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『神様の御用人』は私が毎日覗いている「寺社」関係のブログで紹介されていた作品です。
私が覗いているブログというのが、とてもマニアックな寺社を廻っており、それが私にとってはドツボ。 丁度このブログに初めてぶち当たった時は、磐座巡りをされており、それが記事になっていました。 が、今は「陰陽」関係を巡られています(笑)。 でも、どこに視点を移すのか、どのような成り立ちがあるのか、ブロガーさんの知識量が半端ではなく、毎日学ばせてもらっているブログなのです。 その方が唐突につい最近, 本の紹介ということで、この作品の記事を書かれたので、それは「読まねば!」となったわけです。 この作品、甲子園球児で大学、社会人になっても野球を続けた良彦が主人公。 しかし、怪我をし、かつ実業団の野球部が解散したことにより、退職し、そのまま半ニート。 その良彦には神社の跡取り息子である孝太郎という友人がいます。 この孝太郎は大主神社へ出仕しています。 この神社の末社としてお祀りされている方位神の狐(黄金)に出会ってしまいます。 黄金の話によると、良彦の祖父が「神さまの御用人」として神さまの願いを聞くために、国内を奔走していたということ。 それを良彦が受け継ぐはめになったのです。 何が楽しいって実在の神社が出てくること。 第2章なんて、私がドハマりしている「葛城」地域。 お相手は一言主大神。 雄略天皇をひれ伏せたにも関わらず、その後役行者に顎で使われるという神様です(笑)。 この章の最初なんて、 「葛城という土地は、確か神沼河耳命が高岡宮を築いた場所だ」(p74) で始まるんです。 私には「萌え」以外の他でもありません。 それから葛城氏の話に続くのです。 つまり、作品の中にその土地や神社の成り立ちなどもたんまり盛り込んでくれるのです。 良彦がどのように神さまの用件を解決するのかなんてもう二の次(笑)。 とにかく、この盛り込まれているゆるい知識が楽しすぎて! なぜもっと早くにこの作品の存在を知らなかったのか。 現在10巻まで刊行中。 神社及び神さまの知識を取り入れるべく、ぼちぼちと読んでいきます! さて、また明日はお散歩記事です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月09日 07時00分10秒
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