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カテゴリ:PS3ソフト
私が小学校の図書館でひたすら読んでいたのは あかね書房の少年少女世界SF文学全集で、 ・『地底世界ペルシダー』エドガー・ライス・バロウズ ・『海底の地震都市』 フレデリック・ポール & ジャック・ウイリアムスン ・『海底二万リーグ』 ジュール・ヴェルヌ あたりが記憶に残っている。 海外SF文学を低学年向けに翻訳したこの手のSF本は、ほとんど読んだのだが、記憶に残っているのが、『海底二万リーグ』とか『海底の地震都市』とか『地底世界ペルシダー』と何故か宇宙というより地面深い系(笑)に偏ってるのは、まるで今から紹介するゲームの話題に無理矢理結び付けようとするなぜか恣意的なものを感じるかも知れないが、事実だから仕方がない。 特に、『海底の地震都市』なんていうSF小説はわざわざ本屋で買い直して未だに実家の書庫にある。 イデオンだかエディオンだとかいう高圧力に耐える特殊金属が発明され、海底に都市が作られているという近未来物で、その海底都市に何故か微小地震が頻発し、それは人為的な地震という疑惑を持った軍に所属する主人公が、怪しい動きをする友人に疑惑を抱き出す・・・。しかしその結末は! といったお話。(書いててまた読みたくなった。) そうそう、それからよく読んだのは、学研の学習まんがのひみつシリーズ。 この手のマンガ学習本は親も勉強の一環と認定してくれるからバンバン買ってくれた。 「人体のひみつ」と「地球のひみつ」が大好きで今も大事に持っている。 両方とも、同年代の小学生とあと物知り博士とロボットのセットが人体探査艇とか地球探査艇に乗って現場言って秘密を勉強するアドベンチャー仕立てが楽しかった。 『PIXEL JUNK SHOOTER2』をプレイしていると何故か、そんな昔のSF小説だとか学習漫画本が思い出される。 地底(今回は生物の腹の中ステージもある)奥深くに救助艇で向かい、酸や溶岩や水といった物理計算された流体を掻きわけ、敵キャラをミサイルで撃ちつつ、様々なギミックを解き明かしながら、取り残された人を救出するというシューティングゲームなのだが、なぜかそのゲームシステム、テンポ、絵柄、フォント、音楽、質感にちょっと現代ゲームとは違う、ちょっと一昔前に想像した未来を感じさせるようなノスタルジーが見え隠れするのですね。 だから、シューティングという言葉から想起されるギラギラ弾幕、激ムズ仕様とは全然違うなんとも言えないまったりとした、知的でゆっくりとした癒しのプレイ時間が過ごせます。 音楽を担当しているのも、イギリスのElectronicaバンド"High Frequency Bandwidth"。 この方達の手によるPOPでアンビエントな曲もまたこのゲームの完成度をさらにローアートの領域まで引き上げています。 PlaysStation3のMUSIC VISUALIZERといったゲーム機の根幹部分の開発にも携わるQ-Gamesはゲームシステムも非常に安定していて、バグ知らず。 前作と合わせて購入しても1,500円。 これは非常におススメしておきたい。 【送料無料】【中古】世界SF全集29 小松左京 早川書房 【21%OFF】[CD] (ゲーム・ミュージック) PixelJunk Eden オリジナル・サウンドトラック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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