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「TVのチカラ」をたまたま観た。本日の放送内容は、「熊本・院長夫人惨殺事件」だったがこの事件は憶えている。これは2004年3月13日の午後に起こった事件だが、異様に思える殺害方法などに興味を持った私は、当時、この事件の記事を読んでは保存していた。 院長(旦那)がゴルフ練習に出かけて戻るまでの90分の間に千鶴子さんは殺された。発見者は院長。 何が異様かというと、顔や頭を集中的に攻撃した殺害方法。首から下は、検死の必要がないほど「きれい」だったという。犯人は殺害後に家の中を“物色”している。 先ほど観た番組では「夫人に対する怨恨」か「夫人の金銭トラブル」が事件の動機ではないかと扱っていたが、私が当初から想像していたのは、「怨恨」であればそれは夫人ではなく院長に対する恨みではないかということと、「怨恨」以上に考えられるのが怨恨に偽装した「計画的殺人」ではないのかということだった。残念ながら番組では私の想像には触れられていなかった。そして、「計画的殺人」なら、“依頼者”がいる可能性があると思っていた。 ま、私の推測なので、「妄想」と思ってもらって構わないのですが…… 番組からは、「仕事部屋が最も荒らされていた」、「玄関に落ちていた包丁は、根元から直角に曲がっていた」という情報が印象に残った。 それにしても、気味の悪い事件です。 以下に「TVのチカラ」と、PC内に保存してあった当時の記事を転載しておきます。 熊本・院長夫人惨殺事件 有力情報 追跡! 先週放送で、続々と有力情報が!いずれも、軽自動車が絡んだ情報。 警察も、を追跡しているという…。 犯行後、自宅を出た犯人は、向かいの薬局から軽のワゴン車で逃げていた… 情報から、不審人物の存在も浮上!そして金銭問題の影が… 地元の交友関係を追跡! 被害者:中津千鶴子さん (当時49歳) 事件概要… ●熊本県宇土(うと)市走潟(はしりがた)町。 2004年3月13日(土)、九州新幹線が営業を開始したこの日、のどかな町の病院で悲劇は起きた。 午後2時少し前。午前中の診療を終えた院長は、いつも通りゴルフの練習に出かけた。1時間ほど練習し、家に戻ったのが午後3時半頃。車を降りて玄関前に立った時、院長は異変に気付く。 院長「ドアの前に血痕が少し、落ちていたんです。嫌な予感がして慌てて玄関を開けたら、そこは“血の海”でした」 ●ドアの中はまさに、地獄絵だった。辺りは血の海、天井や壁にまで血しぶきが飛び散っていたという。そこに倒れていたのは、愛する妻だった。院長はとっさに妻の容態を見たが、すでに絶命していた… ●院長はすぐに警察に通報。殺人事件として捜査が開始された。当初、犯人逮捕は時間の問題とされたが、畑などに囲まれた現場は、普段から人通りが少なく、目撃情報が皆無。捜査は難航…。 千鶴子さんの死因は? ●顔面を鈍器のようなモノで殴られての失血死。顔面には、殴打の形跡が50箇所以上あったという。 遺体の側には、根元から曲がっていた中津家の包丁が落ちていたが、千鶴子さんにはほとんど切り傷がなかった 状況から分かる犯人の行動 ●玄関で倒れていた千鶴子さん。犯人は千鶴子さんを殺害後、家の中を物色。千鶴子さんのバックと、彼女が着ていた黒のハーフコートが持ち出されていた。 しかし、同じ室内にあった財布や手提げ金庫は手つかずのまま残っていた。犯人は現場に多くの痕跡を残していたが、指紋だけは検出されていない。 ・犯行後、家の中を物色 ・キッチンで血のついた手を洗った ・血のついた足跡は向かいの薬局まで続いていた ●犯人の足跡を分析した警察は、履いていた靴は「ナイキのエアモック」と発表。サイズは24・5。靴のルミノール反応から、犯行後、向かいの薬局まで歩き、そこから 車などで逃亡した可能性が高い。 家族の悲しみ… ●殺された千鶴子さんは、病院の経理を担当。明るく気さくで、患者にも評判が良かったという。実際、患者とのトラブルもなかった。中津家は5人家族、3人の子供は事件当時、県外に住んでおり、家には、夫婦2人だけだった。子供が成長、これからは夫婦2人でのんびり暮らしていこうと言っていた矢先の悲劇……。 今年、成人式を迎えた長女は、母が好きだった着物姿を見せてあげたかったという。 犯人扱いされた父… ●第一発見者は夫である院長。警察は当初、院長の取り調べを行っている。その噂は町中に広がり、いまだに院長が犯人と思っている人もいる程だ。噂のせいで、病院は今も閉めたまま。再開のめどは立っていないという。 「なんとしても、迷宮入りだけは避けたい…妻の無念を晴らしたい」 坂本氏による鑑識… ●家の中には、犯人が残した痕跡が今でも残っていた。 ・ふすまについた血痕 ・玄関の床(フローリング)に凶器の跡 ●これら痕跡から、犯人につながる手がかりを探ることは出来ないか? 『TVのチカラ』は、元滋賀県警鑑識課坂本啓一氏に鑑識を依頼した。 そこで判明したのは…… ・玄関の床にあった傷は犯行時、千鶴子さんを狙って外れた凶器の跡 ・凶器は直径3センチ程度のハンマーと特定! ・あまり強い力ではない。犯人は女性の可能性も? ・新たに手袋痕も発見、軍手ほど編み目が荒くない手袋のはず。 犯人は「手袋」をはめた「左手」に「ハンマー」を持ち、倒れた千鶴子さんの顔面を50回以上も叩き続けたのだ! 「TVのチカラ」SOSファイル http://www.tv-asahi.co.jp/telechika/contents/sos/0092/ 宇土・医院長夫人殺害 自宅内に物色跡 聞き込み捜査続く 宇土市走潟町の「走潟町医院」院長の中津卓郎さん(54)方で十三日、妻の千鶴子さん(49)が殺害された事件で、県警捜査本部による十五日午前の捜査で、自宅内を物色した形跡があることが分かった。盗まれた金品があるかどうか分かっていない。司法解剖の結果、死因は頭や顔を殴られ、刺されたことによる失血死と断定。顔見知りによる犯行の可能性も含めて、自宅周辺で聞き込み捜査を続けている。 調べでは、千鶴子さんの頭や顔には刃物による刺し傷に加え、鈍器などで殴られた際にできる傷も相当数あった。首から下に傷はなく、防御しようとする際にできる傷もなかった。遺体のそばに残されていた包丁以外に、別の凶器が犯行に使われた可能性があるとみて調べている。 (略) 自宅のインターホンにはモニターが付いており、訪問者を確認できるという。 これまでに、犯行時刻ごろ現場に出入りした人物の目撃情報はない。 医院長妻殺害 靴跡が近くの薬局まで、車で逃走か 宇土市走潟町の医院長宅で妻の中津千鶴子さん(49)が殺害された事件で、県警捜査本部の十八日までの調べで、血の付いたスニーカーの跡が中津さん宅から近くの薬局に向かって残っていたことが分かった。県警は、中津さん宅を出た犯人が薬局付近で車などに乗って逃走した可能性があるとみて、捜査を進めている。 調べでは、中津さんが血まみれで倒れていた自宅の玄関から台所などにかけ、血の付いたスニーカーの跡が残っていた。靴跡は屋外にもあり、玄関から道路を隔てて約三十メートル離れた薬局の方へ続いていたという。薬局の前には車数台が駐車できるスペースがある。 また、スニーカーは靴底の形状などから、海外のメーカーのブランドと判明。県警は販売ルートなどを調べている。 これまでに、有力な目撃情報や包丁以外の凶器などは見つかっていない。 宇土市医院長妻殺害 県警が靴跡と同じスニーカーなどの詳細公開 宇土市走潟町の「走潟町医院」院長の妻中津千鶴子さん(49)が自宅で殺害された事件で、県警捜査本部は三十一日午前、犯人が現場に残した靴跡と同じスニーカーの写真と、現場から犯人が持ち去ったとみられる千鶴子さんの黒いハーフコートと手提げバッグの詳細を公開した。 県警によると、スニーカーはナイキ「エアーモック」(中国製、八千八百円)。サイズは男女兼用で二十三~三十センチがある。黒、茶、青、ベージュ、グレー、モスグリーンなどがあり、県内で約千五百足が販売された。 ハーフコートは女性用でサイズは九~十一号。直径三、四センチのボタンが付いており、右衣の前下部に黒い花柄のレース地が縫い付けてあり、「へっぽこ先生原宿」のロゴが入っている。 バッグはベージュ色の布製。横約三十センチ、縦二十センチで、上部にファスナーが付いている。 県警は、犯人が返り血を隠すためコートを盗んだ可能性もあるとみている。 (略) 宇土市の医院長夫人殺害 事件から1カ月、捜査難航 宇土市走潟町の「走潟町医院」院長の妻中津千鶴子さん(49)が殺害された事件は、十三日で発生から一カ月。県警捜査本部は連日百五十人態勢で捜査を続けているが、犯人像、犯行動機などに多くの“ナゾ”があり、難航している。 【空白の1時間】事件が起きた三月十三日は土曜日。中津さん夫妻は一緒に昼食をとり、夫は急患を診察後の午後二時ごろ、ゴルフ練習場へ出かけ、三時半に帰宅したとき、千鶴子さんは殺害されていた。 死亡推定時刻は三時ごろで、犯行は二~三時とみられる。夫はよく練習場に通っていたという。千鶴子さんが一人になる時間帯を知っていたのか、偶然なのか、不明なままだ。 【数十カ所の傷跡】千鶴子さんの頭と顔には数十カ所の傷があり、死因は失血死。遺体の横には中津さん宅で使っていたとみられる包丁が残っていたが、致命傷は金属製の鋭利な鈍器で殴られたような頭部の傷だった。 残忍で執ような犯行にみえる半面、包丁を残しながら鈍器を持ち去るといった計画高い面もうかがわせる。 【絞れぬ動機】犯人は居間で、たんすなどを物色。千鶴子さんの黒いハーフコート、ベージュの布製手提げバッグを持ち去ったとみられる。ただ、現金の入っていた手提げ金庫、預金通帳などは残している。 一方で、千鶴子さんの周りに目立ったトラブルは浮かんでおらず、県警は金品目的かえん恨か、殺害動機を絞りきれずにいる。 【足取り見えず】靴跡などから犯人は玄関から侵入し、玄関から逃走したとみられ、道向かいにある調剤薬局の敷地まで靴跡が残っていた。県警は靴底からナイキ製スニーカー(エアーモック)と断定。ただ、靴からは犯人の性別、年齢層などは判然としない。県警は写真を公表し、チラシを配るなどして情報提供を呼び掛けている。 ※ 文字数制限があるため記事を全部ここに載せることができないので、以下に記事を全て「略」無しでアップしました。興味のある人は以下でお読み下さい。 熊本・院長夫人惨殺事件 http://blog.livedoor.jp/ayaka222a/archives/22170786.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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