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カテゴリ:邦画
2190 リアル隠れんぼ2
![]() ※ジャケット(オモテ面) 【スタッフ】 ・監督・脚本・撮影・編集 福田陽平 ・製 作 張江 肇 鈴木ワタル ・プロデューサー 木谷奈津子 磯田修一 ・照 明 蒔苗 仁 ・録 音 治田敏秀 ・音 楽 弥栄裕樹 ・メイク・特殊メイク 征矢杏子 ・助監督・制作担当 池田 将 【キャスト】 ・菊井亜希 ・佐々木真琴 ・星名陽平 ・菊池 誠 ・山田雅史 ![]() ※ジャケット(ウラ面) 【仕 様】 ・型 番 BWD-01098R ・製作年度 2009年 ・製 作 国 日本 ・原 題 ---- ・発 売 株式会社ブロードウェイ ・販 売 元 株式会社プロードウェイ ・提 供 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 ---- ・吹替翻訳 ---- ・吹替演出 ---- ・制作協力 ---- ・日本公開 ---- ・リリース ---- ・収 録 60分 ・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ ・音 声 1.日本語 ・字 幕 ---- ・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用 ・映像特典 ---- ![]() ※ディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :「ひとりかくれんぼ」の呪いは、 まだ終わっていなかった…! 見いつけた。 ジャケットのオモテ面で、人形に額をつけて祈っているのは、主人公を近野恵美(菊井亜希さん)。その向こうに押入れから這い出て来る霊が描かれている。悪くないレイアウトだと思う。ただ、ちょっと寄り過ぎで、狭苦しい感じがする。(大胆でいいけどね) ウラ面は、前作と同じレイアウト。使われている画像が違うだけ。左下に免責に関する一文が追加されている。 「ひとりかくれんぼ」は大変危険な遊びです。安易にマネしないでください。自己暗示にかかりやすい方、霊感の強い方、心臓の弱い方、体調のすぐれない方は、特に実行されないようお願いいたします。この警告を無視して実行し、もし何らかの霊障がありましても、当方では一切の責任を負いかねます。 ――だってさ。ご注意下さい。 【感 想】 「王道謎解きホラー」 『リアル隠れんぼ』シリーズの 2作品目。今回は、《ひとりかくれんぼ》をテーマにしたドキュメンタリー作品を撮ることになった新人女性監督が遭遇する怪異を描く。舞台は同じエム・フィルムなので、同一の物語世界らしい。時間軸については、前作品との前後関係がハッキリしない。ただ、プロデューサーが「いつまでそんなことを……」と言っていたから、前作品から数年後という設定かも知れない。 ――映画『ひとりかくれんぼ』がヒット。プロデューサーはドキュメンタリーを撮ろうと企画し、監督に新人女性、近野恵美を抜擢する。ベテランのカメラマンのサエキが付き、若いシバタがアシスタントを務め、 3人体制で撮影が始まる。 最初はインタビューからスタートしたものの、実際に《ひとりかくれんぼ》を行った本人の証言が得られず、制作は暗礁に乗り上げてしまう。 そこで、プロデューサーのひと言で、近野自身が《ひとりかくれんぼ》をやってみることになる。 ……というお話し。 メインキャラクタが実際に《ひとりかくれんぼ》を行う動機としては、まずまず説得力があった。そうしないと呪われないから、ホラー映画としては大事なポイントだ。(笑) おかげで、その後はスムーズに怪異を演出できている。 ――近野が実際に《ひとりかくれんぼ》を行ってみたものの、何も起きなかった。しかし、ビデオには少女の霊が撮されており、編集をしていたシバタも行方不明になってしまう。間違いなく自分たちも呪われていることを知った近野とサエキは、真実を知ろうと調査分析を深めて行く。やがて、《ひとりかくれんぼ》の原型とも言える紙鬼寄せ(しきよせ)を行っていた神社を訪ねることになる。二人は宮司から娘を誘拐された母親が紙鬼寄せを頼みに来たことを知らされる。もしかしたら、行方不明になった幼い娘に会おうと《ひとりかくれんぼ》を始めたのではないか。二人はアパートに訪ねて行くが、既に廃墟となっていた。何とか手掛りを掴もうと、室内に侵入した二人は、そこで悲しい事実を知ることになる。 ……という展開。 「ネットは、肉体を持たない霊が唯一存在できる場所だ」とか「霊が《ひとりかくれんぼ》を推奨している」とか、「紙鬼寄せは《ひとりかくれんぼ》の原型 」とか、なかなか面白いアプローチが披露される。真偽のほどは兎も角、臨場感をかもし出すには、いい手だと思う。60分という収録時間のわりには内容が濃く感じるのは、こうした細部の作り込みのおかげだろう。 近野恵美役を演じたのは、菊井亜季さん。TVシリーズ『悪霊病棟(13)』にナース役で出演されていたが、主演作品は本作品だけではなかろうか。痩せっぽちだけど、行動的な女性像を演じて好感を持てた。ちょっとハスキーな声もいいなぁ♪ クライマックス以降は、『リング(98)』や『着信アリ(03)』を思わせる構成だったのは、興味深い。ちょっとエンターテイメント路線に舵をきっている。ただ、序盤の取材映像→神社でのリサーチ→廃墟となったアパートと、点と点を結びつけなければならないため、少々分かりにくい。カタルシスを得られなかったのは、この辺りに理由があるような気がする。虐待を思わせる映像もなかったしね。ちょっと惜しかった。でも、「インディーズでもこれだけ出来るんだぞ!」という気概をうかがうことが出来た。総じて、マジメで手抜きのない面白い作品だった。 オススメ!(前作より面白かったので、間違いないでしょう) 【 『リアル隠れんぼ』シリーズ 】 『2189 リアル隠れんぼ』 【 『ひとりかくれんぼ』作品 】 『2145 ひとりかくれんぼ』 『2146 ひとりかくれんぼ [劇場版]』 『2147 ひとりかくれんぼ [新劇場版]』 『2148 ひとりかくれんぼ [劇場版] -真・都市伝説-』 『2149 ひとりかくれんぼ/黄泉がえり遊び』 『1550 物呪/モノロイ』 【 福田陽平監督関連作品 】 『2111 こっくりさん/本当にあった怖い話』 『1517 デスフォレスト/恐怖の森5』 『2097 口裂け女0/ビギニング [劇場版]』 『2099 口裂け女 VS カシマさん』 『1441 幽霊より怖い話 VOL.2』 『1440 幽霊より怖い話 VOL.1』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.02 05:30:06
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