1483 最終絶叫計画4
1483 最終絶叫計画4※オモテ面【スタッフ】・監 督 デヴィッド・ザッカー・脚 本 クレイグ・メイジン& ジム・エイブラハムズ& パット・プロフト・ストーリー クレイグ・メイジン・キャラクター原案 ショーン・ウェイアンズ& マーロン・ウェイアンズ& バディ・ジョンソン& フィル・ボーマン and ジェイソン・フリードバーグ& アーロン・セルツァー・製 作 ロバート・K.ワイス クレイグ・メイジン・製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン・共同製作 グレイス・ギルロイ・撮影監督 トーマス・アッカーマン・編 集 クレイグ・P.ヘリング and トム・ルイス・プロダクション・デザイナー ホルガー・グロス・衣装デザイン キャロル・ラムジー・音 楽 ジェームズ・L.ヴェナブル・キャスティング ロジャー・マッセンデン,CSA※ウラ面【キャスト】・シンディ・キャンベル…アンナ・ファリス(山田里奈)・トム・ライアン………クレイグ・ビアーコ(堀内賢雄)・ブレンダ………………レジーナ・ホール(喜田あゆ美)・ヘンリー……………………ビル・プロマン(仲野 裕)・マハリク………アンソニー・アンダーソン(斎藤志郎)・CJ………………………ケヴィン・ハート(落合弘治)・ホリー………………カーメン・エレクトラ(上田純子)・ハリス大統領………レスリー・ニールセン(小島敏彦)・マリリン………………モリー・シャノン(櫨山めぐみ)※スタッフ・キャストリスト【仕 様】・型 番 VWDS3377・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 SCARY MOVIE 4・発 売 元 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 森本 務・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 83分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド) 3.ポルトガル語 (5.1chサラウンド) 4.タイ語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.ポルトガル語字幕 4.タイ語字幕 5.中国語字幕 (英語音声用) 6.スペイン語字幕 7.韓国語字幕 8.マレー語字幕 9.インドネシア語字幕 10.日本語吹替用字幕 11.ポルトガル語吹替用字幕 12.タイ語吹替用字幕・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 1.未公開シーン集 ・デヴィッド・ザッカー(監督)、 ロバート・K.ワイス(製作)、 クレイグ・メイジン(脚本/製作)、 による音声解説付き 2.NGシーン集 3.カメラの後ろで笑う男/デヴィッド ・ザッカー監督 4.ザッカー監督のパロディ・スタイル 5.視覚効果について 6.ヤングブラッズと赤い草 7.演技を楽しむラッパーたち 8.キャスト 9.トーク・ショーのメイキング 10.恐ろしい真実:フィルムメーカーたち の会話 11.音声解説 ・デヴィッド・ザッカー(監督) ロバート・K.ワイス(製作) クレイグ・メイジン(脚本/製作)※リーフレット①【ジャケット】・オモテ面:Bury the grudge , Burn the village , See the saw・ウラ面 :おバカ健在! 「絶叫計画」シリズ第4弾、ついに襲来!※リーフレット②『○○絶叫計画』シリーズの4本目。これまでと同じレイアウト。登場人物が揃って映画館のシートに座っているかのように並んでいる。今回は、宇宙人の“トライポッド”からの光線が映写機のように演出されている。そして、描かれた登場人物たちが、元ネタのキャラクタを模しているところも、いつも通りだ。『SAW/ソウ』や『呪怨』、M.ナイト・シャマラン監督は、パロディ映画で扱われやすいのか、『シックス・センス』『サイン』に続いて、今回は『ヴィレッジ』。まぁ、確かにアクロバティックな展開だもんねぇ。(笑)ウラ面の出来映えは、イマイチ。何の工夫もないし、熱意も感じられない。あまりに事務的すぎる。こうした作品は、やっぱりノリのいい方、下ネタが好きな方、パロディ映画が好きな方にデザインした貰った方がいい思うぞ。(苦笑)※リーフレット③【感 想】「パロディとギャグ映画の間には深い溝がある」今回は、『SAW/ソウ』から始まり『呪怨』や『ブロークバック・マウンテン』、S.スピルバーグ版の『宇宙戦争』、M.ナイト・シャマラン監督のスリラー『ヴィレッジ』へと展開していく。まるで三題噺のようだ。(それにしてもヘンな映画ばかりだな……) 一応、ストーリーらしきものがあり、観ていて「なる程なぁ」と感心してしまった。しかし、それがつまらない原因でもある。(苦笑)ウエイアンズ兄弟が作った第1作目のバカバカしさは、唐突にギャグが始まるところにあった。ストーリーなんか関係ない。だからこそ、突き抜けるような面白さが堪能できた。観客はストーリー展開を期待しているわけではないだろうから、その方が“正統”ではないか、と私は思うのだ。つまり、本シリーズの始まりは、パロディではなくギャグだった。ヘンな蘊蓄がなくても、英語力がなくても、笑えた。元ネタとなった映画を観ていなくても、絵面だけで笑えた。観ていれば、もっと笑える、そういう映画だった。前作から登板したデヴィッド・ザッカー監督は、昔ながらのナンセンス・パロディをもって本シリーズを引き継いだ。そのため、弾けるようなバカバカしさから遠ざかってしまった。いまさら間の抜けた『フライング・ハイ』のような映画を見せられても楽しくはない。パロディ映画とギャグ映画の間には、深い溝があるようだ。一時期、ナンセンス・パロディにばかり出演していたチャーリー・シーンだって、いまとなっては過去の遺物だ。だから本作品では、前作の失敗を反省してか、原点回帰を目論んだかのように直感的な“笑い”が多い。ただ、監督サンがご高齢なためか(笑)、物語をなぞるのに精一杯で、弾け方がイマイチ物足りないのが残念だった。おかげで今回は、アンナ・ファリスの出番が増えて魅力全開。介護の様子を手振りで表現する彼女の姿はキュートだ。チャーリー・シーンには悪いが、彼が主演するよりも遥かに楽しい。(これは天性のものだから仕方ないか) それだけでもオススメかも知れない!※ピクチャディスク