師曰く:発明家と学者の物事に対するスタンスのチガイ
師曰く、「学者は狭い領域をどんどん掘り下げて新しい原理、法則を『発見』する。 これに対して発明家はアルモノとアルモノを組み合わせて新しいものを 産み出す。だから発明家はつねに物事を『組み合わせが生じやすいように』 インプットしていくのです」--------------------------------------------------------------------発明家と学者は似て非なるものなんですね。発明家は新しいものを産み出しますが、原理、法則を『発見』するわけではないのです~。師匠は大企業を出て発明家へ転身したときからずっと上記の方法でインプットをされてきました。インプットのときに大事なのは「メカニズム、本質をきっちり正確に理解するということ」と「五感で感じられる作業を付け加える」ということなのだそうです。アタマでの理解とカラダでの理解。これがあってこそ『感性』を第一とする発明が生まれてくるのですね。師匠は「発明家なんて誰でも簡単になれる、ただ『組み合わせが生じやすいように』インプットすればいいだけなんだから・・・」とおっしゃいますが、その「だけ」がいかに難しいことか・・・・師匠の知識、知恵の量とアタマの回転力は半端ではありません。とりあえず僕は発明家にはなれそうにないですけどたま~に発明家的な考え方をしてみるのは有用な方法な気がしますね。まあ、まずは発明家師匠のことばをみなさんにお伝えしていくこと、それが今の僕にできること、デスネ2010/3/2 TAKE