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テーマ:同居は嫌ですか?(1164)
カテゴリ:たわいの無い話
恐怖のゴミは何処までも私を苦しめる。 もちろん、その恐怖のゴミには、仲間もいるわけで・・・・ 一番の恐怖のゴミは前回の○だが、← 漢字1文字よん それ以外は、やはりゴミの山だろう。 日本が最初から分別されていたわけではないから、勿論この方にとっては中年以降になってからの実施。 今ひとつ理解していない部分もあるようだ。 そうなると、どうしていいのか解らないらしく、溜めだすのだ。 引越された数年前から訪問しているのだが、最初の部屋を見てびびった。 あんぐりと口が開いてしまったのだ。 段ボールから出てくるのは、全てゴミだったのだ。 液状化しているマヨネーズが数本。 中身が空っぽになったドレッシングの瓶の山。 カビの生えた衣類に、取っ手が取れて使いづらそうな鍋がゴロゴロ。 住宅洗剤がゴロゴロ。 そして、この方の好物なのか・・・ポン酢?の瓶が10本以上。 期限は全て切れていた。 本来なら、そういったことは出来ない。 しかし・・・・・あまりの衝撃に無言で整理し始めてしまったら、もう止まらなくなってしまった。 一ヶ月以上かかって、段ボールの山にあった、あらゆるゴミを分別し、6畳の台所を分別のゴミ袋で埋め尽くしたのだ。 ご主人は外に出ることが出来なくなってしまったので、( 入り口がふさがれて ) それをまた数週間かけて、せっせ、せっせと運び出したのである。 あまりのゴミに、私は少々きつい事を言ってしまった。 「これ全てゴミですよ・・・」 ご主人はしょんぼりしていた。 「どう分別していいのか解らなくて・・・」 話を聞くと、以前住んでいた所は、不法投棄が増えていて、ゴミ捨て場に交替で見張りがついていたとか。 最初は夜中にこっそり捨てていたらしいのだが、それも 「誰かが見ていたらどうしよう」 と恐ろしくなり、可燃ごみ以外は捨てなくなってしまった。 時々遊びに来ていた娘さんに分別してもらって、自信のある物を堂々と処分に出していたとか。 そう・・・ この方は、ゴミと共に引っ越してこられたのである。 そしてある程度綺麗に片付くと・・・ またゴミで埋め尽くされていくのである。 さすがに同じ事になるのは嫌なので、こまめにこまめに分別して、後は捨てるばかりにしておく。 「明日○○ゴミの日ですから、これとこれ、出して下さいね~」 ご主人 「これとこれね、明日ね。朝ね。分かりました」 そして次に訪問すると そのまま置いてあるのだ。 ? と思い、確認してみる。 「あの~、これ・・・・」 ご主人 「うん? ああ、寝過ごしちゃってね~、あははは・・・」 そしてまたどんどん増えていくのだ。 この方はとっても健康で自立しているので、自分で出来る事はしていただかなくてはいけない。 ゴミの分別の仕方も説明し、袋も準備万端にしておくのだが・・・ なかなかゴミ出しをされない。 何故か聞いてみると・・・・・ 「ゴミというのは 溜まったら出すものだ」 ・・・・そう返答されてしまいました。 溜まったら・・・それにも限度があると思うのだが、この方にとっては段ボール10箱くらいなのではないだろうか。 45リットルが一杯になっても、まだまだ増やしてから捨てないと、気がすまないらしい。 この方の住まいは、1階の庭付きである。 次第に・・・その庭に置かれるようになってしまった。 と言うよりも、隠している? ゴミ出しに間に合わなかったゴミを、庭に放置するようになってしまったのだ。 冬ならまだしも、それを夏にされてしまっては、たまったものではないだろう。 娘さんは口をすっぱくして注意?しているようなのだが、一向にゴミ捨てをする気配は無いのだ。 見かねた娘さんが、夜中にせっせと捨てていたようなのだが、身内がやるから本人がやらなくなる。 そう考え直したのか、また知らん顔するようになったらしい。 ああ・・・ゴミとの闘いは、いったいいつまで続くのだろうか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月28日 21時36分29秒
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