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Easy Going~気楽に行こう~

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2015/11/02
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テーマ:りんご(54)
カテゴリ:料理・お菓子作り
21回目の結婚記念日。
タルト・タタンを焼いてみよう。
タルト作ったことないけど、りんごあるし。

【材料】
○りんご6こ(皮・芯を取り除いて1170g)
○グラニュー糖 300g
○バター 50g
○シナモン 少々
タルト生地(2枚分)
○バター 50g
○グラニュー糖 40g
○卵黄 1こ
○薄力粉 100g

【作り方】
1.グラニュー糖100gを鍋に敷く。りんごを、皮を剥いて芯を取り除いて8等分し、鍋に放射状に敷き詰める。バターと残りのグラニュー糖を乗せ、弱火でコトコト。
rblog-20151102204924-00.jpg
次第にジュースたんまり。
rblog-20151102204924-01.jpg
このジュースをりんごに戻すように煮続ける。
ジュースが少なくなってきたら、オーブンシートで落とし蓋。
rblog-20151102204924-02.jpg

2.タルト生地作り。
室温で柔らかくしたバターに、グラニュー糖をすり混ぜる。卵黄を入れて、更に混ぜる。薄力粉も入れて、さっくり混ぜる。ラップに包んで、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。

3.休んだタルト生地を半分に分け、型の形に成形しフォークで穴を空けて、また冷蔵庫で休ませる。

4.煮たりんごを、型に詰める。
rblog-20151102204924-03.jpg
スプーン2本で慎重に。
rblog-20151102204924-04.jpg
手がふるえる。
rblog-20151102204924-05.jpg
おっしゃー♪
rblog-20151102204924-06.jpg

6.りんごにタルト生地を乗せる。
きゃーっ!!
rblog-20151102204924-07.jpg
悲劇発生。大惨事。
とにかく、割れた生地を取り除く。
rblog-20151102204924-08.jpg
生地が2枚分あって良かった。でも、もう型にりんごが入ってて成形できない。もう適当。
rblog-20151102204924-09.jpg

7.オーブン220℃で18分焼いた。
rblog-20151102205725-00.jpg
大丈夫だろうか…_| ̄|○
タルト生地のフタの横、煮詰めたシロップがとぷとぷ。
一晩冷蔵庫で寝かせた方が良さげ…。

粗熱が取れて冷蔵庫に移そうとして、またもやアクシデント!!
なぜか型が天板から離れない?!
シロップが飴になってくっついてる!!!
…お湯で緩めて外した。やれやれ(>_<)
これなら、とぷとぷシロップも冷蔵庫で固まるだろうか。

8.砕けて取り除いた元タルト生地は、こね直して成形して、りんごクッキー。
rblog-20151102231250-00.jpg
んまかった♪

《翌日》
9.冷蔵庫から取り出したタルト生地は、まだ少しとぷとぷが残っていた。
さて、型から取り外そう、として…外れない?!
後から分かったのは、一部分だけが飴状になって、タルトと型がくっついていた。外れてから分かった(T_T)
つまり、こうなった…。無残…。
rblog-20151103183014-00.jpg
あんなに頑張って丁寧にりんご詰めたのに…。
rblog-20151103183014-01.jpg

10.出来上がり。
rblog-20151103183014-02.jpg
うん、まともに見える。

味は甘過ぎ。
サワークリームを用意せず、プレーンヨーグルトで代用した。どんどん掛けて食べて、ちょうどいい感じ。

【振り返り】
○りんごは4等分や6等分でいい。8等分はくたくたすぎて、型に入れる時に扱い辛い。
○お砂糖が多かった。りんご重量の25%でやったけど、15%で良さげ。このりんごはサンつがる。他の品種だと、また分量は違ってくる。
○おそらく焼き温度が低かった。今度は250℃でやってみよう。時間は、焼いてみて調整。
○タルト生地の崩壊は、きちんと切り混ぜたものの、十分に練っていなかったため。
○型は底を外せるタイプのため、シロップが溢れて天板にくっついた。今度はオーブンシートを敷いておこう。

21回目の結婚記念日のいい思い出、と言うより笑い話が出来た。
タルト・タタンはリベンジしよう。
りんごを煮詰めている時も、焼けた時も、美味しい香りが漂って幸せ(^^)


タルト・タタンを作りながら、21年前を思い出していた。
うちが散々ごたごたした。
よそなら祝福されて嫁ぐんだろうに、どうしてこんな、夜逃げみたいに…。
交差点で赤信号で車を停めている間に涙が止まらなくなって、信号が青になって、涙を拭って頬をぱしゃんと叩いて、アクセルを踏んだ。
あの頃、主人は韓国出張が多かった。韓国からの国際電話なのに、長電話しちゃったこともあった(会社の経費になったんだろうか?)
なんかすごいトラブルがあって、結婚式や披露宴をセッティングしてくれた義父が、怒って全てをキャンセルした。あの時は、これで破談も仕方ないと思った。
実家の父や母とのことで、新しい家族の主人や義父や義母に迷惑を掛けてはいけないと思ったのも、当時まだ敷居の高かった精神科に自ら足を運んだ理由の1つだった…。

抑うつ神経症の診断名を見て、ここ精神科に通っていいんだと、居場所をもらったようにホッとしたっけ。
ホロコースト生還者の文献で「私と同じ!でも、あのホロコーストと私が一緒なんて変なの」とか。
虐待という言葉を、まだ知らなかった。

あの時も、あれからも、いろいろあったなあ。
「病める時も健やかなる時も愛し続けることを誓いますか」

そのままだと、辛さが津波のように襲いかかって呑まれかねないフラッシュバック。
そんな合間に、りんごの良い香りが漂って、タルト生地が崩壊して。
どうしても辛さが蘇る「記念日」を、こんなふうに過ごせて笑い話が出来た。





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最終更新日  2015/11/04 10:37:08 PM
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