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カテゴリ:PS3ソフト
さすがに自分の年齢的に、青臭い子供だましゲームというのが第一印象になってしまうのですが、以外や以外、週末結構な時間をこのゲームに費やしてしまいました。 徳川家康、石田光成のメインどころは1周回りきり雑賀孫市姉さん(いつから雑賀孫市は姉さんになったんだ?)でショットガン(!)ぶっ放してる所です。 私のバカ連れが、ガンダム無双とか北斗無双とかを買って持ってくるので以外とこの日本独特の”ど派手なアクションで大量の敵をぶっ飛ばす”いわゆる無双系ゲームは結構やっているので結構すんなりとゲームシステムには入り込めました。 コーエイの無双シリーズとの違いで一番感じたのは"軽い"といったイメージ。ロード時間はもとよりゲームの動き、キャラクターの動きも軽く、結構な爽快感があります。時間以内に500hitとかするとなんかフィーバーモードに入ったりして小判がざっくざくみたいな演出も「うひゃー凄い事になってるなー」となかなか楽しい。この手のゲームって一瞬でどかーーーんと大量の敵をぶっとばすという、いわゆる"俺すげー状態"の繰り返しで脳内麻薬を以下に大量に発生させることができるかどうかが肝なわけですが、結構成功しております。 私、まんまとはまって癖になっております(笑) なかなか笑わせてくれるのが、歴史上に実在した人物の大胆な解釈とキャラクター設定。 私の出身は滋賀なので滋賀出身戦国武将(石田三成とか大谷吉継)なんかには結構思い入れがあったりするので、石田三成が真っ白な銀髪であしたのジョーの矢吹丈の正面みたいなヘアスタイルしてたり、大谷吉継がミイラ姿に蝶々の羽飾りがついた兜で宙に浮かぶ輿に乗っているのを見た時は、 「わはは、なんじゃこりゃー!」 と喜んでしまった。 今年の夏に我が家は、天台宗寺門派のお寺、滋賀県の三井寺(園城寺)に墓を建てたのだが若年の頃にそこで学んだとされる天台宗僧侶”天海”に至っては大釜2本持って不吉な陽炎を従えて不敵に笑うもはや狂気の男。天台宗僧侶の面影はいっさいない(笑)。 戦国BASARAはこの"ちょっとした歴史上のエピソードを最大限拡大解釈+妄想解釈しそこにイケメン要素を加えたキャラクター設定"というのが非常に面白いスパイスになっていて、ゲームを続けていく内にマンネリ化しがちな無双系ゲームシステムを飽きさせないいい効果になっている。 もう出てくる武将武将全て爆笑と共に迎え入れる事ができる。 徳川家康はバカみたいに絆絆と言い続ける能天気好青年だわ、真田幸村は裸に赤いライダースジャケットだわ、伊達正宗はギャオスの羽みたいな鞘に刀6本さしてる六刀流で英語喋るわ、小早川は背中に鍋しょったカブトムシになってるわ、本多忠勝に至ってはジャイアントロボと化している。 (変形して徳川家康乗せてジェット噴射で飛んでったりするんだよ!) ゲーム中武将の初出シーンは「徳川家康、出陣!」みたいにジングルと共に決め台詞がばばーんと表示されるのだが、それも所々おかしくて、 「小早川秀秋 お鍋の時間!」 とか 「前田利家とまつ 前田家の食卓!」 とかもう、武将全員、霊界からいったん帰ってきて製作者全員一列に座らせて説教してもいいはっちゃけぶりである。 バカバカしい設定ではあるが、このゲームやってるうちに 「なぜこのゲームで本多忠勝は重騎兵ロボットなのか?」 という在りえない疑問から実在の本多忠勝という武将の歴史を調べたりするという奇妙な学習欲がわいてきて、逆に結構歴史文献を読んだ(笑) 史実での本多忠勝は信長に「日本の張飛」と言われ、鹿角脇立兜と黒糸威胴丸具足、そして自らが葬った敵を弔う為に肩から大数珠をかけ、57回合戦にでているが傷一つ負わなかったという。 その猛将っぷりが、鋼鉄の外装に2本の角、肩に金属の玉をぶら下げている重装兵本多ロボへと結実したようだ(笑) まあそんなこんなで、西部劇、フラメンコ、マスカレード、アラビア王朝からロボットものまでなんでもかんでもぶち込んだ戦国絵巻ものの戦国BASARA3。以外に楽しくプレイできる和ゲーでございます。 ちなみにゲーム上での最終決戦地である関ヶ原は切り立った山がそびえる妖気漂う場所になってますが、実際は高速道路も通ってる県境の田舎の原っぱです。誤解なきよう(ってするわけないか。) 【中古】【PS3】戦国BASARA3プレイステーション3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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