カテゴリ:どうでもいい話
<ザ☆環境汚染!>
「鉛中毒って知っとる?」 突然、私に尋ねられて、旦那は驚いたそうだ。夜、もう布団に入ってからのこと。 「な、なまみ・・・?ごめん、もっかい言って」と言われ、 「鉛中毒って知っとる?」と私は再度、ハッキリした口調で言った。 「あ、ああ、鉛中毒か、うん知っとるよ。ほんで?」と旦那は答えた。 そう答えて、その後に私が何を言い出すのかと待っていた。ずっと待っていた。しかしなかなか私は何も言い出さない。 そのうち聞こえてきたのは「すー、すー」という、私の安らかな寝息だったそうだ。 「なんじゃこいつっ!」と旦那は思わずにはいられなかった。 「自分から話しかけといて、何を言うかと思ったら、すーすー寝やがって!」 翌朝、「昨夜そういう寝言を言っていたけど、どんな夢を見てたんだ?」と聞かれた。 間の悪いことに、そんなことを尋ねた記憶はかすかに残っていたし、前日の新聞に鉛中毒に関する記事が載っていたことが元ネタだろうという見当もついた。 しかし肝心の、なぜそんなことを寝てから旦那に尋ねたのかは、永遠に分からなかった。 <DVDの違法コピーに関する一考> 旦那の同僚のNさんは、パソコンに搭載されているTV閲覧ソフトのプログラミングをやっているので、動画データ処理などについて詳しい。 さて、通常販売されているDVDビデオとか、レンタルビデオ店などで借りてきたDVDについて、それらをウチでコピーするというのは、著作権法的にはできないが、技術的にはできる。 と知ってはいるものの、具体的に、どこでそういうソフトを拾ってきて、どうやってコピーガードを外すのかとかいったことは、全く分からない。 というわけで、Nさんに尋ねてみた。 「あのー、コピーガードかかっててコピーできないDVDって、どうやったらコピーできるんですか」 Nさんは即答した。 「コピーできるんなら『コピーできないDVD』とは言わない」 そう言ってニヤッと笑った。 後で、そんなことがあったと旦那にぼやいたら、「Nは頭いいけど性格悪いからなー」と慰めてくれた。 <病院の電子カルテ化> 11月1日から、通院している病院でのカルテが全てデータ化されることになった。今までの「紙に書いていたカルテ」から、「直接パソコンに入力するカルテ」に変わったのだ。 「電子カルテ化移行のため、当面はご迷惑をお掛けすると思いますが、よろしくお願いします」と、院内のあちこちに掲示してある。今回の「電子カルテ化」は、病院にとっては大改革で、それを目玉にでもしているようだ。 というわけで先日、いつものように通院してきたところ、新品の富士通パソコンの前で、先生は四苦八苦されていた。 私のかかっている精神科の場合、カルテに記載する内容は、患者の心の内面の葛藤などである。記載量は、他の科に比べて格段に多い。 にもかかわらず、先生は、左手の人差し指と、右手の人差し指と中指の、計3本での文章入力だった・・・どうにもブラインドタッチとは程遠い。 今回の診察は、先生が打ち込まれるのを待って、話をすることとなった。 私は以前、コールセンターで働いていたことがある。その時は、お客様からのお問い合わせを伺いながら内容をパソコンに入力し、それに対して返答しながら同時に入力していた。 それに慣れるにまでには、かなり努力をした。 先生に、そんなことを思い出しましたという話をしたら、そんなことができるのかと実に羨ましそうな顔をされた。 そして診察後、「電子化で楽になったんだか何だか分かんないよ」とボヤかれたのだった。 先生、まずホームポジションでキー入力できるようにされた方がいいですよ、と、余程言おうかと思ったが、一般的にドクターってプライド高そうだし、まぁ余計なことは言わない方が自分の治療のためだろうとやめといた。 でもって、ああいう診察が当分は続くのだろうな・・・。 <1000ピースのジグソーパズル事件> ある日の夕方、Nさん宅に旦那と一緒に遊びに行ったら、ディズニーのかわいい絵柄のパズルを旦那さんがこさえていた。 かわいい絵柄と旦那さんとのギャップに驚いたが、パズルを購入されたのは奥さんと聞いて納得。旦那さんは「いやいや作らされているんだ」と言いながらも、結構楽しんでらした。 んで、なんとなく気が付いたら、私たちも参加していて、4人で黙々と作業が続いた。 夜中の12時をまわった時点で、そろそろおいとまさせていただかねばと思いはしたが、完成しかかったパズルを中途半端のまま帰ることができなかった。 そうして結局、夜中の3時までかかって4人でパズルを完成させたのだった。 1000ピースのジグソーパズルを一晩で作ったのは大したものだと思うが、いい年をして何をやってるんだか。 <1000ピースのジグソーパズル事件その2> 絵柄を気に入って購入したものの作成を断念している1000ピースのジグソーパズルと額がウチにあり、手をつけないままもう何年も経っていた。 次にNさん宅に遊びに行ったとき、そのパズルと額を持参させてもらった。 それを見たNさんの第一声は「ありえねーっ!」。ちなみに、こんな絵。 ![]() そして、また黙々と、大の大人が4人がかりでパズルに取り組むこととなった。食事後、おそらく22時くらいから取り掛かったと思う。 今回の図柄はさすがに難しかった。 「誰だあ、こんなの買ってきた奴!」と私が言っても、誰も「お前やお前」と突っ込んでくれなかった。みんな疲れきって、黙々と取り組み続けていた。 前回の夜中の3時をとうにまわっても、まだまだパズルの完成からは程遠かった。 誰一人として「もう止めよう」とは言わなかった。おそらく無意識のうちに、一度止めてしまったら、もう2度と取り組む気になれないことに気付いていたのだろう。 そうして、ただただ黙々と作業は続けられた。 気が付いたら外が明るくなってきていた。 そうしてパズルが完成したのは、翌朝の7時半だった。 もうその時に、糊付けする余力など誰にも残っていなかった。しかし糊付けしないまま持ち帰っては崩れる恐れがある。また遊びに来る時までNさん宅で保管していただくこととなった。 そうして、すっかり朝食までごちそうになって帰ってきた次第だった。いい年をして何をやってるんだかと再度思ったが、それなりに充実していたのも確かだった。 <謝罪の言葉> 旦那の同僚のCさんは台湾出身。基本的にはいい人なのだが、人の話を聞かない性格。副作用として日本語が上達しない。 中国人の一般的な価値観として、日本人のように緩衝材としての安易な謝罪はしがたいらしい。しかし現状、PCのソフト設計のまとめ役をされている立場上、他部署にお願いしたり謝罪したりすることもある。大変らしいが、まぁそれは仕事だ。 問題なのは、そういった時に、Cさんは常に「申し訳がございません」と言ってしまうことだ(メールでも同様)。 みんなして口々に「だから『申し訳ございません』だっつーの!」「『が』はいらねー!」と言うのだが、「国語辞書を見てみろ!『申し訳がございません』と書かれている!オレが正しいんだ」と言い切って一歩も譲らない。 辞書より「現実の日本人が実際に使ってる日本語」こそ「日本語」なのではなかろうか。 それはさておき、まぁ言われたとおり国語辞書を見てみたら「申し訳がございません」という表現はなかったが「申し訳が立たない」という表現はあった。それとごっちゃになってらっしゃるのだろう。 そうCさんに指摘しようと思ったが、またケンケンガクガクになるだけなので、まぁまた今度でいいやと放っておいたうち、その職場を離れることとなり、伝える機会を失った。 ある時、業務上のトラブルが起きた。Cさんが謝れば済むとはいえ、Cさん側にも言い分があった。その時「申し訳がございます」と、相手の感情を逆撫でしかねないメールを、関連する多数の部署に一斉に送信されてしまった。 日ごろのCさんの行いが行いだっただけに、そのメールはさして問題も起こさず、各部署で大笑いを巻き起こして終わったそうだ。Cさんスゴイ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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