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runbeecの日記

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2007.06.22
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日本軍で特徴的なのは一体責任者はだれなの?っていうことである。
ミッドウェーの敗戦では一応山本提督が責任者なのだがその敗戦処理がまたすごい。おそらくこの海戦に参加していたものは次々に戦場に送られ家には帰れなかったでしょう。負傷しているものも病院などに監禁されて家族との面会もできなかったでしょう。なおればそのまま戦地へというパターン。死者は月日が相当たってから家族に東方海上で戦死という通達があり、しかもこれは極秘であるということでご近所には話してはいけないということだった。兵士でこのありさまで将校レベルでもおなじようなものである。陸軍はもとより敗戦のレベルがどれほどかを知らず。首相の東条英機でさえ海軍の敗戦の全貌は知らなかったのである。いや知らされなかったのである。
おそらくは天皇陛下には事実は報告されたようですが天皇は報告を受けたからといってなにかをするという存在ではないようだ。山本提督はなにも責任を追及されずだれも罰せられなかった。ただ負けたという事実を隠蔽しつづけたというだけ。致命的な敗北をきっしたことを徹底的に隠しそのままずるずると敗戦の泥沼に引きずり込まれてゆく。
この無責任な組織。間違い及び失敗をしても隠蔽をして知らん顔する組織。まさに社会保険庁の例があるように官僚的体質そのものなのである。
江戸時代の大名は戦国を生き抜いてきただけあってそれなりに人物器量があった。だがこのころの兵隊学校を優秀な成績で卒業しただけの高級軍人には国を担う政治は無理だったのである。たまたま最新兵器が手元にありそれを使って暴れるだけ暴れまわったというだけなのである。
誰のために戦う?天皇のために?ではなんのために天皇のために戦うのか?日本のためにでしょうね。だが君主制では軍人は国民のために戦わない。そしてこれは日本特有のものだが君主は神様でなにもしなかったのである。昭和天皇自体は戦争回避の意向だったようであるがそれを東条英機以下の一派が強行に戦争に突っ走ったようなのである。やはり天皇は飾り物なのか。
東条英機の器としては一将軍としてなら申し分なかったろう。だが学校を卒業しただけの軍人では政治は無理なのである。武器をもっているので国を引っ張っているかのような錯覚をしたのである。戦う人と政治の人はあきらかにちがうのである。政治的感覚のある人なら戦争をしても国力が足らないのは言うまでもないことである。
ドイツではまがりなりにも選挙で選ばれたヒトラーが主導して戦争に突入していったが、日本では国民を切り離したところで軍人が勝手に独りよがりな戦争を始めたといってもいい。まぁマスコミも戦争をたきつけた犯人なのだから軍だけが独走したといってはなんですがやっぱり軍が戦争を始めたのでしょう。
それで戦争責任者はだれ?ってことですが帝国憲法上のトップである天皇が飾り物である以上軍人でしょうね。そしてその軍人が昔の大名ほどの力があると錯覚して日本をリードできると思ったのが間違いである。その本性はただの官僚にしかすぎないのである。だから勝ったときは騒いでも負けたときはまったくの隠蔽。それは今の官僚とまったくかわらない。
ドイツの戦争は白人同士の戦争のプロ同士の戦いだったといえるかもしれないが日本はいかにも、ど素人の戦い方。武器の扱い方も開発もたちまち遅れをとってしまった。ガダルカナル以降は回復の見込みはまったくなかったのである。そして官僚主義者たちは戦う格好をつけるのみで政治的な対処に立ち遅れ北方領土をとられたのはとても残念である。
樺太はしょうがないとしても国後択捉は日本としては譲れないところなのである。





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Last updated  2007.06.22 16:09:05
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