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カテゴリ:PS3ソフト
残念ながらアメリカという国はよく戦争をする国で、日本という国が周辺に色々と脅威を抱えてるにもかかわらず能天気に平和に暮らしている2000年代においても、アメリカはわざわざ中近東までいってドンパチやらかしてる。 そして、時を同じくしてこれだけ戦争を題材にしたゲームがたくさん発売されているのを見ると、 ・戦争やる! ・かっこいい作戦名とか、最新鋭の武器使うとか、かっこいい兵装がメディアに露出する。 ・あこがれた若者が疑似体験したくて映画みたりゲーム買う というマーケットが成立しているような気がして結構恐ろしい感覚にもなる。 大体において湾岸戦争からして、砂漠の嵐作戦(Operation desert storm)とか命名する必要あるのかというぐらいカッコイイ(笑) 輸送機C130にとんでもない銃器を搭載した対地攻撃AC-130の通称は、「スペクター」であるが別称として「ファイアードラゴン」などとも呼ばれてる。(もはやアニメのキャラクターよりクールだw) 毎分4,000発近い劣化ウラン弾をバラまけるGAU8ガトリング砲(こいつもアヴェンジャーという名前がある。)を搭載した対地攻撃機A-10もサンダーボルトという呼称とは別に、ウォートホッグ(イボイノシイ)という別称をもったりしている。 全く、アメリカの軍隊というのは残念ながらクールな集団である事は否めない。 そして、そんなアメリカ戦争マーケットにまんまと踊らされた私は、今日も戦争FPSゲームにいそしむ(笑) 今回、プレイしたのはEAから発売された「メダルオブオナー」 メダルオブオナーは今まで第2次世界大戦が舞台だったのだが、今回は現代戦。 舞台は、9.11後のアフガニスタン。敵はターリバーン。 これは現在も進行しているアフガン紛争のゲーム。こんなの作って売っていいの? と半ば驚いていたが、案の定アメリカでは論争になってるようだ。 なんと実際のアメリカ軍指揮下にある某特殊部隊が監修して、よりリアルな作戦風景を再現しているという。 パッケージの黒サングラスにキャップを逆さまにかぶってるおっちゃんは、ゲームではダスティと呼ばれてるが、これは実在する米国特殊部隊の元隊員ダスティ・ハンマーがモデルらしい。 さて、そんな物議もかもしたリアル現代戦FPSゲームだが、シングルキャンペーン終わった感想としては、まあ楽しくプレイできたがもうひと押ししてほしいなぁ・・・ というのが率直な印象。基本がアフガニスタンの山岳地帯に展開するターリバーンを掃討する作戦なので、ステージが単調になりがちなのと、リアル感を大事にしたせいか少し派手さにかける。 しかし、小火器を使って山岳地帯に潜むゲリラ部隊をせん滅していく特殊部隊、レンジャー部隊の一連の流れ(索敵→レーダ誘導→航空支援による爆撃→残存兵力を掃討→被害調査)が味わえる。 また、単調なステージになりがちなステージを飽きさせないように ・少数精鋭で奥深く潜入する特殊部隊 ・ヘリで襲来して大人数で押すレンジャー ・有能な前線司令官 ・無能な将軍 といったバックグランドストーリがあって、そのメリハリが利いていて以外に楽しい部分もあった。 あまり際立ったアピールポイントは乏しい方だが、個人的に非常に印象的なシーンが要所要所にあったので紹介しておきたい。 ・綺麗な山岳地帯の険しい道路沿いに走ってくるトラックの車列に対して、自分がレーザー誘導しながらAC-130(ガンシップ)で攻撃を仕掛けるシーン。左手奥上空にAC-130が旋回しながら現れ、右手の山中腹にへばりつくトラック群に向かって攻撃を仕掛けるのを遠目にみるシーンはなかなか素晴らしい絵作り。 ・爆撃支援お願いして、150mぐらい先のハンガーを爆撃した時に、爆煙で一瞬視界が遮られたあと、土煙が頭上からバサバサ―と落ちてくる演出 ・あとAC-130がRPGで攻撃されてるので、その陣地を強襲するシーンも印象的。 ガンシップAC-130が3方向にどでかい花火のようなフレアを放出しながら退避する姿(あのフレア放出はカッコよいww)を右上上空に見ながら、左前方の陣地を強襲するシーン。このシーンは燃えた。 こうやってみると、航空支援もAC-130とA-10中心なあたりがなかなかリアルな現代戦といった感じ。CODシリーズのように、FPSゲームシステムに新しい驚きをもたらす! といった感じはないのですが、まあまあそれなりに見どころもちりばめた、リアル感のある地味な佳作といった感じでございました。 FPS好きな人は、おススメ。 COD4でFPS初めてやった方は、舞台がお好きならどうぞ。 ★新品(PS3)メダルオブオナー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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