カテゴリ:●猫
「爪を研ぐ」というのは人間なら、「用意怠りなく機会をねらう。野心を抱いて待ち構える。」というような意味合いで使いますけど、猫の爪とぎの目的は「武器の手入れ」と縄張りをアピールするための「マーキング」だと言われているようですね。
でもノラちゃんや、アウトドアも楽しんでいる猫はそうかもしれませんけど、うちのねこみたいに、インドアしか知らない猫にとってのツメトギって、どうにゃんでしょうね。 爪にしろ牙にしろ武器はたいして必要でなし、ちょっとした気分転換ないし退屈しのぎ、あるいはただのくせ、ようするににゃんとなくってかんじで、やっているようにゃ。 それでもわがままな猫のことですから、場所はそれぞれの勝手なおきにいりがあって、 「ツメトギはここでせよ!」 とか 「そこはダメ!」 などという飼い主の命令どころかお願いさえも聞いちゃくれません。(必至にしつけもしてないけど) まあ我が家の場合、どこで爪をとがれようと、アラマ大変というような高価な家具も絨毯もないし、安マンションだから傷をつけられてとりかえしのつかないような立派な柱もありゃ~しませんから。にゃはは 今は亡き、くっきーがなぜか爪が研ぎたくなる壁があって、メンテニャンスが追いつかず、そこだけどうしても壁紙がボロボロになるので、仕方なくその場所をくっきーのツメトギコーナーと認定して、部分的にワインのコルク栓を半分にカットしたものを一面に接着していたことがありましたっけ。 (あ~っ今思えば、いい思い出にゃり。写真に撮っておくんだったにゃ~) 今、一番どこでもおかまいなしに爪をとぐのはクリクリですが、壁ではやらないのがせめてもの救い。頻度が激しく何度張り替えてもすぐボロボロになるBOXに、今では100円ショップで仕入れたミニじゅうたんを貼り付けて、そこをクリクリのツメトギコーナーにしました。 ツメトギとして市販されているものがいろいろありますけど、100円くらいから買えるダンボール製の直方体は、安価ゆえ何度か購入しました。でも、そのまま置いておいても、脇息がわりによりかかるだけで爪を研ぐと言う行為はほとんどしませんね。添付のまたたびパウダーをふりかけると、とたんに3匹が興味津々、入れ替わり立ち代りして爪を研ぐというより、ベロベロなめまわして、カミカミ、グジャグジャにして1日で形がなくなります。 まあ1日使い捨ての愛されおもちゃとしてなら、充分その任務を果たせたと言えるし、値段からしたら「OK」にゃんですが、いかんせんあたりいちめんダンボールカスが散らかってあとかたずけが面倒なこと、この上なし。 と言うわけで、ダンボール製はかたちの如何を問わず、最近は買わないことにしてます。 先日、キャットフード購入の際に見かけたツメトギ↑が、猫型であまりにも可愛いくて、おまけにダンボール製ではなさそうなので、3にゃんが振り向きもしなくても置いておくだけもいいかもと久々ツメトギを購入しました。 案の定、はじめは3にゃんすべてに無視されました。 が、以前買ってあったまたたびパウダーをふりかけたら、3にゃん入れ替わりたちかわりスリスリベロベロ攻撃がはじまりました。 でも麻縄製(胴体部分)なので丈夫です。 あくまでも、またたびパウダーに反応しているだけです。 つめとぎとしては、おでぶのミミオとクリクリには、少々サイズがちいさすぎのようですにゃん。 結局、クリクリの枕?。でも可愛いからいいにゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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