楽天先発辛島は１回、打球を左手付近に受け２２球で降板、森と交代。日本ハムが１回に２点を先制。
楽天はその裏に、日本ハム先発マルティネスから茂木が５号２ランで同点とする。
日本ハムは４回にアルシアの４号ソロ、６回に鶴岡の２号ソロで勝ち越し。
楽天は６回に銀次の３号２ランで再び同点とした。
楽天は同点の７回に３点を勝ち越したが、日本ハムは８回に西川の５号３ランで同点。
試合は延長戦に突入、１２回１死三塁から、西川がセンター前にタイムリーを放ち、日本ハムが５時間を超える熱戦を制した。
公文が２勝目、井口が１セーブ。楽天の連勝は２で止まった。楽天８番手小野が１敗目。

日 ２００１０１０３０００１＝８
楽 ２００００２３０００００＝７（延長１２回）

▼ 西川


辛島が利き腕に打球を受けいきなりの降板。彼の今季の不運さには本当に気の毒に思う。
急遽リリーフした森が絶望的なノーコン状態で１回表だけで３０分を要し２点を失う。
今日はもうこんな感じかとがっかりし掛けたその裏、田中二塁打に続き茂木がレフトスタンドにぶち込み、わずか５分で同点にする展開。
森は２回以降立ち直り、丁寧な投球で試合をつくる。
中盤の点の取り合いから７－７の同点で延長へ。
延長１２回、５時間１６分の熱戦。最後は楽天が力尽き、惜しい敗戦。
でも敗れはしたが、今季ここまであまり感じることがなかった「勢い」を感じる試合だった。

梨田監督の突然の辞任以来、球団の内情がいろいろ報じられた。
平石監督代行が就任のインタビューで語った「僕のやりたいようにやります。」の言葉からも、ああ今までは現場がやりたいようにはできない環境だったのかと。
梨田監督の苦悩が察せられるとともに、平石代行には自身の思いを貫いて頑張って欲しいと切に思う。

のびのび、はつらつ、元気出して！！
がんばれ！楽天イーグルス！！