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カテゴリ:PS3ソフト
実は週末にKILLZONE3のシングルプレイを徹夜でクリアしたのだが(ちょっとずつやろうと思っていたがあまりの迫力に一気にエンディングまで突進してしまったのよ。その話はまだ別途。)、その後すぐにアサシンクリードに戻ってる状態。 アサシンクリードシリーズは、いわゆる箱庭ゲーム。 ローマの街をほぼ再現したマップ上をミッションを受けながら、時にはターゲットに見つからない様に雑踏をかいくぐって尾行し、時にはパルクールな技術で屋根から屋根へと飛びまわり、敵勢力であるボルジア家の傭兵を時にはガチンコでぶっ殺し、時には背後から忍び寄り音もなく消すというイタリア中世に暗躍するアサシンが主人公のこのゲーム。 "アサシンクリードブラザーフッド"はシリーズとしては、3作目となり前回の話の続き的なストーリです。 そして、実はこの舞台はマトリックスのような仮想世界というストーリーが根底にあります。 現代に生きるアサシンの末裔の青年のDNAに眠る過去の記憶を呼び起こし、シンクロさせることでその世界にいけるというアニムスという装置の中での話なわけですね。 このバーチャルワールドであるというゲームシステムが、中世のローマの箱庭ゲームと近未来SFな雰囲気をうまく融合させると同時に、ゲームシステム上行けない場所があるとか(このエリアのDNAのシンクロ率がまだ低いからいけないなんて理由付けができる。)、壊れた建物をあっという間に再建してしまうといった理不尽な現象の説明がうまくついていて、プレイしていても違和感がないわけです。 さて、3作目となる今回はおつかいゲームになりがちな箱庭ゲームを飽きさせない工夫が随所にちりばめられていて感心させられます。 本流のミッション以外も色々と工夫があって、非常に面白い。 ・舞台となるローマは敵勢力であるボルジアの支配下にあるので、各城の番兵を暗殺する事でその地域の商店や、施設を再建する事で、アサシンへの収入が上がる。 ・一時、敵勢力へ仕えていたレオナルドダビンチが作り上げた、大量破壊兵器の設計図を燃やし、同時に試作品を破壊する。 ・ボルジアの傭兵と闘っている街の人を助け、アサシンにスカウトし、アサシンギルドを作る と、単なる同じようなお使いゲームではない豊富なバリエーションがあります。 今回は、暗殺もかなりやりやすくなっていて、アサシンギルドの部下達がかなり使えます。 道をふさいでいる傭兵にロックオンしL2コマンドで部下を呼ぶとブレード一閃上空からバサッとかぶさって暗殺していく、部下達の頼もしい姿を街の住民にまぎれてベンチに座りながら高見の見物ができたりします。 チェーザレ・ボルジア、レオナルド・ダビンチ、カテリーナ・スフォルツァ等々、実在した歴史上の人物も登場し、忠実に再現されたローマの街の名所旧跡を再建しながら、エンディングを目指す本作。 一応Z指定ですが(かなり派手に血しぶき飛びます。)、教科書読むだけの退屈な世界史の授業を受けているより、このゲームやっていたほうが、よっぽど中世イタリアの歴史と地理に詳しくなるのではなかろうかと思います。 まったく、何Z指定にしてるんだよ、ゲーム脳おっさん連中のバカめと言っておこう。 (PS3)アサシンクリード ブラザーフッド(メール便送料無料)(PS3)アサシンクリード ブラザーフッド(新品) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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