テーマ:クレーム(10)
カテゴリ:ショッピング
昨年10月31日に、近所の某大型書店で買物をした際に非常に不愉快な思いをして、そちらの書店のHPから、その件について抗議メールを頑張って作成して送信したということがあった。
翌日、昼過ぎに店舗から返信メールをもらったが、抗議内容がまったく伝わっていないピンボケした返信に、ため息をつくしかなかった。 その後、その書店に足を運ぶ事が出来なくなった。 本そのものは楽天ブックスで購入できるものの、馴染みの書店に足を運べないのは辛かった。 しかし、あんな目に遭い、しかも抗議メールも先方に届かずでは、安心して買物できるとは思えなかった。 どうしても足を運べなかった。 そうこうするうちに、3.11の震災があった。その頃にはTwitterを始めていた。 海老名仲間の情報を集める中で、その書店さんのtweetもRTされて目に入るようになっていた。 初めの頃は辛くて怖くてイヤで、とても読めなかった。 しかし、所詮はたかだか140字のつぶやき、次第に読むようになった。 そこには、余震のたびに本がバタバタ落ちる被害に何度も遭いながら、それでも仲間同士励まし合って、他の書店さんとも励まし合って、本を大切にしている姿が書かれていた。 ずいぶん悩んだ上で、とうとうある日、その書店さんをフォローすることにした。 そうこうするうち、その書店さんが主導になって「Twitter座談会」をする運びとなった。 お題は幸村誠さん著の「プラネテス」というマンガ。 雑誌での連載を知らなかった私なので、こちらの書店のPOPに惹かれて購入したのは間違いない。 とても大好きな、とても大事にしているマンガ。 このマンガの座談会なら、なんとか出てみたいものだと思った。 ただ、その書店さん主催ということでの、なんとも言えない不安があった。 あと、ちょうど胃腸炎がまだかなりひどかった頃で、身体がもつのかという不安もあった。 座談会当日は、22時までダウンして寝ていた。 しかしその後なんとか頑張って這い出して来て、23:30からの座談会に参加させてもらった。 知らない人ばかりの中、体調的にもROMだろうと思っていたのに、気付くと私もあれこれ書きこんでいた。 見知らぬ人ばかりだったのに、まるで古くからの友人と話し合っているかのように盛り上がっていた。 ものすごく楽しかった。とてもステキなひと時を過ごさせてもらえた。 その後、しばらく悩んでいた。 そして数日後、またいつものように駅前に通院した後、思い切って頑張って、その書店に足を運んでみた。 怖かったけど、懐かしかった。実に7ヵ月ぶりだった。 腹痛を我慢しながら売り場をウロウロするうち、買いたい本が4冊も出てきてしまった。 迷った。本のタイトルだけ控えて、楽天ブックスで買うことも考えた。 でも、恐怖でいっぱいだったけれど、思い切ってレジに並んでみた。 レジで対応してもらっている間は、怯えつつ、またいつ喧嘩を売られるか分からないと完全臨戦態勢だった。 しかし(まぁこれが当たり前なのだが)別に何事もなく、普通にお金をやり取りして、普通に買い物が済んだ。 そういうことがあったあと、これからどうしようか悩んでいた。 そんなある日、その書店の店長さんが3.11の時の事をつぶやいてらした。 あの頃、何度も本を拾い励まし合う姿に、Twitterのフォローができて、とうとう書店にも足を運べたのかと思った時に、つい、自分の惑っている思いがポロリとこぼれてしまった。 夜中、明らかに就業時間中ではないのに、「実は先日、ひどい接客をされまして・・・」と話しかけてしまった。 就業時間外のプライベートな時間にクレーム対応をさせてしまって、本当に申し訳ないことをしてしまった。 店長さんは即座に、 「それは、こんなところで謝罪するのもほんとうに失礼ですが、申し訳ありませんでした。もしよろしければ直接もしくはお電話でお話をお聞かせ頂けないでしょうか。明日明後日は店におりませんので、火曜日以降になってしまうのですが。」 とお返事下さった。 ものすごくホッとした、今度は気持ちを受け止めて頂けるかもしれない。 明日、通院で駅前に行き、そのついでに美容院にも行ってきて、その後に、その書店さんにも寄らせて頂く運びとなった。 口下手、というより、クレームを受けるのには慣れているが、出す方には慣れていないので、またしてもお手紙を作成した。 あの時の接客は、あまりにも非常識すぎるだけに、手紙などの言葉での説明を今さらしても、なんだか信じてもらえる気がしない。 今度こそ、きちんとした対応をしてもらえれば、安心できるのだけれど・・・。
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