|
テーマ:楽天写真館(354875)
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日、ニックにカレーを作ってやった。ぼくは、いままで作ったカレーで、あまりおいしいと思ったことがない。ニックはぼくの作ったあまりおいしくないカレーになじんでしまって、日本に行った時も、ジャパニーズカレーを注文しまくっていた。あるときカレーがなくてハヤシライスがあるという高級レストランに入ってしまった。ニックは、そのとき失望してさめざめ泣いたものである。が、そのハヤシライスがまた彼にとって絶品だったらしい。 昨日、ニックは来るなりに「こいちアンクルゥ ジャパニーズカレー プリーズ」と合掌して、左上の方向に視線をやって、目をパチクリするタイの子ども特有のおねだりをした。ぼくは、承知して、夕食に、そのJPカレーを作ってやった。自分に厳しいぼくが―だれ? そこでクスってわらうやつ―、今回のカレーは絶品の味と折り紙をつけることができた。しかし、激辛の辛さにしたのである。彼は、リビングの入って一人で食べた。出てきた彼の顔を見た。口を大きく開けて、顔をしかめて、涙ぐんで、「スススパイシー」と叫び、ミルクをがぶ飲みし、ぼくのアイスウォーターががぶがぶ飲んだ。皿を見ると、きれいーに舐めたように食べてある。 今日は午前に、塾があり、午後にやってきた。「ハングリー ハングリー」とニックは飛び込んできた。そうだろうと、ちゃんと昨日のカレーを希釈して激辛を、中辛ぐらいにして火を入れて待っていた。Nさんが、ニックのために日本米(タイ産ではある)を大盛りにしてニックにカレールーをかけてやった。ぼくは、Nさんにカレーうどんを作っていた。彼はお代わりをしに来て、日本米を底の底まで空っぽにしてカレーを食べた。皿は昨日と同様舐めたようにきれいに食べられていた。 そだそだ 話は違うが、昨日、夕食を終えて、すぐに机に向かって、日記を書いた。「発見」というタイトルである。Nさんは近づいてきて、ぼくの画面を見て、たぶん漢字が多いので文章が黒く見えて、学問のことを書いていると思ったのだろう。わざわざ熱心に言った。 「ひかるぅ 聞いて聞いて あたし ひかるぅのような男guyを見たことがないわ。世界中のどんな男とも異なる(different この字は傑出してという意味でもある)わ それは断言できる(i m very very sure)わ わたし あなたを とても誇りに思うの」と。ぼくは生涯でこんなことを言われたことがない。洪水の困難な時も、病気のときも、忙しいときも、旅行中も、うまずたゆまず、研究にいそしみ努力している素の姿が、評価された。ありがたいと思って、じ~んときてしまった。 写真は、カレーうどん。 なお、裏の運河の水位がぎりぎりまで上がっている。 ポットドール ややバランスをよくしたけど、こうしてみると、まだまだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.16 16:51:16
コメント(0) | コメントを書く |