたえていれば、今ころ

  昨夜の深夜テレビで思わず見とれて、夜更かししてしまった映画。「天使のくれた時間」（米　２００１年作品）う～ん、大人のファンタジーだ。 ウォール街で成功をおさめ、超高給マンションに住み、フェラーリを乗り回す主人公。誰もがうらやみ、、本人もすべてを手に入れたと思っていた独身貴族が、不思議な青年の導きによって、「もう一つのシナリオの人生」に飛ばされてしまう。 それは、１３年前に冷たく縁を切った恋人との、平凡だけども、温もりにあふれた家庭生活でした。二人の可愛い子どももいて、そして・・・・・・ クリスマス時期によくある、別の人生を体験してみて、今の自分を見つめ直すご教訓映画だ。だけど、少しも押しつけがましくなく、じんわりと効くように、演出されていて、秀作の一つだと思う。 「多重世界」説は、まだまだ、「とんでも科学」に分類されていることが多い。しかし、真面目に議論もされているんだ。そして、否定もされていない。 寅さんも、実は、あるんじゃないかと思っている。11次元まである世界です。4次元の人生ラインが、いくつも折り重なっていてもおかしくありません。 でも、そんな面倒なことを議論しなくても、すでに、電脳世界では、パソコンを操作する人ごとに、世界を作りだしています。生の認識の世界でも人によって、同じリンゴを見ても、それぞれ違った世界の中で見ているわけです。 人は誰でも、今の世界より、もっとマシな別の世界に行きたいと思うものでしょう。しかし、もしかすると、寅さんの場合、「今」の世界こそ、もっと悲惨な世界から、ようやくたどり着いた目標の世界なのかもしれません。とすると、今の世界の状況に、もっともっと、感謝をして、喜ばなくては、もったいないことだよなあ。 ふっと、意識を変えると、世界は、いとも簡単に、その色を変えます。女房や子どもたちとの生活、これだけで、どんなに幸せなことか。 今の幸せを噛みしめることができないで、次の世界を目指そうとしているところに間違いがあるのかも。 もちろん、今の人生ラインにしがみついても、自分を滅ぼす道につながる。感謝しながら、手放そう。きっと、さらに素敵な人生ラインにつながっていく。 それにしても、大人にこそ、「絵本」が必要なのかも。

  2007.11.04

  コメント(0)

• 人を作る？

   「楽しい授業」の１１月号の特集を読んで、そうだなあって、思ったことです。 「理科好きの子どもを作ろう」と言われます。私たち大人は、子どもたちを理科好きに「する」のでしょうか？ そもそも「人間を作る」っていうことは、粘土や人形じゃないんですから。 どうしても、先生という稼業は、子どもを変えてみたい欲望をもってしまうんじゃないでしょうか。 寅さんも、しばらくはそうでした。私と接した子が、翌日から、違った姿になっているのを見たい！って。 しかし、それは、逆に恐ろしいことですよね。私が理想とする子どもの姿が、本当に良いのかどうか。いろんな子がいて、いろんな生き方があって、いいはずです。 それに、だいたいにおいて、そうそう人間は変わりませんって。1年間接したからって、本質は変わりません。一生かわらないものかもしれません。ただ、その本質が光り輝くか、曇ったままかってところなのでしょう。 少なくとも、たった1時間や2時間の実験授業で、人生を変えるなんて意図するほうが、恐ろしいことです。 しかし、長い人生の中で、あるとき、ふと、昔の体験と重なって、「ああ。こういうことだったのではないか。」「こう考えてみればいいんじゃないか。」って、ヒントになる時が、本人は気づかないところで起きると思うのです。記憶は、決して無くなりませんから。 それは、とても大きなことです。子どもに超長期の時限発火装置をセットしているのです。 私たちは、そういう緊張感をもって、子どもに接するべきでしょう。 もちろん、科学が好きになった、って言ってくれるのはうれしいし、明日から、行動がちょっと変わるかもしれません。でも、人間が人間に影響を与えるというのは、小賢しい人間の理性が意図する次元では捉えられないものだと思います。 大地を吹き渡る風にように、自然に接するのが、一番。子どもは、大人のお陰で、教育されて成長するのではなく、太陽の力で、自然に成長していくのです。    

  2007.11.03

  コメント(0)

• ホッと、しながら反省。そして、ピンチ！

  昨日、一昨日と、計4回の実験教室。夕べは、すっかりホッとしてしまって、寝てしまいました。お陰で、同窓会の打合をすっぽかしていまいました。すみませ～ん。 昨日の反省としては、小学2年生に個別作業をさせたのですが、一定以上の人数の場合は、やめた方がいいとつくづく思いました。 それなりに、いい体験であることは、間違いないのですが、個人差が激しく、少数ですが、いやな思いをする子も出してしまいます。 それよりも、みんなで予想して考える方が、よっぽどいろんなことができ、充実感があります。 低学年でも、それなりに、ファンタジーの世界の中でも科学することはできるみたいです。いわゆる、物語を選択することはできるみたいです。 今後、そっちにシフトしようっと。 ところで、今度の月曜日の実験材料が、業者の都合で届かないことが、判明！急遽、対策を考えなければ。材料費をもらってしまってるし、う～ん。ピンチのときこそ、ワープのチャンス。いつもそうです。困ったときに、飛躍が起きています。 今回もそうなんだ！（って信じながら、コタツの中で考えてます） 

  2007.11.03

  コメント(0)

• 本日の実験教室　子どもたちの評価

  本日の実験教室の　子どもたちの評価です。「電気となかよくなろう」（科学のトビラを開けよう）小学3年生　９０分　　直後の3分で記入楽しかった　5点　55人、　4点　9人、　3点　9人、　2点　1人　1点　0人タメになった5点　３７人、4点　２０人、　3点　１４人　2点　2人　1点　0人 《感想》　抜粋楽しくていろいろおぼえた。電気にこんな力があったなんて知りませんでした。科学が好きになった。科学がわかった。すごいです。博士みたーい。またやりたいです。すごく楽しかったです。バクハツしなかったからよかったです。ノーミソのしわがふえた。食べたかった。おいしそうだった。電気で焼けるなんてすごい。まえはわかんなかったことが、今になってわかった。おもしろくて、とてもわかりやすくて、よくわかりました。でんきのことがよくわかってうれしかったです。きょうのじっけんわ、きょねんよりおもしろい！いろいろじっけんがあってたのしかった。前に出てじっけんさせてもらってうれしかった。 以上、半分以上の子が、実験の様子や楽しかった等の感想を書いてくれ、批判的な文がほとんどなかったのが、かえって、がっかりです。でも、様々なところが印象に残っているんだなあ、って思います。本筋でない、シュワシュワ実験や、卵の浮き沈みも、静電気の力も結構、印象の倉庫に入っているもんです。 今日は、オーソドックスに、実験は、私一人が行い、みんなは予想をするだけでした。　しかし、昨年の児童が直接作業したスライム・ドロリン実験より面白かったという感想があることは、実験の本質を端的に表現していると思います。 先生方、ご支援、ありがとうございました。アンケート、明日お返しします。 みなさん、絵まで描いてくれた人もいっぱいいて、本当にありがとう。 

  2007.11.01

  コメント(2)

• 複数の平面を飛び回る

  よく、全身全霊を捧げたら、きっと道が開かれるという話を聞きますが、私は、それは間違った指導ではないか、と思えます。流行の言葉を使うと、引き寄せの法則の反作用により、自分の意志とは関係なく過剰な願望を減少する力が発生し、思いがけないアクシデントにより、それどころじゃなくなるのです。 別の角度から言うと、優れた仕事には、ひとつの論理を越えた、ワープが必要なのですが、人間の理性は、一つの平面の中でしか働かず、そして、そこだけにこだわると、「腐って」しまう性質があるように思えます。 仕事中毒、自爆攻撃、スポーツでの薬物使用、さらには、偽装表示、役所の隠蔽体質、みんな、真面目に一平面にいたからこそ「腐った」のです。旧日本軍の体質もそうでしょう。 では、どーすれば良いか。どんなに大切な仕事も「遊び」にしておくのです。自分の魂の本体は、別のところに置いておくのだ！本体は、いろんな平面をトラベルして廻るのだ。 優れた仕事は、一つの局面にこだわるところから生まれない。いくつかの平面をクロスさせるところに生じる、と思う。しかし、世の平面エネルギーの渦巻きは、蟻地獄のようにあなたのすべてのエネルギーを欲しがっています。これは、ある意味、人から離れて、一人歩きするモンスターです。真面目な人ほど、それに同意してしまいます。 本当の主体性を教える教育が必要じゃないかな。 こだわりの無い愛情、信仰でない尊敬遊びの心こんなの教育としてふさわしいかどうかわかりません。教えられるものなのかもわかりません。でも、自然な成長を阻害する、「こだわりの教育」は避けたいものです。  

  2007.11.01

  コメント(0)

• いつも、違った道がある。

  昨夜のNHKの「プロフェッショナル」で自閉症支援活動をされてる服巻智子さんが紹介されてました。言葉でなく、場面を図解したソーシャルストーリーで行動のパターンを教える姿、とっても参考になりました。 服巻さんが言う「プロフェッショナルとは」There's always another way.と考える人だという。 とらわれない、こだわらない、ということだな。 自閉症児のような多様性に対応するには、一つの土俵上では、どうしようもありません。 量子物理学では、多重世界説も有力です。いろんなシナリオの世界をトラベルしなければ、解決ができないのでしょう。 一つの説に固執するとトラベルできなくなるのではないかな？理性の使い方って、本当に難しい。大切に思って、真面目になると手放せなくなる。 超ひも理論によると、この世界は、１０次元とか11次元とか言っています。人間の理性がついていけるわけがありません。ただ、できることは、この乗り物のボタンを間違いなく押して、快適なトラベルをすることなのかも。   

  2007.10.31

  コメント(2)

• 意識の波長の違い

  同じ意識でも、顕在意識と潜在意思では、働きが違うことは、はっきりしています。そして、潜在意識の方が、宇宙への働きかけは大きい。顕在意識で、コントロールしようとすればするほど逆効果になっている。 きっと、これは、量子レベルでの波長の違いによるのだと思うのです。波長の長い可視光では、私たちが通常見る世界（マクロの世界）しか見ることができません。しかし、波長の短いX線を使えば、原子・分子などの物質のミクロの構造を観測できます。 世界が全然、違ってしまうのです。 これと同じで、顕在意識は、マクロの世界潜在意識はミクロの世界に対応しているのではないかな？いや、X線などよりも、数十段、波長の短い世界でしょうが。   しかし、潜在意識はコントロールが難しい。それに、顕在意識を無にすることも、現実的ではない。では、どうすれば、コントロールできるのか？コントロールしようとすることが、すなわち顕在意識を働かせていることだ。 「真面目な意識」が邪魔をしているとすれば、非真面目な意識が、波長を隠れた次元にフィットさせるのではないだろうか？非真面目、ううん、そうだ、「遊び」だ。 遊びには、重要性でガチガチの意識というワナから逃れる道がある。 私は、前から、遊びに意義をもっていきたい気持ちをもっているのでこう、無理矢理、当てはめるのだろうが、私にとって、今、納得している、ヘリクツなのであ～る。  

  2007.10.30

  コメント(2)

• 

  このために生きている。

  素敵な写真を送っていただきました。ありがとうございます。後ほど、御礼にあがります。 

  2007.10.30

  コメント(0)

• 利他主義の落とし穴

  2次元の平面の世界にいると、3次元からの働きが、神のイタズラに思えるはずです。同じように、3次元の世界にいる私たちには、それ以上の次元からの働きは、理解できません。 私たちが通常知っている物理法則も、私たちの常識の次元での話のようです。いわば、一枚のペーパーの上での働きです。人間の理性も、一枚の上でしか有効でないようです。しかし、この世には、いろんなペーパーが無数にあり、そのペーパー間を行き来するというのが、実際の人生のようです。 そこで、人生では、理性では予想もつかないことがしばしば起こります。それを、理性は、困ったこと、または、失敗と認識します。しかし、それは、実は、すばらしい世界にシフトした表れである可能性があります。 失敗と思えるものの一つひとつをうれしい驚きをもって受け入れることが、せっかくの次元のトラベルを生かす手でしょう。 素敵な世界へのトラベルのためには、自分の波長を幸福の周波数に合わせなければなりません。自分に不満をもっている人は、不満の波長を出しているのですから、幸せと成功のラインに到達することは無理なのです。 理性は、狭い。理性は、しばしば、私たちを欺す。美しい言葉、概念。正義、愛までもが私たちを欺し、心の奥の不満を封じ込めてしまう。 「利他主義」の美名はあやしい。まず、自分の本当の魂が、満足していなければ、幸せの波長を出せず、結局は、周囲を不幸にしてしまう。 人間は、しばしば、心の空白を美しい概念で埋め合わせようとする。戦争でさえ、そうだ。お国のために、信じるもののために、命を捨てる。これは、理性の世界だ。狭い世界だ。 自分が心から、幸福に、まずなること。幸せな自分から、あふれ出る剰余金のみが、他人を本当に幸せにする。 心に満たされないものをもった教師ほど、子どものためと思い、身を粉にして働く。それでいいと思ってしまう。そこに、落とし穴がある。

  2007.10.30

  コメント(0)

• 巨大な「今」を喜んで生きる

  ※ すぐに、もうちょっとわかりやすく書き直すつもりでしたが、すみません、私の思考の記録として、そのまま残しておきます。※ プリンストン大学工学部・変則現象研究（ＰＥＡＲ）やスタンフォード研究所（ＳＲＩ）での研究は、人間が未来を見通したり、過去にさかのぼって見たりできる可能性を示唆しているものがあります。（引き続き、「フィールド」からの抜粋で話をすすめます。） より根源的な「実在」では、時間も空間も存在しなく、明白な因果関係もないことを示唆しはじめています。 絶対的な時間や空間というニュートン流の考えも、あるいは、相対的時空というアインシュタインの考えでさえも、もっと真実に近い世界観に置き換わろうとしています。 つまり、この宇宙は、ある一点における時空のすべての点が表現された膨大な「今」のなかに存在している、というのです。 原子内粒子があらゆる時空を越えて、相互作用するというのです。 量子世界、純粋な確率が支配する原子内世界では、この世はひとつの巨大な「現在」として存在するのです。 とすると、もし、意識が量子周波数の水準ではたらいているのなら、意識もまた、空間や時間の外に存在していてもおかしくないわけです。 もしかしたら、私たちの人生のすべての瞬間は、過去も未来も含めたほかの瞬間に影響していてもおかしくないのではないでしょうか？ とすると、未来のことで気を病んだり、苦しんだりすることは、間違いだということに気づきます。 将来のために、今、苦しむのも間違った姿勢ですし、将来の楽しみは、今すでに受け取っているのです。 願望をもつ矛盾も見えてきます。未来を今と切り離してしまうからです。 願望ではなく、今、意図としてもってしまうべきです。それで、未来とつながります。 過去も書き換えられます。今を変えれば、過去も変わるのです。 この世界は、人間の側の、「努力」を邪魔なことだと言っているように思えてなりません。「私の力」というのを意識させないように、させないようにとしているようです。ただ、手をたたいて喜んで「受け取る」だけみたいです。  

  2007.10.29

  コメント(0)

• 教師の存在意味

  １９６０年代、モントリオールのマギル大学の生物学者バーナード・グラッドは、スピリチュアル・ヒーラーが本当に患者にエネルギーを送っているかどうか検証しようとしていました。 グラッドが研究に使ったのは、人間ではなく、発育を遅らせる塩水に種子をつけ、「病気」にさせた植物でした。二つを容器に分け、片方の容器の塩水に手をかざすように指示しました。 すると、ヒーラーによって処理された塩水に漬けた種子のほうが、もう一つの種子よろも多く発芽したのです。 グラッドは、そこで、逆のことも起きるのではないかと考えました。 否定的な感情は、植物の生長にマイナスの影響を与えるのではないか、と。 今度は精神病患者たちに、普通の水をもたせたのです。そして、その水を発芽に使ってみたのです。そうしたら、重症のうつ病患者が手にした容器の水は、発芽を抑えたのです。 グラッドは、その後の研究で、ヒーラーが治療した水には分子構造に小さな変化があったことを発見し、そのほかの科学者も確認しています。 (以下は、リン・マクダガードの「フィールド　響き合う生命・意識・宇宙」の「ゼロ・ポンイント・フィールドの扉を開く」からの抜粋を使わせてもらってます。著者は、欧米でよく知られる医療のトップジャーナリストで、科学的な根拠にきちんと裏付けされた文章を書いています。） 科学的に行われたその他の研究でも、人間が酵母、真菌、さらには分離されたガン細胞にまで影響を与えうることが示されています。フィラデルフィアにあるセントジョーゼフ大学のキャロル・ナッシュという生物学者が、人間が、細菌の増殖率を高めようと望むだけでそうした影響が起こることを見いだしています。 ジェラルド・ソルフヴィンが行った試みによれば、「最善を願う」飼育者の意識が、マウスの病気の発生に影響を与えているかもしれないと思わせます。 グラッドの研究も、ソルフヴィンの研究も規模が小さく、確定的なものではありません。しかし、１９７４年に行われたレックス・スタンフォードの研究では、なぜそう願うように想定されているかを十分に理解できないときでも人間はすべてがうまくいくよう「願う」だけで、さまざまな事象に影響を与えうることを示していました。 しかし、これらの実験には、さまざまな要因が、紛れ込んだ可能性が残っていました。科学的に他の要因をシャットアウトしてからでなければ、結論は出せません。 １９９０年代初め、正統的な精神医学者のエリザベス・ダークは、懐疑的な立場から、厳密な環境を作って、何度もこれまでの実験の穴を見つけようとしました。 得られた結果は、はっきりしていました。どのようなヒーリングを用いようと、どのような「高位の存在」を信じていようとヒーラーたちは、患者の身体的、心理的状態の改善に劇的に貢献したのです。この結果は、一年後に、中央アメリカ心臓研究所の研究で追認されました。 このことは、神が祈りに答えたことを証明しているのでもなければ、そもそも神が存在することを示しているのでもありません。彼らの言葉によれば「私たちが観測したものは病院外の個人が入院患者の名前を祈りの気持ちを込めて口にすると（あるいは考えると）集中治療室における患者の状況が『よくなる』ように思えるというだけ」です。実際、エリザベスの研究では、患者を癒そうとする意思があるかぎりどんな方法を用いるかは関係ないように思われます。 特に、成功率の高かったヒーラー達が共通にもっていた特徴は、我を通さず道を譲っていることでした。エリザベスからすればほとんどのヒーラーは、それぞれの意思を表明した後で一歩身を引き、なんらかのヒーリング力のはたらきに身を委ねていると主張しているように感じられました。それは、自分の力を誇示する自己中心的なヒーリングというより、「この人が癒されますようお願いします」という依頼というべきものでした。 心に描かれたそのイメージの多くは、リラックスすることと関係があり、心霊や光や愛を導き入れるものでした。 さて、 意思が他人に健康を生み出すとすれば、病気とは、個人の量子レベルでの乱れだと示唆されます。とすると、ヒーリングとは、個人の量子変動を再プログラミングし、波長を整えるということなのかもしれません。 あるいは、こうも示唆されています。病気とは、集合的な意識からの分離なのかもしれない、と。社会からの分離意識や、自分のスピリチュアリティからの分離が、病気に大きく影響していることが示されています。 長生きした人たちは、高位のスピリチュアリティの存在を信じているだけでなくコミュニティへの帰属意識もとても大きな人たちであるという説もあります。 とにかく、癒しを与えようとする人の想いは、患者たちの飲む薬と同じくらい重要かもしれないと思われる研究結果は無視できないものです。 患者を金づるにしか見ない医師や、徹夜ばかりで意識が朦朧としている医師では、処方が同じでも、患者に悪影響あると考えるのは、当然でしょう。 ひるがえって、教師と生徒の関係はどうでしょう。教師が与えうる最大のプレゼントが、授業内容と同じくらいの重要さで、生徒の幸せを祈る気持ちではないでしょうか？ ここに、教師がロボットやパソコンではいけない理由があると思うのです。そして、教師が聖職であることの理由もあると思うのです。 さらに、ヒーリングとは、一種の集合的な力であることから、学校という場の意味も見えてくると思うのです。 

  2007.10.28

  コメント(2)

• 趣味の世界で踊りまくれ

  君の人生を踊りまくれ！というように、昨夜のコンサートを聴きました。アイリッシュというか、ケルトミュージックのコンサートなんだけど、 寅さんのPRの力不足で、地元からの客はさっぱり。 しかし、仙台や県外から、そこそこ大勢のマニアが来てくれました。福島からも、4時間はかかる宮古からも。 そして、うかつにも、そういう人たちだとは知らずに、寅さんは、司会をしてしまったのですが、 みなさん、ご自分の楽器（それも、中世の楽器みたいなマニアックなものばかり）をもちこみ、終了後、会食をしながら、ジャムセッションが始まるではありませんか？？？え、あのおっさんも、このおばさんも！！！！えええ、そういう人たちだったの？？？！ 寅さんにとっては、そっちの方が衝撃的でした。偉大なる趣味の世界。とってもとってもお得な夕食会でした。 この手の音楽が好きかどうかは、別にして、（寅さんも、自分でもよくわかりません）アイリッシュに乗って、踊りまくる世界（実際には踊ってませんよ）それが、人生の縮図のような気がしました。 どっちかと言うと、マイナーな世界の方が、純粋じゃないでしょうか？参加者の皆さんの、魂に触れることができたことは、金銭に代えられないお宝でした。  こりゃ、きっとじわじわ広がっていくなあって、確信もしました。 私の踊りって、どんなもんなんだろう？自分の本当の踊りを踊って、この世をサヨナラしたいもんです。  

  2007.10.28

  コメント(2)

• 失敗のパターン

  今まで、寅さんは、数限りなく失敗をしてきました。今も、反省しているところなのです。そろそろ気づいてもいい頃だろう！！！  何で失敗したか？それは、簡単に言えば、「欲」から出たものだからです。でも、それはいわゆる、「がめつい」顔をもっていることはマレです。 普通それは、美しい顔や、倫理で装っています。純粋な善意の論理で形作られています。真面目に、こうガンバラなくっちゃ、って思わせます。みんなのために、こうしなくちゃ、と思うのです。良いこと尽くめなんです。  しかし、問題は、ただ一つ、私本来の目標では無いことなのです。 この世は義理と人情の世界。だから、おつきあい、というのはあるはずだ。 でも、ちょっとでも、それを遂行するの当たって、重苦しい思いがあるものは、道を間違っていると思っていい。 どんなに善意であろうと、自分の道にはずれたことは、結局、人様の迷惑と言うか、足を引っ張ることになると、何度、カツを入れられたことか。 人間は、表面的な、薄っぺらな理屈で判断してしまいます。もっと、魂の声を聞かなくては。 世の中には、事業を失敗する人がいっぱいいます。その方々が、みんな不真面目だったかというと、かえって、とっても真面目に仕事をしたんだと思います。 ただ、努力の方向が、その人の魂の求める方向と違っていたんじゃないでしょうか？アタマで考えた、こうすれば、儲かる。勝てる。事業拡大できる。従業員の給料が払える。さらには、これをすれば、みんなが喜ぶ。 そんなことに、囚われて、自分のすすむべき道じゃない方に行っちゃった。 何度も言うように、自分の道をすすめば、かえって、社会に最も適切に、貢献できるし、経済的にも安定する。趣味で豊かな生活も決して夢じゃないのだ。もちろん、本当の自分の道の場合だけれども。人マネや流行の趣味では、一流にはなれない。 一流の人の仕事を見てみよう。それには、必ず魂の震えが入っている。反対に、アタマの良い人が、理性的に判断しただけの仕事は、それがいかに善意から出たものであっても、この世界では、光輝くことはできない。 心を静めよう。そして、自分の道を魂に聞こう。     

  2007.10.27

  コメント(0)

• 意識が現実をつくる

  量子物理学もたらした、革命はいろいろありますが、もっとも不思議で、重大な部分はこれでしょう。 それは、コペンハーゲン解釈というもので、電子は、きちんとした実体ではなく、私たちがそれを観測するまでは、あらゆる可能性の合計、一種の重ね合わせという姿で存在し、私たちが観測してはじめて特定のひとつの状態に固定されるということです。  では、だったら、もし人間の観測者が、一個の電子を一定の状態に落ち着かせるというのなら、その人間は、もっと大規模な実在にどのくらい影響を与えるのでしょう？ 「現実」というものは、可能性の「海」から人間の意識（または、生き物の意識）によって、はじめて形をなすのでしょうか？科学はそう示唆しています。 世界がこのように、具体的な姿であるのは、私たちが関係しているときだけ？！ もし、本当に意識そのものが、この世界を創造しているのなら、私たちの能力というのは、計り知れないものになります。 これは、世の中の天と地をひっくり返す事実です。 意識が世界を創っているなんて、なかなか実感がありません。しかし、もし本当だとして仮説を立ててみましょう。 意識が現実に影響を与えるとしたら、なぜ、私たちの願望は、実現しないのでしょうか？ 願望は、願望するという現実を生み出しているのではないでしょうか？「希望」ではなく、 「これは、私のものだ。」「当然、こうなってしまう」「こうするんだ」という必然の意識が、そういう現実をもたらしているのではないでしょうか？ そして、その意図が、奇跡的なものであっても、可能性の「海」には、ありとあらゆる可能性が入っており、それに波長が合えば、何でもアリなのです。 朝、早く起きたいなあ、では、起きられません。4時に起きる、という決意が、起きる現実をもたらすのです。 ということで、今日は、早く起きました。さあ、バリバリいくぞ！   

  2007.10.27

  コメント(2)

• 私の内の神様とのつきあい方

  私たちは、どうして子どもを丸ごと受け入れられないのだろう？ 子どもの光り輝くものを、覆ってしまう「常識」を子どものためと称して、いくつもいくつもかぶせてしまうんだろう？ それは、もしかして、大人の私たちが、自分を偽っているからではないだろうか？ 私たち親も、小さいときから、本当の自分を否定されて育ってきました。 「自分を出しちゃいけない。」本当の姿を見せると、「人様に笑われるよ！」「社会では通用しないよ」 夢をもて、と言われながら、常に、決定的に否定されてきました。 被害者のままで、人生を終わるなんて、ガマンできません。本当の「私」がかわいそうです。 もし、本当の「私」を縛っている鎖から解き放たれたら、そして、「私」がホントに欲しいものに向かって、歩き始めたら、どんなに、毎日が楽しく、「お祭り」になるだろうか？ 自分を解放してない大人が、子どもをのびのび育てることができるだろうか？無理だろう。   私たちの内には、神様がいると考えたらどうだろう？誰の内にも、それぞれ神様がいるのです。 その神様を拝まなければ、神様は引っ込んでしまうのです。 実は、重大なヒミツがあります。理性や論理は、神様の召使いとしてだけ意味があるのです。理屈は、星の数ほどありえます。しかし、どの論理が良いかは、自分の内にある神様をほめたたえるかどうか、によるのです。 自分の内なる宇宙を、讃美しない科学は不要です。一切、拒否しましょう。 ただし、神様をコントロールしようとするのも、レッドカード。人間は、すぐ、都合の良い方へ、神様を連れていこうとします。おだてりゃ、何とかなるんじゃないのです。本気で、誉め称える存在だから神様なのです。 神様を恥じたり、社会につぶされるなんて、心配は不要です。 一旦、神様がお出ましになれば、世界の方が変わってくるのです。世界は、神様が恐くて、封じ込めているのですから。 

  2007.10.26

  コメント(4)

• 子どもの才能を伸ばす？

  個性を大切に、子どもの才能を伸ばす？もっともらしい言葉だけど、寅さんは疑問をもってしまいます。 子どもの個性って、誰が評価するわけ？子どもの才能は、誰が判断するわけ？ あなたは、あなたの本当の才能がわかりますか？自分でわからないから、親や先生が判断する？ 「あなたは、こちらに向いている」とアドバイスしてもらいたいですか？あなたは、自分の人生を他人に決めてもらいたいですか？ たとえ、親でも、違うんじゃないでしょうか？ その子の魂の輝きは、親にも、漠然としかわからないもの。親の想像を超えたところにあるものです。 結局、本人に聞くしかないのです。本人が気づくしかないのです。自分は何をしたいのか？ 本当は、大人も誰もが、本当の自分の人生を活き活きと生きたいんです。 ところが、いろんな常識が、パタパタパタンとフタをしています。 子どもにも、いろんな「常識」が降りかかります。それらは、誰が常識にしたものでしょう？その子にとっては、関わりがないことです。 常識は、ほとんどが、他人の幸せのための、他人の目的から生まれました。親子の間でも、そうです。我が子のために、と信じてますが、子どもにとっては、それは自分の人生じゃないのです。 常識に従わないと、社会でうまくやっていけない？表面的には、そう思えます。しかし、自分の人生を歩んでいない子は、必ず将来心にポッカリ、穴が空いていることに気づきます。それにに耐えきれず、何かで埋め合わせをしようとします。 しかし、本来の自分以外のもので、心は埋められない。それで、さらに、他人の誘導にひっかかり、本当の自分から遠ざかっていくのです。生命の輝きとは無縁の人生を終えるのです。 不思議なことに、 自分の人生を生きていくことが、結局は、社会にもっとも貢献をし、社会から評価されます。これは、断言です。 戦争に協力しないことが、日本のためになったことと同じです。 社会からの評価を求めないで、自分に正直に生きると社会から評価されるのです。 今、社会で活躍している一流の人は、常識的な評価基準にとらわれないで仕事をしたから地位を確立したのです。流行を作る人は、今の流行にとらわれません。流行をつくる人と、追いかける人、どっちが幸せでしょう。いや、どっちがセンスが良いでしょう。人が作った流行通りのファッションを着ている人は、ほとんど、不格好です。似合ってません。いかに流行遅れの素材でも、自分のセンスに忠実なファッションこそ、エレガントなのです。そういう人が評価され、それをマネする人が生まれ、流行となるのです。 もっと大切なことは、自分の魂に忠実に、生きると、エネルギーを消耗しないのです。疲れるどころか、さらに、どんどん元気になっていくのです。 自分の目標なら、不自然な力みがありません。何かを望んだときに起きる、「引き寄せの法則」の裏法則恐ろしい「反作用の法則」にひっかかりません。なぜなら、その目標は、正直な自分自身だから。無理矢理や、いかにも、いかにも、がありません。全く自然なのです。だから、まるで、努力しないのに、世界の方が動いてくれて、奇跡のトビラを開いてくれるのです。 自分の本当の道なら、オリンピックに出ても、自分を見失いません。 この成果は、英才教育の比じゃありません。 子どもに、自分の道を歩ませることです。本当の気持ちに気づかせることです。 そうだとしたら、そのための前提条件があります。 それは、本当の自分がOKだと、自己肯定感をもたせることです。 ほとんど子は、本当の自分は良くないんだ、と洗脳されてます。本当に自己を表現したら、怒られるし、親を悲しませると信じています。誰が洗脳したんでしょう？親です。先生です。この呪縛を解いてやらなくっちゃ。   

  2007.10.25

  コメント(4)

• 人生は厳しい？？

  「人生は厳しい」と子どもたちに教えています？ たしかに、私たちの人生は厳しい。しかし！そうでない側面もいっぱいあるんじゃないでしょうか？ 「思った通りの人生が展開する」とすれば、「厳しい」「戦いの連続」と意識した子の人生には、まさに、障害ばかりが立ちはだかります。 それに対し、「人生は楽しい」「素敵な人がいっぱい」「みんなで助け合っている」と教えられた子は、そういう人生を歩むのでは？ 特に、他人の常識にとらわれて、本当の自分の人生を歩んでいない子にとっては、イバラの道です。その子にとって、「今」は、将来にあると言われる幸せをつかむための手段となっています。この山を越えたなら、桃源郷がまっている、と。 かわいそうに！！それは、幻想だということを、一生かけて学ぶのです。 今、ここで、歩んでいるステップそのものが、心からあふれる喜びでなければ、道は幸せにはつながっていません。 自分の人生を歩んでいれば、苦労も苦労でなくなります。ワクワク・ウキウキ。生きているって充実感でいっぱいです。 その人生は、他人から見れば、「成功」とは見えないかもしれません。しかし、本人が一番知っています。この道が私の道だと。 寅さんの歩みも、会社をやめてからが、本当の人生だとつくづく思います。たとえ、フーテンであろうが、一瞬、一瞬が、それまでの人生の何倍どころか、比較を越えた意味をもっています。私自身が、どんどん成長していることを実感しています。 子どもに幸せな人生を歩ませてあげたいと思いますよね。 「幸せをゲットするためには、忍耐とたゆまぬ努力と、ガマンと、戦いを粘り強くしていく必要がある。」これは、「有害図書」よりも何倍も有害な教えだと思います。 

  2007.10.25

  コメント(2)

• オリジナルな光

  教育って、子どもから自信を奪い去るもの？ だったら、要らないんじゃない？  勉強ができない子は、もちろん自信を失います。でも、それ以上に、勉強ができる子から自信を奪い取っていることに気づいていますか？ それは、自分の外に作られた基準に一体化してしまうからです。本当の自分を出す芽を殺されてしまうからです。 勉強ができない子は、かえって、別なところで勝負しようとします。だから、本来の自分に目覚めやすい。しかし、できる子は、飼い殺されてしまいます。 世の中のスターを見渡してみてください。学校の評価基準と合ってますか？とんでもない人たちばかりですよね。 本物のスターほど、学校の基準とは別の基準をもってることがわかります。少なくとも、人マネではありません。 オリジナルな、それでいて、本来の自分を自然に生かした自分だけの基準です。  人は一人ずつが生まれながらにスターです。もう、何も要らないくらいスターとして必要なものは、すでに持っています。小さい子には、小さい子なりの。大人には大人なりの。 それなのに、スターと呼ばれる人がほんの一部なのは、なぜ？ 社会は、大いなるワナを仕掛けて、子どもたちを、そして人類の光を奪い去っています。「こうしなければ、スターになれないんだ。」「社会は厳しいんだ。」「これができなければ、君は生きていけなくなるんだ。」 そして、 「ぼくには、あれができない。」「あの人にほめられるようになりたい。」 と思うようになります。 誰も、その子がもってる光をほめたたえる人がいません。だれ一人として同じでない、オリジナルな光はか細く弱々しく内側にともっています。 何かを付け加えることではないのです。それでは、かえって光を隠してしまいます。覆いを取ってやればいいだけなのです。 昔、あるとき、ある人が、勝手に作った基準が、いつの間にか、モンスターに成長して、みんなで合わせようとします。そして、みんなで自分の判断を放棄してます。人の判断を自分の判断だと思いこんで一体化してます。 考えてみてください。特殊学級の子に、受験勉強させる意味を。 どんなに頑張ったって、普通学級の子にやっと追いつくかどうか。 じゃあ、この子は、「できない子」とレッテルを貼っていいのか？いわゆる「かわいそうな子」なのか？一生、人様に面倒を見てもらわなければならないから、「一人前」ではないのか？ 特殊学級の中でも、優劣が如実に出ます。できる子は、優越感をもち、できない子は、「自分ってやっぱりダメなんだ。」 でも、実は、普通学級の子も、特殊学級の子と、本質的に何も変わらないんです。外側の基準をのさばらせておく限り、み～んなが被害者なのです。誰もが、人様に支えられて生きていくのです。 絶対的な自分への自信。自分本来への信頼を覆い隠すものは、すべて敵。 特殊学級の子こそ、スターに育ちやすい。少なくとも、そう手助けをする存在でありたい。

  2007.10.24

  コメント(11)

• 職員室のオーラの泉

  今朝の朝日新聞に「総合的な学習」の削減について載ってました。やめるとなると、「惜しい」という声。人間って、いつもそうなんだね。別れるとなって、好きだと気づく。 でも、寅さんは、こう思う。素敵な人は、まだまだ身の回りにいる、と。 新聞でも書かれていたように、普通の国語・数学・英語、さらには、体育までもが、実質、総合的な学習として輝きを放てるのだ。 いや、本来、授業とはどれもが総合学習だったのだ。この当たり前のことを、忘れさせてきたもの。それは、人間の浅はかな「管理」と「真面目さ」だと思う。 総合学習なんて、時間的にも、精神的にも余裕がなければできません。簡単に言えば、「脱線」の面白さです。 クラシックではなく、ジャズです。 ですから、ここで、また「真面目に」学習指導要領の中で、ウンヌンと計算機片手に、細かい計算をするのは、ちょっと違うんじゃないかな、って思っちゃいます。 総合学習は、（別名、思考力・創造力を高める学習）は、教師の人間性に追うところも大きい（教材も大きい！）とすれば、教師がそれぞれもっている人間性を活かせる、職場環境を創ることが、学校の最重要課題。 学校をフーテンしてまわっている寅さんには、 職員室に一歩足を入れただけで、すぐにわかります。いや、受付で「ごめんください」で、ピンポーンです。オーラが良い学校か、どうか。 すご～い違いがあります。おなじ「学校」という名前でひとくくりすることなんかできないくらい。どう考えても、教育環境としてふさわしくないところもあります。 子どもを育ててます、なんて、とても言える環境じゃない。これは、一種の偽装表示。詐欺です。ブタや馬の肉を、牛肉１００％だと言ってるのと同じ。営業停止処分が、適当だと思われます。 江原さんの弟子になろうかなあ。そんな、すごい能力じゃないですね。建て前でものを考えないで、心の晴れやかさで、眺めれば、誰でもすぐわかることです。 先生、教室に入る前に、鏡で表情をチェックしてね。 

  2007.10.24

  コメント(4)

• 「整列！」

  1年生は、可愛かった！俺って、ロリコン？あの小さなオツムが、フル回転してくれた。目一杯、目を見開いてくれた。 人生の中の、ほんの一瞬だけの話だが、でも、でも、これが記憶に残るんだよな。隠し金庫にへそくりをしまっておくより、確実に残るんだよな。 寅さんは、またまた、この世に生きたという証を刻むことができた。  ところで、話は別だが、「整列！」って、本当に必要なんだろうか？寅さんは、この年になっても、まだ、みんなで冗談を言ってるようにしか感じないことがあります。みんなが、共謀して、寅さんを笑わせようと、芝居をしてるんか？？？？ ねえ、皆さんは、「整列！」って、やってるの見て、吹き出したくならない？ 学生時代から、寅さんは何度怒られたか。何度、先輩から目をつけられたか？ 神妙な顔をすればするほど、おかしくなります。 どうして、真面目な顔して、緊張感をもった恐い顔をしてなければならないんだろう？笑って歯を見せていてはいけないんだろう？ よっぽど、ニコニコ笑っている子の方が、素敵だと思う。いや、エライ！とさえ思うんだが。 でも、世の中は、苦しそうな顔して、額にシワを寄せている子の方をエライと言うんだな。 「そこの子、よそ見するな！」と叱るより、「そこの子、よく、こっちを見てるね。」と褒めればいいのだ。 注目！と言うよりも、面白い話をどんどんしちゃって、聞き損なうのが、もったいないようにしちゃえばいいのだ。 どこの学校とは言いませんが、 （いろんな学校を歩いてます）職員室に謝りに来た子を、叱ったり、邪魔者扱いにするなんて、寅さんには、信じられません！脳みそのどこのボタンを押したら、「邪魔だ、返れ！」なんて言えるんだろう？寅さんには、宇宙人に見えてしまいます。 職員室まで来たことを、どうして褒めてやらないんだろう？ホメルことは、無数にあるのに。 子ども本来の姿を矯正するの？ それより、何十倍も、何百倍も大切なことは、子ども本来の姿を、讃美してやること。素晴らしさを唄ってやることだ。ありのままの子どもを肯定してやることだ。良いことも、悪いことも、肯定して、丸ごと讃美することだ。欠点があるところに、お宝があるのだから。それぞれ違うお宝を、教師は、一日中、讃美してればいいのだ。 寅さんって、相当高慢な人間なんだと思います。中学生時代から気づいていました。世の中をバカにして生きてきたんだもんなあ。  「整列！」　「ぷぷぷ、ブハッハッハッハ」寅さんって、、イヤな子だったろうね。特に、真面目な先生には。   

  2007.10.23

  コメント(4)

• 気持ちのいい朝

  澄み渡る青空に、朝日がのぼってきます。気持ちのいい朝です。問題はいろいろあるけれでも、それが解決しないと、気持ちが良くなれないなんて、大いなる幻想です。 今、ここで、最高の自分であるからこそ、問題は自然に解決されていくのだ。 中新田小学校1年生のみなさん、期待していてね。

  2007.10.23

  コメント(0)

• なぜ学校は疲れるか？

  以前、寅さんは、学校へ行くと、肩が凝って仕方がなかった。アタマも痛くなった。 なぜか？真面目に、子どもたちのためになることをしなければ、と使命感に燃えていたからだ。 じゃ、今は、真面目でないのか？そうだ！！特に、特殊学級に来てからは。 こう導こうというのではなく、寅さん自身の先入観を取ること、壊すことに懸命です。 常識という情報エネルギーの渦巻き。これが、学校には、いっぱいです。その渦巻きに身を任せさせることを、「教育」と言っています。 寅さんの仕事は、これを一つずつ、消去。デリートしています。 そうしないと、生徒の本当の素晴らしさが見えません。彼らが本当に幸せになる道も、見えません。 教職員に対しての、渦巻きもいっぱい。それに巻き込まれるから、先生は疲れます。どの先生も、疲れています。 渦に巻き込まれない方法って、あるの？あると思います。要は、大切だと思わなければいいのです。この世には、大切なことって、そうそうないのですから。 しかし、この渦巻きこそ、自分だ、と思いこんでいる人もいます。可哀想な人です。渦巻きに敵対するのも、巻き込まれる道です。気にしなければいいのです。存在を認めないのです。 学校って、総力を挙げて、人の視界を暗くしているのかな？よっぽどのバカじゃないと、渦巻きに巻き込まれないで生きていけません。 会社でだって、そうです。人生そのものが、そうです。 学校って、大したところじゃないって、気づいた先生がいい教育をします。 受験勉強なんて、アホみたいなものだ、と気づいた受験生が素敵な受験勉強をします。 会社って、バカだなあって気づいた社員が、会社を救います。 世の中の、「これができれば立派だ。」「こうすればエライ。」という基準は、９９％疑わしい。 少なくとも、自分の素晴らしさを覆い隠して、見えなくしてしまうもの。これは、すべて偽りの蜃気楼だ。人類を陥れるためのワナだ。神様が仕掛けた、人生ゲームの、ドツボだ。 教師の仕事は、生徒のもっているお宝に気づかせてあげること、これしかない。 そのためには、まず教師が自分の素晴らしさに気づくこと。これができてない人の下で、子どもは幸せにはなれない。

  2007.10.22

  コメント(2)

• たかがイタズラだからイイ。

  スライム教室、チョー気持ちよく、できました。「キモチイイーーーー！」思いっきり、イタズラできたゾー！子どもたちの笑顔は、何億円積まれるより価値あると思います。  でも、それは、寅さんが胸の内にしまっていればいいこと。人に押しつけるもんでは、サラサラない。この大切さを、人に言うと、なんか、逆にしぼんてしまいそう。 だって、偉そうなこと言ったって、やっぱり、たかが、イタズラなんだもん。そして、たかがイタズラだからこそ、いいんだもん。 もったいぶって、意義を話した途端に、魔法はとけちゃうのだ。 

  2007.10.22

  コメント(0)

• お手々絵本

  今、目覚ましテレビで、「おてて絵本」の話がされてました。手で絵本を開いたフリをして、子どものお話を聞くのだ。大人は、ひたすら、「それで？」と興味をもって聞く。 うん、うん、これこれ！目に見えないものを、一緒に見るって、一体感を作って、いいんだよね。普通、子どもとの間でするけど、大人同士でもできるオチャメな家庭、オチャメな学校っていいよね。 今日は、多くの小中学校は、代休です。寅さんは、子守に出動！美里町で、スライムの大研究をしてきます。思いっきり、ドロリンの世界をつくるぞ。

  2007.10.22

  コメント(2)

• 

  何事もなく、良かった～

  本日のお祭り、何事も無く終了でき、ホントによかったあ。天候も含め、複雑な要素がからまったイベントで、最悪のことを考えると、出演者の方々に何て謝ったらいいかって考えていました。で、寅さんが、司会も務めた、フラも無事終了し、各ブースに客もいっぱい来たし、でめでたし、めでたし。何かしら、喜んでもらえたと思うと、良かったなあ、とちっちゃくガッツポーズ。

  2007.10.21

  コメント(0)

• 奇跡のトビラ

  「奇跡のトビラを開けるカギは誰の手にも握られているただ、それに気づく人は、ほんのわずかしかいない運命を変えるほどの大きな奇跡は、そうそう訪れない変えたいと思う小さな一歩を重ねることでいつの日か奇跡のトビラは開く」 桑田佳祐の主題歌で記憶に新しい「プロポーズ大作戦」の第1回冒頭での天使？の言葉です。 本当にそう思います。

  2007.10.21

  コメント(0)

• 先生、スターになりましょう！

  公務員である先生は、突出してはいけない。もちろん、金銭にからめない。 しかし、人的資源が生命線である日本で、人財としての教師たちは、石油資源以上のものだ。 学校間競争が激しくなってる。教師を取り締まるのではなく、埋もれた才能を世に出すべきだ。定年まで隠しているなんて、国賊だ！ 教師がスターになったって、スターが教師になったっていいじゃないか？え？ダメ？  たしかに、スターという単語には、語弊がある。いわゆるテレビでおなじみのスターのマネをしては意味がない。人には、それぞれ、違った才能があるのだ。誰かのマネをしてたら、永遠にスターにはなれない。 雑用を無くし、教師に時間的余裕を与えよう。 生徒にとって、自分を殺している教師を見るよりも、自分の人生を最大限、輝かしている姿を見る方が、幸せだ。 社会には、壁がある。しかし、実は、蜃気楼のようなことが多い。既に、輝いている人もいっぱいいる。 どうか、教師という仮面や衣装の下に隠されてきた宝物を輝かしてください。 芸術家の評論をする先生が、実は、アートの天才だったりします。 「自分に打ち克つ」「自分と戦う」「身を捨てる」という誤った信念を捨てましょう。内面に、本当はすでに持っている、不思議さと驚きに満ちた、自分の才能を取り出すのには、上に薄く積もった、常識というホコリをぬぐえばいいだけなのだ。

  2007.10.21

  コメント(2)

• 着物美人に囲まれて

  今日は、秋祭り、大崎市誕生祭。醸室でもイベントが盛りだくさん。寅さんが管理するホールでは、お笑い芸人4組と着物美人コンテストが開かれています。さっきまで、寅さんの机の周りは、コンテスト出場者の控え室。寅さんは、着物美人１０人にズラーっと取り囲まれてパソコンを打ってました。すごい光景です！！寅さんが面接を受けているみたい。 次は、フラダンスの「美人」さんのお手伝い。うれしさよりも、緊張感が走ってしまうのは、どうしてでしょうか？ 大勢の人が立ち働いています。 寅さんが理事を務める、四季彩通り商店街でも出店を出して、サービスをしてます。 このエネルギー、まだまだ、まとまりがありません。もったいないなあ。 これも、学校の先生と同じで、市民に対して、図々しさが足りないんだなあ。市民が主体的に動くお祭りにしなくては。ね。ヨサコイみたいな祭りをつくりたいなあ。

  2007.10.21

  コメント(0)

• 親の先生、地域の先生

  昨日は、大したことを書いたつもりもないのですが、アクセス数の記録（寅さんにとって）を作ってしまいました。 「図々しさ」とは、とても誤解を生む言葉ですが、私の心にストンと落ちたのです。実績をあげ、成功する先生と、はっきり言って、自分を追い詰めてしまう先生の違いを見つめてると表面的な穏やかさや、激しさとは別の、もっと深いところで図々しさをもっているかどうかの違いが、決定的だと気づいたのです。 その延長線の話ですが、先生は、親に対しても先生なのです。先生であるべき、とか、仕事だという浅いことではなく、必然的に、親にとっても「先生」なのです。親は、生徒なのです。 さらに、地域社会にとっても、「先生」なのです。 よく、謙虚な先生は、親に対して低姿勢で、ご意見ごもっともという方がいます。また、地域に帰れば、単なる一市民として、目立たぬようにすることをモットーとしている人、市民よりも、小市民ぽく生きている人を見かけます。 もちろん、新任の先生なんか、自分よりも人生経験豊富な人ばかりが、周りにいるわけです。「先生」なんておこがましい、とお思いでしょう。 しかし、これは、たいへんな誤解と、自分に対する冒涜です。 いかに新卒、新任であろうと、先生の魂は、世界を包み込んでいるんです。知識や技術は拙くても、心意気だけは、社会全体を手のひらに乗せて、愛情をもって、包み込むことはできるはずです。 本当は人間だれでもできるのです。しかし、特に「先生」という立場になった人は、立場を生かして、本来のあなたの真の力を発揮すべきです。 これは、人が生きるという主体性の問題です。環境・外界をどう認識するか、です。 外に支配され、制限を加えられていると見るか、（たしかに、客観的にはそうです）主観的には、世界どころか、宇宙を手のひらに乗せているか、の違いです。 いいですか、地域にとっても学校は、学校なのです。校長先生は、地域の校長先生なのです。保護者も心の奥では、先生に、先生らしくなって欲しいのです。 先生、あなたが、先生という職業を選んだときから、あなたの奥の素晴らしさは、さらに奥の人類の叡智と結びついて、光り輝くことを望んでいるのです。その光は、どんなに若い人でも持っています。正に、時空を越えているのですから。それを制限しないで、放射してください。親にも、地域住民にも、放ってください。 本当に、文字通り、あなたが地球を救うのです。 生徒に、そういうスーパー先生として接してやってください。これこそ、生徒への最高のプレゼントです。 これって、最高に図々しいでしょう？でも、最高に謙虚でもあると思います。自分のちっぽけな知識に頼らないで、自分を生かしている大いなる力と運命に頼っているのですから。

  2007.10.21

  コメント(0)

• 

  ケルティック　アンサンブル

  コンサートのPRをさせていただきます。この公演は、資金不足にもかかわらず、＜宮城県高等学校文化連盟大崎支部総合文化祭＞へ、ご好意で出演していただくミュージシャンへの出演料の支援の意味でもあります。 もちろん、癒しの音楽を聴きたい！！ってことが一番ですが。～ケルティック　アンサンブル～ HARD TO FIND（ハード・トゥ・ファインド）は、1988年に結成し札幌を拠点に活動している音楽グループで、アイルランドの伝統楽器を使用するユニークなアンサンブルとして、全国各地で公演を行っています。アイルランド、東欧、北欧諸国の音楽を中心に、幅広い地域の音楽をオリジナル曲を交えて演奏します。幻想的で美しい音色をもつ中世ヨーロッパの楽器「ハンマーダルシマー」を中心に、アイルランドのたて笛「ペニーホイッスル」、山羊の皮を張った太鼓「ボウラン」、伝統的なスタイルで演奏される「フィドル（バイオリンの俗称）」などの楽器を使用して繰り広げるHARD TO FINDの音楽は、ケルト音楽を東洋的情感で昇華した、新しい伝統音楽です。  10/27（土）17:30 開演　18:00【出】HARD TO FIND-1【所】食の蔵醸室　寺子屋ホール（宮城県大崎市古川七日町3- 10）【金】前売　1,800円　当日　2,200円チケットは、醸室各店、(株)ソマキ、サンリツ楽器古川店、レコードショップセブンで発売【問】0229-21-1020 (食の蔵醸室　火～金　10:00～18:00)　　　htf2007@hotmail.co.jp（古川ライブ実行委員長）※コンサート終了後出演者との懇親会およびジャムセッション大会を予定しています。(飲食費等は別途かかります。)お問い合せは、醸室まで。

  2007.10.20

  コメント(0)

• 本当のアホ　アホの純正部品

  伝え聞きなんで、最終確認は取れてませんが、ある小学校で、ＰＴＡの活動予算を、学校運営費の方に取ってしまいＰＴＡ活動を大幅に縮小させる計画が練られているそうです。 緊縮財政だということは、わかります。そして、その窮状をＰＴＡに伝えるのも、とっても良いことです。しかし、それの解決手段に、対外的（市Ｐ連向け）に必要なところだけを残して、あとは、要らない、というのは、・・・・・・コメントするまでもなく、アホです。正真正銘のアホ。アホの純正部品です。 PTA不要論なのでしょう。 これは、図々しいこととは、全く反対です。本当の図々しさとは、PTAに窮状を訴えて、募金をつのることです。地域に献金をつのることです。金銭でなくても、労力でも技術でもいいでしょう。そのためにこそ、PTAは強くなくてはならないのです。 その援助する母体をつぶして、学校だけ助かろうなんてできるわけがない！どっちみち、さらに市や国の財政は逼迫するのです。そんな時、最終的に頼れるのは、当たり前ですが、保護者と地域社会しかありません。だって、学校は、国のものではありません！！地域社会のものです。法律上は、どのようになっていようとも、本質は、地域住民が地域の子のために、米百俵の精神で創ったものです。これが昔からの伝統です。 この情報、誤報であって欲しいと思います。しかし、こういう情報が出回ること自体、学校の政策の大失敗です。こういう時こそ、保護者ガンバレ！　役員ガンバレ！決して、サジを投げてはいけない。だって、学校は誰のものかを、よ～く考えてみましょう。みすみす教育環境悪化していくのを見過ごすことなんて、親ならできるわけがない。教職員も自分のアタマで考えましょうね。校長のアタマで考える脳みそしかないなら、先生の資格は無いと思います。 社会の流れは、ときどき本流と反対の方向に渦を巻くこともあります。どれが本流かを見間違えると、校長先生、晩節を汚しますよ。 

  2007.10.20

  コメント(0)

• 中学生のパワー

  中学校の文化祭をハシゴしてきました。自由に任されたときの、中学生のパワーは、大人の想像を超えるものがあることを、つくづく思い知りました。 これが、あの生徒たちか？同じ子だとは思えません。 斬新な青春ドラマを観ているようでした。（実際、その通りですね） 教育って何だろう？信頼して寄り添う姿勢なんだろうか？ 一つ前に、図々しい教師を、って書きましたが、これは、押しつけとは違います。押しつけは、相手がイヤだとわかってながら、無理矢理押し込むことです。 本当の「図々しい」とは、相手も喜ぶはずだ、と「わかっちゃってること」「当然なこと」を当たり前にするだけです。押しつけてる気持ちは、みじんもありません。（別の角度から見れば、超押しつけ？？）図々しい本人にすれば、図々しいとは思わないのです。そこが、ポイントですね。 で、当たり前のことを当たり前に、生徒を信頼するのです。そうすると、当たり前に、生徒は返してくれます。 上級生のこのステージ・パフォーマンスを観た下級生は、来年、もっと素晴らしいものを創ってくれるに違いない。これこそ文化だ。文化祭だ。 今日は、商店街では秋祭り。寅さんは、あちこちハシゴの繰り返しです。

  2007.10.20

  コメント(0)

• 図々しい先生になろう

  ほとんどの先生は、図々しい保護者に悩んでいると思います。それに対して、ほとんどの先生は、謙虚に、しかし、距離を置いて対処しています。 先生の社会性の無さが、指摘されています。社会に出ないで、ダイレクトに教職員になった人が大半なんで、距離感がつかめないのかもしれません。それで、おっかなびっくり、謙虚につきあっています。 しかし、寅さんが見るところ、先生という人種は、人が良すぎるのが問題です。もっと図々しく、つきあった方がよっぽど社会性が高まると思います。 なぜなら、世間は、図々しさで形成されているから。たとえば、社会では、セールスするにも、売り出しするにもコマーシャルするのも、図々しさを発揮してます。ご近所づきあいだって、図々しい人こそ、リーダーです。 これから、学校が地域社会を取り込んでいかなければなりません。その際、遠慮は、本当に禁物です。十中八九、断られるのは、当たり前、何ともないのです。そんなの、顔にハエがとまったくらいの感じで、へっちゃらでお願い続けるのです。 これこそが社会性です。丁寧な文書を回して、しかるべき人に礼儀を尽くしてというのは、はっきり言って、どうでもいいのです。 生徒や保護者とのつきあいも、もっと図々しくなるべきだと思います。家庭に口だしすべきでないと、思われるかもしれません。とんでもない。どんどん口だしして、摩擦を起こす人こそが、良い先生と見られます。生徒も、暴論でも、バリバリ叱ってくれる先生を求めています。 もし、保護者の気持ちを大切にし、生徒の揺れ動く気持ちに添っていたら、ノイローゼにならない方がおかしい。ノイローゼになって、学校を休むことこそ、とんでもない迷惑です。良心的な先生ほど、心を病んでいます。 「良心的」の意味づけをチェンジしましょう。アホな要求をしてくる保護者には、「それはアホだ」と言いましょう。迷惑をかける生徒には、鬼になりましょう。天使になる必要はありません。閻魔になればいいのです。地域社会へのお願い、教育委員会へのお願いは、中年のおばはんの図々しさ、電車での席取り、バーゲンでのつかみ取り式で、世間があっけに取られている間に、決めてきましょう。「学校に協力するのは、当然だ」と固く信じましょう。協力させるのは、あなたのためなんだ、うれしいだろう、感謝しろ、というスタンスこそ、真面目な教育機関の姿だと思います。  追伸、それから、先生同士でも、　　　　図々しく、気楽に同僚の先生に　　　　バリバリお手伝いを頼める人が良い職員です。　　　　校長先生にも、かしこまらずに図々しいお願いができる人　　　　こういう先生こそ、良い職員です。    

  2007.10.20

  コメント(8)

全3489件 (3489件中 2801-2850件目)

< 1 ... 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 ... 70 >