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関係力(相対性)経済学RELATIVITY ECONOMICS

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ひかる0513

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2012.05.25
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  • DSC_0837fish tank.jpg


昨日、Nさんが強引にぼくを誘って、サマルアンソンイチバに行った。このイチバは、広大な駐車場を持っていて、群小の金魚、鯉カープ、淡水熱帯魚が売られている。Nさんは、喪った鯉カープの痕を埋めようと決心した模様である。彼女は、ぼくの部屋に入ってきて、突然つぶやいた。ぼくはベッドで腰痛に苦しんでいる。

「何かが 欠如してるのよね 何かが この美しいおうちに」

そうかい?ぼくには十分すぎると思うけど 

「いいえ ひかるぅ 鯉カープを わたしいかに愛していたか 今わかったのよ あなたに思い出させて悪いけど」

・・・・

「ね サマルアンソンに行きましょ 大きめの水槽を買って そこに何匹か泳がせましょ」

今でもね N ぼくは時々涙ぐむんだよ 鯉カープの死は われわれ旅の安全の犠牲だよ N 覚えてる? 君が浅草寺で引いたおみくじ 「凶」と出たね で もう一度引いたら また「凶」だったね 妹のIが 君の落胆を見て 走って行って 社務所でお守りを買って それをNに上げたよね お坊さんの言うには 2度引くものじゃないと そのおみくじを所定の場所に結んで お返ししたことを 覚えてる?

「もちろん 忘れられないわ 二度とも・・・ほんとに怖かったもん お姉ちゃんに感謝よ 大切にショルダーバックに結んであるわ」

あの二つの「凶」が 鯉カープが引き受けてくれたんだと思う だから ぼくは鯉カープはしばらく 飼いたくないんだ

「わかったわ ひかるぅ そういう風にものごとが繋がっているのね でも この美しいお家を もっと美しくしたいのよ 行かない?イチバに?」

よし 行こう 立てないんだ 手を貸してくれ

痛い腰をかこちながら、Nさんの運転するシェボレーに乗った。そろりそろりと イチバを歩き回った。ぼくの欲しい魚は青色の熱帯魚である。イメージは海にもぐってサンゴ礁で見かける奴。でも、ここには淡水魚しかいない。Nさんは、あちこちで10年の友達のように店員・オーナーと話し込んで情報を集めてくれる。まず、水槽のシステムを買う店を定めた。そこを拠点に魚探し。結局行きつけの魚屋で、ネオンフィッシュ、オレンジ??、 薄いブルーのなんとかなんとか、そしてなんとかxxxの4種類の魚を1000Bほど買った。水槽も買った。種類の基準は、棲息水位の棲み分けである。はいつくばる魚、底の方に泳ぐ魚 中層に泳ぐ魚、そしてオールラウンドに泳ぐ魚。

このほかにたくさん座布団やクッションを買った。これにはある目的がある。

帰宅して、新しいシステムをゲストルームに設置するのにNさんは、働くは働くは。若いんだなあとぼくはソファーに横になって眺めているだけだった。そこで分かったのだが、Nさんがイチバでぼくを車に座らせて、どこかに消えた瞬間があった。家で、黒と黒赤のブチの出目金を買っていたのだった(出目金の他に蘭の花も)。従来の金魚は非常に狭い水ばちに泳がせていた。それを鯉カープ12匹が泳いでいた水瓶に移し、出目金もそこにリリースした。元鯉の水瓶は重い物で、Nさんにはとても手に負えない。しょっちゅう巡回しているお巡りさんを捕まえてきて、設置した。

座布団をゲストルームに敷いて、部屋は完成!熱帯魚の水槽は明るく美しい。Nさんは、すっかりご満悦の様子。

座布団をたくさん買った訳は、土日にNさんの友だちが泊まりに来るからだ。その友だちは一人かと思った。ところが、何人来るか分からないというのだ。それで、何人かの友だちの家族のために、ディズニーでの買い物のビニール袋に、何か小さなギフトを詰め込んでいる。数がわからないのによくまあ そんなギフトセットを作れるもんだと思って眺めていた。ノイさんのお客の接待でも感じるのだが、いったいお客が何人来るのかわからないという状態が普通のようだ。今まで、お泊りしていったのは、遠来の日本人に限られた。初めてタイ人のお客が泊まりに来る。賑やかなものになりそうだ。

大勢のタイ人の中に一人居ることにすっかり慣れているぼくである。

もちろん、熱帯魚新設と金魚の移設、そして座布団の買い込みなどは、この客を呼ぶための準備である。


あ、そうそう、 ぼくは熱帯魚を飼うのは、生涯で初めてである。





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Last updated  2012.05.27 09:57:18
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