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2010年09月28日
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カテゴリ:PS3ソフト
kl.jpg
 ゲームシステムとか、ゲームとしての面白さとかは別にして(どーも操作し辛くてこのゲームは結構ストレス溜まりますw)、今回2作目「ケイン&リンチ2 ドッグデイズ」が発売されているこの「ケイン&リンチ」シリーズは嫌いではない。
安物のビデオカメラで撮ったような揺れて荒い映像、気分が悪くなるような傷、出血、人間の命の大切さなんて、てんで眼中にないその世界観。

 それはなぜかと考えると、通常のTPSアクションゲームとは違いちゃんとした「クライムムービーアクションゲーム」というコンセプトを中心に据えているからだ。

 話は変わって、ありきたりではあるが、ここで私は個人的に名作と思っている1本のクライムムービー作品を取り上げたい。
それは
クエンティンタランティーノ監督の「パルプフィクション」

pf.jpg
ケイン&リンチのように狂気的にドロドロとしておらず、コミカルな演出がされているクライムムービーではあるが、「犯罪集団の世界での人の死の軽さ」というのが根底にある上でのコミカルさなので見ていて背筋が寒くなる恐ろしさがずーっと付きまとう。
(拳銃が暴発して車のリアウィンドウに血しぶきと脳漿ぶちまけてしまったという、"殺人を犯してしまった!"という事の重大さより、どーやって綺麗に洗うかが重要になっているサミュエルLジャクソンとトラボルタのシーンは夢に出てきそうなぐらいひどい(笑))
 しかし、日常の世界ではとんでもない事ではあるが、それを映画という世界に持ってきた瞬間にその映像は芸術作品として輝きだす。
リアウィンドに飛び散った血糊からカット割りから俳優のセリフひとつひとつまで、その狂気の時間を作りだす為に入念に作り上げられたその時間は、私を映画のシートに縛り付けてすさまじい体験をさせてくれる。

 さて、ケイン&リンチに戻るがこの「ケイン&リンチ2 ドッグデイズ」はスクウェアエニックスによってローカライズされ日本語で発売されている。
体験版も配信されているので一通りやってみた。
相変わらずそのプレイし難さは健在で(笑)色々とストレスもたまるが前作よりさらにカメラワークや映像の荒さが、まさに陰惨としたクライムムービーっぽくなっており一つのジャンルを確立していると言ってよかろう。

残念なのが、スクウェア・エニックスによるローカライズだ。
数々のクライムムービーのオマージュを受けている、もう絶対的にCERO ZレベルなこのゲームをCERO Dにするという事自体異常な対応であるが、血糊を減らし「犯罪者にとって人の命は軽い」という事を表現する傍若無人な銃撃戦も民間人に銃のレティクルが被ると緑にレティクルが変わって引き金さえ引けない(そして、その民間人の横から撃たれたりする)という対応は元々操作性のよくないこのゲームをさらに不愉快なものにしている。
 これはまるで、拳銃が暴発してリアウィンドウに血糊が飛び散るシーンの血糊をなくしてそのまま後部座席をどうやって洗浄するかでブラックなセリフを掛け合うサミュエルLジャクソンとトラボルタを見ているような滑稽さを見るようなものである。

確かに、テレビゲームもゲームというジャンルに属し、そしてCEROという機関がある限りは色々と障害があるのは理解できるが、残念ながら本作においての規制は「作り手の意図を理解できない人による作品への冒涜」と言いたい。

100歩譲ってもこれはまず"CERO Z"での発売を試みるべきである。

テレビゲームというエンターテイメントジャンルができて30年。当時10歳程度でテレビゲームに興じてた人はもう40歳を超える(俺だな)。

日本の作り手(ローカライズ)の方及び、CEROには是非とも、なんでもかんでもテレビゲームといって短絡的に「子供向けに」するのではなく、作品のコンセプトを正確にくみ取って私達の為にしっかりとした作品を紹介していってほしいと思うのです。

っていうかよく考えたら40歳越え向けのテレビゲーム市場がないって事か(笑)
・・・・
ほっとけ(笑)


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Last updated  2010年09月28日 16時23分04秒
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