言葉の中身??
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー”コーヒーのブレンドとは、新しい味の創造である”ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昔の偉い人の言葉みたいですけど、違いますよ。昔働いてた喫茶店のマスターの言葉です。年齢はもう70に近い、三国連太郎(名前あってる?)を思わせる、白髪の目立つ、体の大きな、いつも仕事中は長靴を履いてるマスター。コーヒーをたてる時には、大体決まって、 ドゥゥ~~っ・・・と唸るような声か、時には、鼻歌♪~~しながら、コーヒーをつくってました。 ・朝は「オッスゥ」 ・コーヒーをつくっている時は「ドゥゥ~~っ」 ・返事は「おぅおぅおぅ、そうかそうか・・・・・」 ・帰りは「じゃねっ」 これで、会話の70%が構成されているような人でした。 「・・・・・」はっ!かなり思い出に浸ってしまいました。話がそれてしまいましたので、戻しますね。ブレンドの考え方として、もうひとつの考え方があるんです。”味の欠点を補うために、ブレンドする”「一緒、、じゃないの?」と思った人、、きっと正解です。ですが、結果的には一緒でも、私はこの言葉の中に大きな違いがあると思っています。 ”新しい味を創り出すためにブレンドする””欠点を補うためにブレンドする”どちらの思いでブレンドされるコーヒーが美味しいのでしょうか。どちらのコーヒーが飲みたくなるのでしょうか。こんな細かいこと気にしなくてもいいのでしょうが、こんな何気ない一言からでも、その人の”思い”が感じられます。そんな思いでつくったコーヒーの味って、きっと違うのでは?、、と、私は思ってしまいます。