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カテゴリ:ひとりごと
先日、厚生労働省が2005年賃金構造基本調査を発表しました。
調査は2005年6月の賃金について、従業員10人以上の約43,000事業所の回答をまとめた。対象労働者は約86万人。 この調査で「正社員」と「非正社員」の賃金格差を比較したのは初めて。 調査結果から「非正社員」の賃金は「正社員」の60%にすぎないことが分かった。 〔フルタイムで働く一般労働者の賃金比較〕 正社員の平均賃金(残業代などを除く所定内給与。平均40.4歳) 318,500円(月額) 非正社員(短時間パートを除く契約や派遣・嘱託。平均42.9歳) 191,400円(月額) 厚労省は この格差要因について 「正社員は昇進して役職につくことで賃金が上昇することや、勤続年数が相対的に長いため」と分析。 また、男性の場合格差は女性よりも激しく、差は年齢とともに大きくなる。 〔正社員を100としたときの非正社員の賃金水準〕 20代前半 86 〔賃金ピーク時の比較〕 男性 50代前半の正社員 430,000円女性 40代前半の正社員 270,000円 一般労働者全体の平均賃金は 322,000円(平均40.7歳)で、前年比0.1%増、4年ぶりに改善。 この他 厚労省は「若者がフリーターなど非正社員が多いことから、将来の格差拡大には注意が必要」としています。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.30 21:41:32
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