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~平安楽土~

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2005.11.28
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カテゴリ:☆その他☆
今日は、大好きな作家の江國香織さんの
『いつか記憶からこぼれおちるとしても』を読んだ。

ある私立女子校の同じクラスの女の子たちの
「いつか記憶からこぼれおち」てしまうだろう日々が
短篇として綴られているのだけど、
読み進める中で、ある確信が生まれた。

「これは私が通った高校がモデルだ!!」

彼女たちが醸し出す雰囲気、学校の立地条件などが
似過ぎているだけでなく、決定打となったのは、
最後の方の短篇の文中に出てきた学校のモットー(校訓)。
『健康、知性、奉仕』あぁ、忘れもしないこのフレーズ。

「間違いない」と思ったその瞬間、
私は15年程前の女子校生に戻ってしまった。

窓から見える景色、
淡々とこなしていた授業の数々、
先生、クラスメイト達。

特別に幸せでもなく、不幸でもない、
何と懐かしく、何と遠くにいってしまった日々だろう。

あの頃の私に伝えたい。

好きでもなく嫌いでもなかった高校生活を、
こんなにも懐かしく愛しく思える小説に
将来巡り合えるのだということを。

また、ただ過ごしていたような高校生活を
実は愛していた自分がいるのだということを。





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Last updated  2006.12.01 23:57:53
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