どこまで走れば良いんだろう？

久々のブログ更新になりました。

6月2日、予定通り那岐ピークスタフトレイルに参加しました。
一度、ゴールデンウィークに試走で勝北運動公園から那岐山頂までピストンしたのですが
その時のイメージが良くて逆に裏目に出てしまい、様々な体調トラブルが露呈しました。

≪スタート前≫
チャレンジャー
ベスパ
アミノバイタル
メダリスト

≪行動食≫
メイタン　7個
ジョミ　4個
チャレンジャー　2個　（水1.3リットル）
アミノメイト（顆粒）
メダリスト（顆粒）
ツーラン　３個　他



出発は前日の21時30分！早めに出発し高速パーキングで車中泊です。
窓を少しだけ開けてウトウトした直後に蚊の洗礼を受けてしまい熟睡出来ない！
予定通り3時になってしまったので勝北スポーツ公園に移動。

予定どおり3時30分頃に到着しましたが結構遅い到着の方でした。
受付を済ませて余裕をもって着替え、いよいよスタートゲートに整列です。



今回はゴールタイムを10時間でタイムチャートを準備しました。
試走のイメージでは十分やれるタイムだったので山形仙のピークは予定の約40分前に到着でした。
次のＡ１には更に余裕を持って到着できたので、慌てることなく休みをとりました。
今のうちに固形食を食べておこうと味噌おにぎりなど結構食べたてしまった。



次第に気温が上がるけれどそれほど高くはない中、大量に汗が出る。
無理のないペースのつもりがオーバーペースだったとはこの時は分かりませんでした。
何故か？おそらく試走のイメージが良くてそれなりにやれると慢心していたからだと思います。
思えばゴールデンウィークの気温はとても低くこの差が大きな落とし穴でした。



汗をかき過ぎ疲れ初めたのでペースを徐々に落としながらＡ２に到着。
この時は既にタイムチャートは役に立たなくなっていた。
頭から水をかけてもらうと少し落ち着いたけれど２４キロで既に疲れてしまった。

それでも那岐山を上り切ったらなんとかゴール出来るだろうと思いエイドを後にする。
A2ではスタッフの方が元気よく頑張れーっと声をかけていただき励みになりました。
しかし、暑い！

何度も上った那岐山。知った道のハズだった。
思うように登れない。おかしい！
少し休憩したら復活すると信じて上り道で腰を下ろす。2分、3分・・・。

そうか～！こりゃハンガーノックか熱中症の一歩手前、イエロー信号だな。
それでも胃腸はだましだましで行けそうなので、一旦ペースを落として広戸仙あたりから
頑張ろうと思い直し、それまでは歩くと決めた。

なんとか山頂に上がると、ハイカーさんが気持ち良さそうにランチしていた。
折角だから景色を眺めて休憩しようと腰を下ろす。
・・・・しかし私の雲行きは怪しい。


リスタート後、那岐山頂から滝山に向かう道中の尾根でオーイッって声が聞こえる。
ありゃ、奥宮さんだな。オーィって答える。
それで、ちょっと元気がでた。



これはチャンスだ！山頂で早速に記念撮影！！ありがとうございました。
がっちり握手をしてもらいパワーを分けていただきました。
本当に感謝、感謝です。
しかし、私の顔色はごらんの通り最悪だ。



その後はなかなか元気を取り戻せず満身創痍でＡ３に到着する。
何も食べれないけど一旦ザックを下ろして後半の補給食は準備する。
あと１０キロ、山形仙を越えたらゴールは出来るだろうと・・・。

少し前から汗が引いてランパン、ランシャツが乾いていて、下りは全く走れない。
仕方なくここで全部歩く覚悟を決めた。ただしゴールはすると。
山形仙の山頂付近にたどりついて、ホットしたときに何度か嘔吐。
下りでも腰を下ろして休む。一気に下れないので歩く、休む、歩く。

歩く距離が長いので足のダメージは少ない。
ロードに出てあと５キロ、歩く分には問題なかった。
どんどん追い付かれ追い越されるが今日は仕方ないガマンの一日でした。（泣）

最終エイドに到着、今日一番美味しそうな食べ物が並んでる。
しかし、何も食べれないので一休みだけ。
お茶を口に含み少しだけ飲んだ。さー出発だ。

最後まで無理せず歩く、歩く。
ゴール前１キロで気持ちがリセットされやっと走れるようになった。
なんとか最後だけ走り、なんとかそれらしく、ゴール！



≪反省≫

次の大会の為に書き留めておこう。

・前半に気が付かずオーバーペース。
・暑さ対策の準備が不足。（塩熱サプリは必携）
・補給の失敗。　（タイミング、Ａ１で食べ過ぎ：おにぎり、果物（果糖））
・慢心　（まぁ大丈夫だろう、みたいな）
・トレーニング不足　（ほとんどは、これかな）
・寝不足　　（蚊にやられた）
・ハイドレの不調　（出が悪かったのに気が付かず）

次は９月のフォレストレイル！
暑い時期なので今回の反省が活かされたらいいなと思います。
よし、また頑張ろう！