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前から一度見てみようと思っていた黒柳徹子さんの海外コメディーシリーズの舞台を初めて見てきました。
劇場はル・テアトル銀座、今回のルーマーズの初日18日です。 ルーマーズ(Rumors)は「噂」という意味の英語だそうで、サブタイトルの「口から耳へ、耳から口へ」と、嘘話やウワサ話がひろがって、とんでもない大騒ぎになっていくというドタバタコメディでした。 舞台は1軒の家の1部屋1場、20分休憩を挟んだ2幕で登場人物は結婚20周年記念パーティに呼ばれた4組の夫婦と警官2名の10人のみ。 幕が上がるとクリス役の黒柳徹子さんが一人だけ、舞台中央左手に立っています。衣装は赤と金の重そうな生地たっぷりふわっとロングなヨーロッパ貴族風ドレスです。 黒柳さんの夫ケン役が息子ほどの年齢差がある羽場裕一さん。 最初に訪れたクリス&ケン夫婦が、この家の主がピストルで耳たぶを撃って倒れているのを発見、奥さんはいないし、何がどうなっているやらさっぱりわからないけど、友人夫婦のスキャンダルをなんとか隠さなくてはと次々と訪れる夫婦に、その場しのぎの作り話でごまかそうとする...という馬鹿馬鹿しいストーリーです。 かとうかず子さん、大森博史さんが2組目、茅島成美さん、鶴田忍さんが3組目、平栗あつみさん、石田登星さんが4組目の夫婦、森レイ子さん、石田圭祐さんが警官役です。 テレビコマーシャルでは「10秒に1度笑いが起こる」と言っていたのですが、私メ、お笑いには非常に厳しいタチゆえ、ちーとも笑えませんでした。まぁ大目に見て2箇所くらいでしょうか。 それよりも、黒柳さんの歩き方が気になってしまって。・・・・ 舞台には中央に階段があって、二階に怪我をした主が寝ているという設定になっている(実際には最後まで主夫妻は登場しません)ので、羽場さんなどは何度も階段を上り下りしますが、自動昇降BOXも設けられていて、黒柳さんだけはこれを使って二階に上がってました。 今年6月に足を怪我されたようですし、来年齢80になられるわけですから足腰が弱るのはあたりまえで、そのわりに頑張っていらっしゃると申し上げるべきでしょうね。 (足が悪いのに、あいかわらず、ぽっくりのようなあげぞこシューズを履いていらっしゃるのが不思議でしたが。) カツゼツも昔はあんなじゃなかったよにゃ。 私も下前歯を直してからカツゼツが悪くなったのは自覚しているので、黒柳さんもきっと、歯を治されたんだろうと、これは前々から「徹子の部屋」を見るたび思っておりました。 黒柳さんの舞台、海外コメディーシリーズは20年以上前からやっていたんですから、もっと若い頃のを見るべきだったかも。 舞台は編集も修正も効きませんから、こわいですよね。 舞台俳優の過酷さと、加齢の厳しい現実を改めて実感したにゃ~。 ヒトゴトじゃありません。・・・・ 最後に明るい話題を。(にゃはは) かとうがず子さん、頑張ってます。 さっきみたら、初日舞台あけに、ブログいつも頭に老眼鏡を更新していらっしゃいました。エライ! ※黒柳徹子海外コメディーの歴史 http://www.parco-play.com/web/play/tetsuko_history/ ※ル・テアトル銀座 http://www.theatres.co.jp/letheatre/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月18日 18時25分29秒
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