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カテゴリ:美術、日常生活と健康
恒例の初詣に行ってきた。
いつも近場の二つの神社に行くのだが、片方の神社では手水(ちょうず)を使うやり方が変更になっていた。 自分で手水を使うときの作法は、次のようにやるのだそうだ。 1.右手で柄杓を持って水を汲む。 2.左手にかけて左手を清める。 3.柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。 4.柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受け、その水を口にふくんですすぐ。 5.口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手にかける。 6.水を入れた柄杓を立て、柄に水を流してから柄杓置きに伏せて置く。 出典:手水の作法について どこの神社でも、作法について掲示されているので、そのとおりにやればいいのだ。 最初の神社は上述のようなことが書かれていて問題がなかった。 ところが二件目に行ったところ様子が違う。 何と柄杓がなく、水の出口に竹の筒を使った造作がしつらえられていて、手前に水が出てくる仕組みになっている。 そのことについて何の掲示もない。 仕方がないので、手に水を受けて口を注いだだけで済ましてしまった。 本当は手を浄めてから、口をすすぐというのが本来のやり方だろうが、混乱してやり方を間違えてしまった。 何らかの掲示があれば良かったのだが、仕方がない。 あとでどうしてそうなったのか考えてみたのだが、おそらくはコロナ禍による感染を気にしての措置だったのかもしれない。 youtubeをチェックしたら、手水をつかわないやり方が載っていた。 宮崎神社の神主はるちゃんねる この動画のコメントによると、やはり『コロナウイルス感染症対策のため、柄杓を撤去して、かけ流し式の手水となっている神社が多くなっている』とのことだった。 この動画によると柄杓を使わないときの作法としては二種類あるそうだ。 一つ目は、柄杓の代わりに手を使う作法。 二つ目は両手を洗う→両手で水をすくう→口を漱ぐ→水を捨てる→手を洗うというもの。 二つ目の作法は神主さんがやる作法だそうだ。 動画の中でも神主さんが仰っているが、二番目の作法が簡単で時間もかからない。 これを覚えてしまうと従来の方法は面倒くさい。 それにしても、件の神社、去年は柄杓があった気がするが、今更やり方を変更したのは何だったのだろうか。 何らかの事情がありそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年01月02日 16時32分20秒
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