カテゴリ:どうでもいい話
こないだから思い出して、ちょっとイヤな気持ちになってることがあるので、書いて吐き出しちゃおう。
10年ぐらい前かな、お呼ばれしてお友達のお宅にお邪魔した。 お昼ごはんをご馳走になった。 健康に気を遣ってるようだった。 お料理に、いかにお塩を使ってないか、出汁をちゃんと取ってるか、みたいな話を聞きながら戴いた。 凝って作られたお料理は、極めて不味かった。 味そのものがなかった。 薄味というのは、お塩を減らすだけでなく、きちんとお出汁の旨味があることで、塩分が少なくても美味しく戴けるお料理、というのは理解されていた。 お出汁を取るにも、必要最低限のお塩を使わないと味が出ないのを知らなかったのだろう。 本当の「薄味」を食べたこともなかったのだろう。 「味が薄かったら、お醤油やソース掛けてね」 と言われたけれど、使えなかった。 元々の味がないので、単に醤油やソースだけを舐めてるのと同じになる。 ご主人は、友達がそんなにも気を遣っているのに、やや小太り。 「ひどいのよ!夜中にラーメン食べてるの!!」 夕ごはんの残り物には手を付けないでラーメンを食べていることに怒っていたけれど、、、。 必要最低限の塩分を摂取してないと、それこそ熱中症とかで死ぬ。 この友達が、もうちょいお塩を使えば、ご主人の夜中ラーメンもなくなるし、お料理の腕も上がるのに。 目的が「健康的な薄味」のオサレなオクサマだから、ああなっちゃったんだなあと、今夏よく思い返していた。 うちで収穫したトマトもきゅうりも、味が濃くて美味しくて味付け不要だったけれど、必ずお塩を振って食べた。熱中症予防。 お塩を振るたびに思い出してイラッとしてた。 低農薬・無農薬の自然食品も、イメージばかり先行してたような。 残留農薬濃度の計測結果も見ないで、イメージやお高め値段に釣られてるような。そもそも、普通にスーパーに並ぶお野菜が「農薬まみれ」と批判されるほど危険なのか。 そして残留放射能も、どこまで下がれば気が済むのか。キリがない。 その手の不安症な方々の受け皿の1つとして、自然食品ショップが成り立つんだろうな。 安全性とやらを盲目的に追及すると、結局あの不味い「うすあじ」料理でしかないような。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/09/02 06:53:54 PM
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