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奥が深い。
ナンナさんは、昨日の夕刻、しきりにマッサージにぼくを誘い出した。ぼくはケララのアユルベーダを皮切りに、かなりのマッサージを受けてきた。タイ国については、相当の場数になる。それで、タイ式マッサージとはこんなものだというイメージがいつしかできあがっていた。それは固定観念にすぎなかった。 彼女自身初めてというマッサージ院に入った。非常に驚いたのだが、わがムラのすぐ側にそれがあった。何度もご紹介している通り、わがムラは往復12車線の一級国道に面している。この道には信号というものがない。時速100キロ前後のスピードで車が昼夜間断なくビュンビュン走っている。道を渡るなどということは大それた考えである。道の両側には中古車市場が延々と展開している。殺伐とした埃っぽい風景がそこにある。 新マッサージ院はその国道のとある中古車市場の脇の細い道を入るどん詰まりにあった。彼女は前から注目してはいたという。院の中に入って驚いた。中は非常に広く、薄暗いが美しく飾られており、バーや軽食、みやげ物店まである。行きつけの「ローズ・マッサージ院」とはまったく異なる。ナンナさんがレセプターの中年の上品な美しい女性となにやら話し合って、アロマ・セラピーのマッサージ1時間をオーダーした。 それは、ずばりケララのアユルベディックなマッサージだった。ほとんど全裸(ケララは全裸になる)にさせられ、全身アロマ・クリームを刷り込むというマッサージである。部分的に圧迫(プレス)式のマッサージも入る。首から上は、主に指圧のようなマッサージであった。 (ここでも、ナンナさんは、日本とインドの話をしゃべりまくっていた。もちろんわが社GRIPケララ社の宣伝もやっていた) 奥が深いと言ったのは、大きな美しいマッサージ院がまったく目立たない場所にしかも近所にあったということ、そしてその手法がケララのアユルベーダの影響を受けたマッサージであったということによる。東京のタイ王国大使館からただでいただいた日本語のガイドブックに、”タイ式マッサージはアユルベーダの影響を受けたものである”、と書いてあった。タイ国で、たくさんマッサージを受けてきたけど、アユルベーダより中国の影響を感じていた。昨夕、このガイドブックの言うところを初めて納得した。タイ式マッサージとはこんなもんだという固定観念が打ち破られた。 マッサージを受けている最中、スコールがやってきた。帰宅途上、東方向(夕日の反対方向)の空(都心方向)に、虹が1/3ほど見えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
タイという国は素晴らしい限りですね。一度行ってみたいものです!!
(2011.09.18 13:31:23)
岡島さん
>タイという国は素晴らしい限りですね。一度行ってみたいものです!! ----- はい。少なくともぼくにはそう見えます。ぜひいらっしゃってください。 (2011.09.18 13:41:38)
そうですよね。実際、ひかるさん・ナンナさん・ニック君にお会いしてみたくなりました。
(2011.09.18 20:02:06)
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