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カテゴリ:日記
![]() ![]() 昨日でこの病院に通うのは終わりになりました。 ここで私が受けていたのは認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy): CBT というものです。 10月から週1回、全12回の療法でした。 通常の診察のように薬を処方されるものではありません。 自分の考え方のクセに気づき、そのクセによって自分が元気がなくなるようなところまでいくといけないので、いろいろな方法により、自分の考え方を少し離れて、従来の自分に縛られずに現実に目を向けるということを目的としている療法です。 こう書いていても、本当に自分が理解できているかどうかはわかりません。 ですが、療法の終わった後 修了式があり、修了証が手渡されました。 そして、スタッフの方手作りの絵手紙をいただきました。 ![]() 私の歩んでいる道は 私の選んだ道 これからも 自分で 選んで歩む 絵手紙に書いてあった言葉です。 この日の午前中、職場で復職支援プログラムの担当の方と面談がありました。 休職にいたった経緯を聞かれ、かなり詳しく長くお話ししました。 はじめは少し緊張した空気が流れていましたが、話しているうちに、私は自分のたどってきた道を思い出しながら、そのままお伝えしようとして集中し、緊張した空気も気にならなくなりました。 ひととおり話し終えたあと、2か月後のプログラム終了時のことを伝えられました。 このプログラムで、ある程度仕事に慣れ、決められた予定をこなすことが仮にできなかった場合、常勤の職員として勤務することについて厳しい結果を伝えることになる、それをふまえておいてほしいという内容でした。 つまり、ある程度の水準まで仕事がこなせるようになること、そして、もし以前のように気分が沈んで仕事に行けない状態になったら、常勤の職員として勤務を継続することはできないので、そのつもりでいてほしいということです。 もちろん、私の家族の状況はお伝えしてあります。 ですが、私の個人的な事情は、仕事で接するお子さんたちには関係ありません。 また、同僚の方たちにも同様です。 常勤職員として最低限守ることは、常に勤め続けることです。 そうでなければ、いろいろなところで業務に支障が出ます。 たくさんのご家庭の大切なお子さんたちを学校に迎え、いろいろな学習を提示する自分の仕事は、お子さんたちの今、そして将来を育てる責任ある仕事だと考えています。 それができなくなった場合、職を辞することは当然ですし、今まで休職を認めてもらい猶予をもらったことはとても感謝しています。 認知行動療法で私は多くのことを学びました。 そのひとつひとつが、私の今を支えてくれていると感じています。 そして、面談終了時に担当の方からも、体調に留意してプログラムを続けてくださいと言われました。 厳しいことは職務上言わなくては言わなくてはいけないことなのです。 でも、私の話を聞いて、休職することになった経緯がわかった後は、はじめの緊張した空気はなくなっていました。 職場の上司も同僚も、あたたかくむかえてくれました。 たくさんの支えがあって、私の道が示されていると感じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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