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『やあちゃんばあちゃんの石ころ人生』第2章 ~その19~
著:河上八千代
※ 前回からの続き
聖書通読についてちょっと書いておきます。私の場合ですが、創世記一章から始めて、一日一章は必ず読むことに決めました。病気かなんかで読めなかったときは、次の日二章読みました。ここのところは厳しく自分に課しておかないと、私という人間は放り出してしまいかねないと思って、頑張りましたよ。それから、聖書を読む時は、聖書注解書を一緒に読んだ方が断然いいです。注解書にはその時代の事や、その背景、その地域のしきたりとかが、色々書いてあるので、聖書に書いてある事がよく理解出来ます。
因みに、私が使っていた注解書は主に次のものです。
ウエスレアン聖書注解 新約篇 イムマヌエル綜合伝道団出版局
ウエスレアンバイブル注解 一巻――三巻 イムマヌエル綜合伝道団出版局
新約聖書講解シリーズ イムマヌエル綜合伝道団出版局
新聖書講解シリーズ 旧約 いのちのことば社
そのほかにも何冊かありますが、これらの注解書は私が大切に使っていたもので、棚に揃えて取ってあります。
私の子孫たちよ。私の聖書と注解書、これこそ私が残す財産だから、決して捨てないでね。これらのものは何十年経っても何百年経っても変わる事のない価値あるものだから折々に開いて見て下さい。特に聖書には私の書き込みが生々しくビッチリ書いてあるから・・・。それに聖書って読んでみると結構面白いよ。
創世記は天地の創造から植物・動物・人間の創造。・・・その、人間に罪が入り、各地に散らされていく様・・・。それはそれは壮大な物語です。また、サムエル記・列王記・歴代誌とイスラエルの国の歴史も壮大です。その他にもいろいろな物語が散りばめられています。エステル記の最後のどんでん返しは胸がスカーっとしますし、雅歌書はイエス様からの熱烈なラブレターに見えます。ヨブ記は苦しかった時にどれほど励まされたことか・・・。このヨブ記ね、読んでご覧よ、シェークスピアの舞台劇みたいですよ。
クリスチャンは聖書の言葉を「みことば」と言いますが、苦しい時、辛い時、あるいは絶望の時、聖書のみことばが突然目に、胸に、グーンと飛び込んでくるんですよ。こう言うのを神様から私個人に「みことばが与えられた」と私たちクリスチャンは言います。そして与えられたみことばを信じて祈って行きます。いちばん覚えているみことばはこれです。
“たとい、その根が地中で老い、その根株が土の中で枯れても、水分に出会うと芽を吹き、苗木のように枝を出す。”(ヨブ記十四章八,九節)
このみことばは父ちゃんが末期の癌で入院した時に与えられたみことばでした。父ちゃんったら前から具合が悪かったのに、病院に行くのが怖くて私や周りの人がどんなに勧めても行こうとしなくて・・・、病院に行った時にはもう末期でした。治る見込みはないとお医者さんに言われて、それならなおさら一日でも早く、イエスキリストを自分の救い主と信じて、平安の内に天国への希望を持って最後を迎えてほしいと、切実な思いで祈っていた時に、私に与えられたみことばでした。
※ 続く
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ひいちゃん朗読 人権作品コンクール最優秀賞受賞 「ぼくの人生こんぺいとう」
「光への手紙」 作詞 : ひいちゃんパパ 作曲・歌 : 人力車さん
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最終更新日
2020年05月15日 17時17分35秒
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